中国貴州省とそこで暮らしている苗族トン族等の少数民族を紹介しています。

日本人には余り馴染みのない中国貴州省と、今私が一時滞在中の雲南省や大理白族自治州大理古城について

ニューズウィーク日本版の記事「中朝首脳会談を両者の表情から読み解く」も変

2018年04月01日 | 日本と中国

2018年3月30日付ニューズウィーク日本版の「中朝首脳会談を両者の表情から読み解く」と云う記事も可笑しいと思います。この記事の中にある「金正恩委員長は会談中、メモを取っていた 3月26日に行われた習近平国家主席と金正恩委員長(以下敬称略)との首脳会談において、最も驚いたのは、金正恩が必死にメモを取っていたことだった。習近平が話をしている間は、中国語が分からないと思うのだが、それでもしっかり習近平の顔を見つめ、通訳が朝鮮語に通訳し始めると、必死になってメモを取る。首脳会談ではあり得ない姿だ。北朝鮮においては、さらにあり得ないことだろう。」と云う記事も矢張り誇張があると云うか、意図的な捻じ曲げがある様に思います。どう見ても金正恩が、必死にメモを取っているとは感じられないからです。

ですから、この「中朝首脳会談を両者の表情から読み解く」と題した記事の一部の内容には、かなり自分に都合よく解釈した様に思います。必死にメモを取っている訳では無いので、その後に続く表情から読み解いた解釈も、余り信頼が置けないと云う事になります。

尚、習近平の特使として、この中朝首脳会談に同席した楊浩篪は、3月29日30日に韓国を訪問して文大統領らと会談をしたとの事です。金正恩が非公式に中国を訪問したのは、3月25日から28日ですから、彼が帰国するとすぐに中国外交のトップを担う楊浩篪が韓国に向かい会談の模様を韓国側に報告した事になります。(注:中国側の公式発表では、今回の金正恩の訪問は、習近平中央委員会総書記・国家主席の招請を受け中国を訪問したとなっています。)

 

 

 

 

 



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