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リード楽器は永遠の課題!

2013年06月13日 18時29分10秒 | 豆知識

皆さんこんにちは~


右頬にできたニキビが、下を向くと視界に入ってくるので
修理中とっても気になる今日この頃です
つぶしてしまいたいですが、我慢ですよねっ





さて!
これからの時期、湿度がとても高くなりますよね
この湿気!木管楽器で使用するリードには大敵なのです
今日はそのリードについて少しお話していきます



まずはリードについて
そもそもリードは何からできているかご存知でしょうか


リードはケーン(葦:アシ)という植物からできております。
ケーンはフランス・アルゼンチン・スペインなど、世界各国で栽培されています。
現場の生徒さんに、よく竹でできているのではないかと聞かれる事もあります。
竹で作ったリードは繊維が硬すぎてビャービャーと割れた音になってしまい使えないそうです

ケーン畑


ここから収穫して何ヶ月間も乾燥させて

リードに加工されます



そしてリードの選び方について

リードは、同じ硬さのリードでも、全く同じ性質とは限りません
やはり植物からできているので、繊維の硬さや太さが1枚1枚違ってしまいます。
10枚入りのリードの中で、吹きやすいリードは3~4枚程度なのがほとんどです。


リードを光にかざしてみると、繊維から光が透ける境界線がキレイなアーチ状になっていると
そのリードは比較的吹きやすいと言われています
が、吹いてみる事が一番なので、まずは購入した全てのリードを吹いてみます
初めて吹くリードは少し硬い感じがしたり違和感があるので
1枚1枚をしっかり吹き込むよりは、直感で大きく良いものと悪いものに2等分にします


それから、良いほうに分けた中でも比較的良かったものを更に選別していきます
私は、その中でも硬さ別に記号を書いておきます
例えば S(柔らかい) M(丁度良い) H(硬い) 
のようにリードの裏などに記入しておくとバラバラになっても、どのリードなのかわかりますよね


次にリードの保管方法

まず、リードは温度や湿度の変化にとても弱いです
特に日本には四季があり、年中同じ湿度や湿度を保つ事が出来ないので、よりリードの保管に気を使わなければなりません。


リードは、演奏をして水気を含んでしまうと、42時間経たないと含んだ水気が蒸発せず、きちんと乾く前にまた吹くことでどんどん水気を含み、リードの先端が波打ったように変形してしまいます
変形したリードは音が出にくかったり、ノイズがしてしまうこともあります。


乾燥させるときのポイントは、リードを平らに保つということです。
演奏した後のリードは、付属のプラスチックケースに保管せず、専用のリードケースに保管します。


また、同じリードを何度も続けて使用せず、1度使ったら4~5日は寝かせておきましょう。
ですから、最低でも常に自分にあったリードを4枚は常備しておくことが必要です





いかがでしょうか?
リード1つにしてもメーカーや強度が沢山あります
地道ですが、1つ1つ吹き比べることが1番だとおもいます



これもリード楽器の楽しみの1つだと私は思います
良いリードだと練習もますます楽しくなりますよね





では次回の記事もお楽しみに~


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