皆さんこんにちは~

朝晩は冷え込みますが、日中はまだまだ暖かいですね~

服装も1枚余分に羽織物をもっていると、いいかもしてません

さて!
本日はクラリネットのジョイントコルク交換についてです

こちらは劣化して、手でも簡単に剥がれてしまう状態になってしまったコルクです


では、コルクの交換をしていきましょう

まずは、作業の妨げにならないようキィやレバーを外します


そして、古いコルクを除去していきましょう


コルクが外れたら、接着剤もきれいに除去します(接着剤が残っていると新しいコルクの接着強度が弱くなってしまいます

接着面は凸凹になっているので、溝の隙間まできれいにします

地味に時間がかかりますが、大切な作業です


除去できたら、新しいコルクを切り出します


サックスのネックコルクと同様に、コルクとコルクの接合面を斜めにカットします∠!

そして、接着剤を付けて接着していきます


ビニールテープでぐるぐるにして、圧着します


この状態で、半日~1日放置です!!!
完全に乾き、圧着したら整形していきます

ヤスリで本体を傷つけないように、マスキングテープ等で保護をしてから削ります


コルクグリスを塗ってスルっと入るようになれば、OKです

コルクの劣化が進む原因は、コルクグリスの塗りすぎです

コルクグリスは、管を組み立てる時に、コルクが新しくてはまりにくい場合に、滑りやすくするためのものです

スムーズにはめることができるなら、使用する必要はありませんよ

それだけでなく、グリスはコルクの中に浸透すると、コルクの接着剤を溶かしてしまいますので、決して塗りすぎないように注意してください

特に、コルクのグリスを拭き取らずにケースにしまうと、コルクが急速に劣化してしまいます

演奏後は、かならずコルクに付いているグリスを拭き取る習慣をつけましょう

では、次回の記事もお楽しみに~


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