中国貴州省とそこで暮らしている苗族トン族等の少数民族を紹介しています。

日本人には余り馴染みのない中国貴州省と、今私が一時滞在中の雲南省や大理白族自治州大理古城について

行方不明のMH370便

2014年03月12日 | 中国事情

マレーシヤ航空(中国語では略称で馬航と云う)MH370便が行方不明となって,既に五日間,110時間経っても、依然として、その機体の行方がつかめない事で中国でも苛立ちが募って居るようです。

マレーシヤ航空370便が消息を絶ってから連日中国では、TVは無論の事、新聞等でもそのニュースは大きく取り上げられています。特に中国中央TVの国際ニュースチャンネルや上海衛星TV等では、最近は連日のように特別番組を組んで、マレーシヤ航空370便関係のニュースを取り上げています。

マレーシヤ航空370便は北緯06°55′15東経103°34′43付近でレーダーから、その機影が消えたので、この海域を中心に捜索を続けて来たものの依然として、手がかりが全く掴めないので、現在ではMH370便の飛行ルート以外の陸地、海域にも捜索の範囲を広げて捜索も行われているとの事です。

行方不明機の捜索には、中国は無論の事ベトナム、アメリカ、オーストラリア、台湾等8カ国の国々から軍艦を含む42艘の船舶、35機の航空機等も捜索に参加しているとの事です。中国の海洋衛星や資源衛星等の人工衛星も捜索に協力しているとの事。また、MH370便が方向を転換して、進行方向とは、全く逆のマラッカ海峡へ向かい、その後消息不明になったとの一部の報道には、マレーシヤ軍関係者は、その様な事実はないと否定したものの、あらゆる可能性を考慮して、一部の国の関係当局は、その海域でも捜索を始めたとの事です。

一時救命道具を付けた死体が発見されたとの報道が一部の中国の新聞(電子版)等で流れたようですが、このニュースも否定される等、依然様々なニュースが流れ混乱しているようです。

今日12日の中国中央TVの22時のニュース番組の中では、MH370便の副操縦士が、以前飛行中にコックピットに若い女性二人の乗客を入れたと云うニュースも報道していました。そのニュースの中では、コックピットに入って、一緒に副操縦士と写真を撮ったと云う若い女性を取材した上で、副操縦士と一緒に撮ったと云うその写真もニュースでは流していました。

12日付の新京報(電子版)では、MH370便とマレーシヤ空港管制塔との最後の通信の内容を公開していますが、それに拠れば、マレーシヤ空港管制塔の係員が「まもなくホーチミンの管制に移る」と云ったのに対して、操縦士が「了解」(中国語では好的)と応えたとの事。その3分後にはレーダーからMH370便の機影が消えたそうで、これがMH370便との最後の交信となったとの事。

 

 



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