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司馬遼太郎

2007年10月29日 23時26分55秒 | 文学雑考
司馬遼太郎、穏やかで聡明な文学者、知識豊富にして研究熱心、そして善良なる一市民を貫き通した人物。
司馬史観と言われるその作風は日本の大衆文学の巨匠と言われるまでになった。当初、その歴史小説において余談が多く一部知識人から知識に投売りなどと言われた時期も有ったが、司馬文学の小説の特徴は初期は登場人物が今にも飛び出してきそうな躍動感、生き生きとした主人公。
生きる事の楽しさを感じさせる小説が多かった。『竜馬が行く』・『燃えよ剣』・『国取り物語』・梟の城、上方武士道、義経、峠、風の武士、風神の門その他多数、きりが無い、忘れてはならない飛ぶが如く、坂の上の雲、後期はこの国の今後を憂い、問題提議的エッセイを豊富に世に出し、警鐘し続けて、今はこの世にいない。

氏の予想通りの世の中になって行ってる。
氏が憂えた事が現実となり日本は徐々に文化の沈没をし続けて行く、
文明の進化が人間にとっての幸せなのか?
だがそれは誰にも止められない。
気がついた時にはそこには良き日の日本も無く、四季豊かな日本列島すらないかもしれない。

確か、国取り物語、
『潮が来るまで準備しつつ待つ者を知者、潮が来るや一気に駆け上がる者を英雄と云う』
司馬遼太郎の小説、面白くてためになるし、知識向上になる。また司馬その人となりの思想、人生観も好きだなぁ~。

生きて行く為の人生の教科書的司馬文学、皆さんも是非、少しずつでも良いので読んで下さい。いまからでも遅くは有りません。

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