ⅲ まとめと考察 2/2
※まとめ表再掲
2 「非核三原則」の描き方
<ウィキペディア:日米核持ち込み問題 2017.3.29>より
・「1967年(昭和42年)に佐藤栄作内閣総理大臣が「核兵器を持たず、作らず、持ち込ませず」という非核三原則を打ち出し、衆議院において非核三原則を遵守する旨の国会決議が行われた。「日本に他国から核兵器を持ち込まさせな . . . 本文を読む
ⅲ まとめと考察 ⑴
1 復帰運動の理由
復帰したい理由とは”心情や思い”であり主観的な心。当然ながらさまざまな理由があったことはまちがいない。
◆「祖国復帰」を採り上げたのは日本文教のみ。復帰運動の中心になったのは「沖縄県祖国復帰協議会」だったのに…
<ウィキペディア:沖縄県祖国復帰協議会 2017.3.3 . . . 本文を読む
3/22夜に唐津市大手口ビル大会議室で開いた講演会。 私(松)はそのとき東部支部の研修会「中学歴史教科書8社を比べて」で出張していたのですが、数人の方からお話を聞き、資料ももらったので…
■まくら (資料の一部)
では、衝撃の事実 ↓
※この二人の「少女」は、米兵に殺されてしまったそうです。
右側の「少女」・・・どこかで見たよう . . . 本文を読む
ⅱ 実物コピー 2/2(5社)※まず、各社のすべての記事を掲載。米軍基地に関する部分を蛍光可している。
【帝国書院】
【教育出版】
【日本文教】
【清水書院】
【学び舎】
. . . 本文を読む
ⅰ 基礎知識 その2
<ウィキペディア:沖縄返還>より
・「近隣国の懸念 沖縄の地政学的な有用性から、大韓民国が日本に対して、また中華民国(台湾)はアメリカ合衆国に対し、東アジアの安全保障体制への沖縄返還が及ぼす影響や懸念を表明していた。」(※松永注:米軍事力の維持を望んでのこと)
・「返還後の沖縄 他の46都道府県同様に沖縄県庁や沖縄県警のほか、 . . . 本文を読む
現在、日本国内で唯一《政治体制として不安定=知事が政府と完全対立》になっている沖縄県。
しかも、先進国では珍しく「スパイ防止法」を持たない日本ならではの とんでもない状況になっています。
※青山繁晴参議院議員が「月刊Hanada 2016年11月号」の記事:澄哲録片片で、《中国が国家として翁長沖縄県知事を支援している》実態を描かれています。 http://www.as-mode. . . . 本文を読む
ⅱ 実物コピー 2/2
【教育出版】
【日本文教】
【清水書院】
【学び舎】
ⅲ 考察 (⑤米国占領時代の描き方)
◆占領下の沖縄の状況をもっとも具体的に描いている・・・学び舎
◆占領下の沖縄の状況を少し描いている・・・日本文教
. . . 本文を読む
⑤ 米国占領時代の沖縄の描き方
ⅰ 基礎知識
<ウィキペディア:日本国との平和条約>より
・「日本国との平和条約(にっぽんこくとのへいわじょうやく、英: Treaty of Peace with Japan、昭和27年条約第5号)は、第二次世界大戦におけるアメリカ合衆国をはじめとする連合国諸国と日本との間の戦争状態を終結させるために締結された平和条約。 この条約を批准し . . . 本文を読む
■まとめと考察 3
2 日本軍が住民に手りゅう弾を与えたのか?
⑴ 日本軍が与えたという説 (帝国書院、学び舎)
<全日本民医連:「死ぬ前に子や孫に聞かせておかんと」 沖縄戦「集団自決」 内原静子さん(83) 不発だった手榴弾。しゅうとは棒で家族を殴り… 2008/12/1>より
・「森住卓(写真家) (※松永注:取材記事=聞き書き。話し手=沖縄戦体験者の内原静子さん . . . 本文を読む
昨日、佐賀県鳥栖市内で、「中学歴史教科書8社を比べて」という演題でパワーポイントを使ってお話をさせていただきました。鳥栖市会議員の皆様も6名ほど来られており、大変心強く思いました。日本と地方を”運営”するのにもっとも中心的な役割を果たされるのは政治家の皆様。そして政治家を支えるのが国民・市民だということを再確認した夜でした。
では、前回につづき、まとめ表を再掲し、”集団自決における日本 . . . 本文を読む
■まとめと考察 ~その1~ ※かなり複雑かつ微妙な問題なので長くなります。
1 日本軍が強制したのか?
以下、「 」内は<ウィキペディア:沖縄戦における集団自決>より引用
⑴ 日本軍強制説 東京書籍、教育出版、日本文教
・「軍の強制によるものとする立場 研究の経緯
集団自決がその実態としては日本軍の強制であるという研究者の見解は、1984年の家永教科書裁判第 . . . 本文を読む
~前々回、前回のつづき~
■「従軍看護婦であった25歳の女性が、中国戦線で中国人住民がいかにむごく殺されたかを語り、死のうと言った。」という表現の解釈について (その3)
2 《言った事実があった》と仮定した場合、元従軍看護婦は《「日本軍が」虐殺したと思っていたのか?》という解釈問題についての考察
少し注意して読むと、《誰が殺したか?》については . . . 本文を読む
~前回のつづき~
■「従軍看護婦であった25歳の女性が、中国戦線で中国人住民がいかにむごく殺されたかを語り、死のうと言った。」という表現の解釈について (その2)
⑵ <読谷村史:集団自決:体験記:知花 >より
・「もう死んだ方がまし、アメリカーにやられたら、強かんされるか、耳、鼻、みんな切られてしまうから、自分で『自決』した方 . . . 本文を読む
~今回は、教科書比較から脱線させてもらい、「歴史資料」の理解・解釈の難しさについて考えます~ ※不思議ですが、「制限文字数を超えた」と表示が出て投稿できないので3回に分けます。
■昨日掲載の「チビチリガマの集団自決」のなかの、「従軍看護婦であった25歳の女性が、中国戦線で中国人住民がいかにむごく殺されたかを語り、死のうと言った。」という表現の解釈について
誰が虐殺 . . . 本文を読む
ⅵ 「集団自決」の描き方
沖縄戦における集団自決ははっきりとした事実。 しかし、《そこでの「軍の命令や指示」の有無》は論争点になっていて、完全に対立している。
そこで、まず「チビリガマの事例」と、各社の該当箇所の実物コピーを紹介する。
■チビチリガマの集団自決 <ウィキペディア:沖縄戦における集団自決>より
「沖縄戦でもっともよく知られている集団自決事件として、 . . . 本文を読む