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オメガ3

2015-03-25 15:41:22 | 日記
朝のTVの情報番組で、オメガ3系オイルが健康にとても良いという特集をしていました。
「オメガ3」って聞くと、何かのコードネームみたいで何やらワクワクする感じがするのは私だけでしょうか?

脂肪酸の種類のことなのですが、「脂肪酸」とは、ようするに「油」のことです。
「油」というと、動物系は身体に悪く、植物系は身体に良いというようなイメージがあるかもしれませんが、
そう単純ではありません。「脂肪酸」はエネルギー源としてや細胞膜やホルモンを作ったりで身体に必要な栄養素ですが、
バランスが大事なんです。

少し整理をすると、
脂肪酸は、肉や乳製品に多く含まれる「飽和脂肪酸」と、植物や魚に多く含まれる「不飽和脂肪酸」に分けられます。
さらに、「不飽和脂肪酸」は植物に多く含まれる「一価脂肪酸」と魚に多く含まれる「多価脂肪酸」に分けられます。
「多価脂肪酸」は、体内で合成出来ない「必須脂肪酸」とも呼ばれています。
理想のバランスは、
「飽和脂肪酸」:「一価脂肪酸」:「多価脂肪酸」=3:4:3ということになっています。
さらにさらに、「多価脂肪酸」は、「オメガ3」と「オメガ6」に分けられます。
冒頭の「オメガ3」がここに出てきました。
「オメガ6」の代表は「リノール酸」で、これを多く含むものには、コーン油や大豆油など植物系油があります。
マーガリンも、リノール酸で出来ています。
「オメガ3」の代表がαリノレン酸やDHA,EPAで、青魚に多く含まれています。
理想のバランスは、
「オメガ3」:「オメガ6」=1:4とされています。
実際の食生活で、この比率が1:10とか1:100とか言われていて、「オメガ6」の過剰摂取が問題になっています。
「オメガ6」を過剰摂取していると、動脈硬化や高血圧症、免疫機能に悪影響があるとされています。
「オメガ3」は、免疫力UP、悪玉コレステロールの低下、血流向上等に効果があり、また、中性脂肪燃焼を促すことからダイエットに
効く栄養素です。

で、番組で紹介していたのが、「オメガ3」αリノレン酸を多く含む「荏胡麻(エゴマ)油」でした。
1日小さじ1杯で十分だそうです。結構高いんですけど、最近スゴく売れているそうです。
但し、毎度の事ですが、身体に良いからと言って取りすぎは厳禁です。あくまでもバランスです。
花粉症にも効くという話もあるので、早速試してみようかなと思っています。
ちなみに、「オメガ3」は酸化しやすく熱に弱いのでご注意を。