中国貴州省とそこで暮らしている苗族トン族等の少数民族を紹介しています。

日本人には余り馴染みのない中国貴州省と、今私が一時滞在中の雲南省や大理白族自治州大理古城について

大理は連日快晴の天気

2017年12月04日 | 雲南省

大理は11月初めに一度雨が降った後は、略一か月近く雨が降っていません。ここ一週間は、最低気温4、5度、最高気温は18度乃至19度と大変にいい天気が続いています。11月中旬頃までは最高気温は、20度を超えていたのですが、12月になり20度を超える事は無くなりました。

先日偶々中国人の知り合いとタクシーに乗ったのですが、タクシーの運転手は四川省成都出身で、当兵(中国語で当兵とは軍隊に入隊する事)で雲南省の部隊に入隊した後、除隊したものの大理の気候がとても気に入って大理に定住しているとの話でした。成都の気候は、夏は暑いし、冬は寒いので雲南省の気候に慣れた身には成都の気候は耐え難いとの事でした。

昆明市に10年近く滞在している日本人の話では、昆明市は高齢者の人口が増えているとの事ですが、それは退職者が快適な気候が気に入り昆明に移り住んで来るからの事です。私の知り合いの中国人の故郷は、河北省石家庄市ですが、親の為に雲南省にマンションを買ったそうです。河北省は、今中国の中でも一番空気の汚染が深刻な省の一つで親の事を考えて家を買ったそうですが、大理も快適な気候を求めて、他所から移り住んで来る人が絶えない様です。それが大理市の不動産高騰の原因の様です。

私のところで日本語を勉強している学生達とも時には気候の話になるのですが、学生に拠っては、夏は40度を超える、冬は雾霾が酷いとか、大理の気候が気に入っている学生が多い様です。

私達が乗ったタクシーのその運転手が云うには、「軍隊に入った際には、若し日本と戦争になったら日本へ砲弾をお見舞いするのが俺の夢だった」と笑いながら話して呉れました。また、その事を私に云う前には「怒らないでね」とも付け加えましたが、なかなか面白い、話好きの運転手でした。

 

少し、かすみ掛かっていますが11月の初旬以来大理はとても良い天気が続いてます。山側が西になりますので、太陽はこちら側に沈みます。


中国語には、「青天白雲」と云う言葉がありますが、正しく青天白雲です。以前私が3年程滞在していた貴州省貴陽市では、冬この様な天気は先ずお目に掛かれません。


今の時期ですと5時頃に太陽は山に隠れてしまい、太陽が沈んで一時間もすると気温が急激に下がります。大理は今の時期でも6時半過ぎまでは明るいです。

 



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