中国貴州省とそこで暮らしている苗族トン族等の少数民族を紹介しています。

日本人には余り馴染みのない中国貴州省と、今私が一時滞在中の雲南省や大理白族自治州大理古城について

昆明3・01テロ襲撃事件の逃走犯逮捕

2014年03月04日 | 雲南省

3月3日付の新華社(電子版)に拠れば、中国公安部の発表によると、今回の無差別襲撃事件は、阿不都依木·库尔(アブドライム・カアルバン)を首謀者とする8名(男6名、女2名)のテロリスト集団が起こしたもので、襲撃現場で、襲撃犯の内4名が射殺され、一人(注:女)が逮捕されたものの、残りの3名(注:男2名、女1名)は逃走中だったが、事件発生から約40時間後の3日午後迄に、全員が逮捕されたとの事です。3月3日付の鳳凰網(電子版)等に拠れば、8名のテロリスト集団は、僅か25分程の短時の間に、刀で170名近くもの人間を殺傷した(注:死者29名、負傷者143名)ので、襲撃犯人達は、それなりの訓練を受けた者達では無いかとも推測しています。

また、今日4日昼の中国中央国際TV等では、犯行現場で、犯人4名を射殺した、一人の「特警」(注:特別警察、SWAT)の話と云うのを放送していて、その特警に拠れば、襲撃犯に刀を捨てろと忠告したものも、警告を無視してこちらに向かってきたので4名を、その場で射殺したとの事。その時間は僅か15秒だったそうです。犯人との間の距離も1メートルも無かったそうですが、インタビューした記者が「犯人の何処を狙ったか?」と尋ねたのに対して、このSWATは「胸」とも答えています。無論顔は見えないようにしての取材でしたが、、、。

また、国家衛生局の話として、重傷者の内20名は依然生命の危機を脱していないとも話しているとの事です。

私が今滞在している大理白族自治州は昆明から約350キロメートルほど離れた雲南省でも有数の観光地ですが、地元の人の話では大理白族自治州を訪れる観光客も、今回の事件の影響で数が減っているとの事です。また、ネット上では様々な無責任な噂が、根拠の無い噂が飛び交っているようです。



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