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 市井の片隅で暮らす者の備忘録です。

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ふるさと寸景

2022年08月15日 | 風景写真

    ホームにて/中島みゆき(歌詞付き)

中島みゆきさんの「ホームにて」の歌い出しは、「ふるさとへ向かう最終に乗れる人は急ぎなさいと♪」で始まる。
この歌が大好きで、実家に行くときはこの歌を口ずさんでしまう郷愁の歌。
この歌、亡くなったダチョウ倶楽部の上島竜兵さんが、昔を思い出しカラオケで泣きながら歌うくらい好きな曲だったそうです。

 
実家のあるところは、苗字ではなく屋号で呼ぶ。
〇△のすーちゃん、〇〇屋のまーちゃん・・・同じ苗字のお家があるので、父母は私の小さいころから
あそこは〇〇屋の何とかさんと教えてくれて、実際その方が今でもわかりやすいし、それで十分通じる。
ご多分に漏れず、中山間地区は過疎化、高齢化が進み、もうあと何年かしたら限界集落となるかも
しれない。けど、私より上の人たちが、団結して町おこしをしていると新聞。テレビで報道されていたこと
があって、頑張っている。ゲットアップ
通っていた小学校は廃校となり今は地区の公民館になっている。中学校は建て替えられてもう面影はなし。
少し寂しいけど周辺の景色はほとんど変わっていない。
           
少し前、墓掃除に行った際、近所のひーちゃんが「歩き方がお父さんによう似てきた。腰が痛いんか?」と聞かれ、
図星で「ええ、腰骨が折れていてこの前から痛くて……」と返答するしかなかった。
ひーちゃんが、「畑になんば(トウモロコシ)があるんで採って帰れ~」
「じゃあ遠慮なく」と採らせてもらった。こういうときはさっともらう(笑)
 

 
どこかで、美味しいものでも食べて帰りたかったのですが、コロナのことも気になるので、どこにもよらずに帰宅し、
先日いただいた「ひーちゃんのトウモロコシ」をいただきました。美味しゅうございました。

きょう、8/15は終戦の日。先の大戦で約310万人の多くの犠牲者が出て大切な命が失われました。
谷村新司さんの歌う、映画「連合艦隊」の主題歌「群青」。戦没者への感謝と追悼をしたいと思います。
          

空を染めてゆく この雪が静かに
海に積もりて 波を凍らせる
空を染めてゆく この雪が静かに
海を眠らせ 貴方を眠らせる
手折れば散る 薄紫の
野辺に咲きたる 一輪の
花に似て 儚なきは人の命か
せめて海に散れ 想いが届かば
老いた足どりで 想いを巡らせ

海に向いて 一人立たずめば
我より先に逝く 不幸は許せど
残りて哀しみを 抱く身のつらさよ
君を背おい 歩いた日の
ぬくもり背中に 消えかけて
泣けと如く群青の 海に降る雪
砂に腹這いて 海の声を聞く
待っていておくれ もうすぐ還るよ

空を染めてゆく この雪が静かに
海に積もりて 波を凍らせる
空を染めてゆく この雪が静かに
海を眠らせて 貴方を眠らせる

                         

自分よりも若い人や子どもが亡くなると残された親はたまらなく辛いものです。
ぞの親も亡くなった人の元へ行く、散っていった荒れた海を見ていると悲しい。
その悲しみの中でも生きていかなくてはならない…。

お立ち寄りくださりありがとうございました。
今日も良い一日となりますように!

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