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 市井の片隅で暮らす者の備忘録です。

おくどさんノスタルジー

2022年09月14日 | 日記・ひとりごと

▼暑い一日
 父親の施設入所で現在空き家となっている私の実家。外回りの草刈り、ようやく半分が終わった。昨日は真夏のような暑さで休み休み。物置で休憩。ここもいつかやらないと蜘蛛の巣やほこりだらけ。くどとかおくどさんというのは、釜戸のことです。まだ現役で使えます。餅をつくのにもち米を蒸したり、ご飯も炊いたり(美味しい、炊飯器には真似できないと思う)、乾麺のうどんをこれで茹でて、釜揚げうどんにするとこれまた凄くおいしい、そんな思い出がいっぱい詰まったおくどさん。
 他界した母親が、猫が好きで飼っていたミーは、おくどさんの後ろの煙突脇に台があって、冬に煙突の横で暖を取るのが好きでした。ある日、やけに焦げ臭い焼けたにおいがするのでふと見たら、ミーの尻尾が焦げてチリチリになっているのに知らん顔して暖を取っているんです。また、その前の白黒の猫は、シロ部分が多くて、名前はシロ。前の蓋を開放してると残りの暖かさもあって中で寝てるんです。すすでシロがクロになってました。タイトルはノスタルジーじゃなくて
もうノスタル爺やね・・・。


 こちらは、精米機。これも使用可。箱の部分に米ぬかが落ちてきて、ころ合いを見てレバーを左にやると白米がジャーッと出てきます。米ぬかは畑にまいて肥料にしたり、漬物にしていました。もちろん無添加です。釜や鍬など百姓道具は一式は残っていて、さてどうするかは思案中です。外が済んだらここを整理しないと、当分かかりそう。


▼お弁当
 基本料金がかかるのでライフラインは止めていて、また、近くにお店や食べるところが無いので弁当持参。栗ご飯弁当🌰

 今日もお立ち寄りくださりありがとうございます!素敵な一日になりますように。


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2 コメント

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天空の舟 (アナザン・スター)
2022-09-14 11:16:47
昔は、正月の最後に・それまではお煮しめ作りで、しめ縄を掛けていました。

宮城谷昌光さんの天空の舟。
とても興味深い中国の話しです。

水甕やくど、大切にしていましたね。
古の知恵でしょうね。
豊かさって、こういう物が扱えることでも。
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Unknown (ken)
2022-09-14 12:56:18
アナザン・スターさん

コメントありがとうございます。
くどで炊いたご飯は、今の炊飯器じゃ追い付けない
と思います。
古の先人の知識・技術を古臭い、新しいことの方が
正しいと信じている人がいますが、いいものは古い
ものでもよいのです。
それが本当の豊かさへつながるものだと思います。
「天空の舟」のご紹介ありがとうござます。」
ken
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