中国貴州省とそこで暮らしている苗族トン族等の少数民族を紹介しています。

日本人には余り馴染みのない中国貴州省と、今私が一時滞在中の雲南省や大理白族自治州大理古城について

大理州下関に出来たパン屋「石釜工坊」

2017年03月14日 | 雲南省

大理州の下関に、石窯工坊と云うパン屋が新しく出来ました。何でもこのパン屋は、「仁科 慎太郎」と云う日本人パン職人の指導の下で出来たパン屋との事です。このパン屋は、日本人パン職人が、中国人にパン作りを指導して出来たパン屋との事で、知り合いの中国人が、私に教えて呉れたのです。

大理市下関に出来た石窯工坊と云うパン屋で、日本人パン職人が指導しているとの事。大変美味しい上に、値段もお手頃。

 

それで、先日下関に行った際に、このパン屋に立ち寄ってきました。この店には、中国のパン屋では余り見かけないメロンパン、アンパン等も店頭に並んでいました。特に、メロンパンを売ってるのには驚きました。昆明のパン屋で、アンパンを売っているのを見た事は、ありますが普通はアンパンを売っているパン屋は余り見かけません。

アンパンは、粒アンですが、私もコシアンより粒あんが好きですが、日本で売っているアンパンと全く同じ味。


過度に、甘くもなく程よい甘さで、粒あんでとても美味しいです。但し、大理市の中国人にはアンパンはそれほど人気がない様で、店長に拠れば、今は一日6個しか作らないとの事。

 

メロンパンを売っているとは夢にも思いませんでした。一個6元とお買い得です。当然ですがとても美味しい。

 

石窯工坊のパンは、日本人のパン職人が、中国人職人を鍛え、教え込んだと云うだけあって確かに美味しいです。また、値段が安いのも驚きました。このブログでも何度か触れたのですが、大理古城の物価は大変高くて、中国で云うところの一線級の都市である北京、上海、広州等の都市並みの高さです。食堂やレストランの食べ物も高い上、とても不味い。古城内にも、パン屋も数軒あるのですが、他と同様で不味くて、高い。

この店のパンは安いうえ、大変に美味しです。応援したくなるパン屋さんです。アンパン、メロンパン等は一個6元、サンドイッチも一個6元。食パンは一斤8元。

中国語でサンドイッチは三明治と云うのですが、こちらも一個6元と安くて、大変美味しいです。

 

クロワッサンは1個3元と安い。

 

ピザの様な類の物もありますが、私も全部は食べてません。

 

大理古城内の某パン屋のサンドイッチは一個9元ですが、とても不味いです。食パンもパサパサしていて、砂糖が入っていて甘くて、口に合わない。大理州で売っている食パンは、どういうわけか砂糖が入っていて甘いのです。甘くない食パンを探していたのですが、大理古城内は無論、大理市内のパン屋にも甘くない食パンは売ってません。石窯工坊の食パンには、当然砂糖は入って無いので甘くありませんし、日本で食べていたパンを思い出す様な味です。

テラミス、チーズケーキ、プリン等のケーキ類も売ってるのですが、未だ、私は食べてません。だたケーキ等も値段は15元から18元ですから、他の店の比べるとケーキ類も安いです。実を云うとこのパン屋のアンパン、メロンパン、サンドイットが余りに美味しいので、大量に買い込んで知り合いの中国人や日本語を教えている学生達に配っているのですが、皆異口同音に「好吃」(美味しい)と云います。また、店は何処にあるかを、私に尋ねて来ます。

とても美味しい上、値段もお手頃で、心から応援したくなるパン屋さんです。



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