29 日米関係 -152-
ⅹ 大東亜(太平洋)戦争 1941-1945 -60-
⑸国内の状況 ②朝鮮・台湾(国内における「外地」)
※終戦時の「外地からの引き揚げ、および、朝鮮への帰還」については既述 → <182・183・184・185・186・187・188・189・190>
■まとめと考察 9/9 ~ソ連 ~ ※まとめ表完成
6 「ソ連の朝鮮侵攻」の描き方
●ソ連が朝鮮に侵攻してきた史実を描いている。 → 〇 育鵬社、東京書籍、清水書院。
●上記を描いていない。 → ✖ 5社:自由社、帝国書院、教育出版、日本文教、学び舎。
※当時の「朝鮮半島地域」は日本国内であり、国内への(一方的な)侵攻の史実を省くのは不適切。
7 「ソ連による、朝鮮からのシベリア抑留」の描き方
●ソ連により、朝鮮からも抑留された史実を描いている。 → 〇 育鵬社。
●朝鮮からも抑留された史実について、無記または明記していない。 → △ 6社:自由社、東京書籍、帝国書院、教育出版、日本文教、清水書院。
※当時の「朝鮮半島地域」は日本国内であり、国内からの不法な拉致・抑留の史実を省くのは不適切。
●「シベリア抑留」そのものについて描いていない。 → ✖ 学び舎。
※これだけで、日本の歴史書として完全に失格。なにかの間違い(ミス)ではないだろうか? (まさか、ソ連共産党をかばっているのではないでしょうね。)
~次回、⑹終戦時の状況~
<全リンク⇒1へ> <29 日米関係 ⅹ 大東亜(太平洋)戦争 ■まとめと考察 ⑸ 国内状況 572・573・574・575・576・577・578・579・580・581・582・583・584・585・586・587(⑸完)>
《著者:松永正紀 教育評論家 /h22年度 唐津市・玄海町:小中学校校長会長》
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