楽器修理.comブログ

楽器修理のお話やその他いろいろ載せてます!

バルブオイル!

2013年08月27日 17時56分20秒 | 商品

皆さんこんにちは~



今日も比較的過ごしやすい1日になりましたね
このまま秋に突入でしょうか…



さて!
本日はピストン楽器に欠かせない、バルブオイルについてご紹介します


まず、バルブオイルとは…?
ピストンとバルブケーシングを内側からコーティングして金属を錆から守り、素早いレスポンスと滑らかさが持続して軽快なバルブアクションが得られます


こんなに優秀なバルブオイル…実は(?)たくさん種類があったのはご存知ですか




今日はヤマハから発売されているバルブオイル4種類をご紹介していきます



まずは、スタンダードなこちら

バルブオイルレギュラー粘度:中間
スチューデントモデル等ピストンクリアランスが中庸の楽器用で、輸入楽器にもこのオイルがオススメです


次に

バルブオイルライト粘度:低い
特別に早い動きを必要とするジャズ奏者やプロモデル、カスタムグレードモデル等ピストンクリアランスの小さい楽器用です


そして~

バルブオイルスーパーライト粘度:大変低い
アドリブなど特別に速いパッセージの演奏に適したオイルです。ピッコロトランペットなど高音での演奏が求められる特殊管にもオススメです


最後は

バルブオイルヴィンテージ粘度:高い
長期間愛用しピストンクリアランスが大きくなった楽器、ユーフォニアムやチューバなどの低音楽器用です


バルブオイルといっても種類があり、粘度の違いで用途も変わってきます
オイル1つで、楽器も奏者も劇的な変化があるかたもいらっしゃいます
是非お試しください~



では、次回に記事もお楽しみに~


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管体表面の磨き方!

2013年08月23日 18時00分48秒 | 商品

皆さんこんにちは~


今日と明日はお天気が悪いようですね
今週末の洗濯は部屋干し洗剤に助けていただきましょう
洗濯って洗うのも(洗濯機がやってくれますが…)干すのも、取り込むのも大好きなのですが
どうにも…たたんでしまうのが好きになれません
どうやったら好きになれるのでしょうか…


さて!

管体の表面は日々のお手入れでクロスを使用し磨くようにしましょう!
と以前にご紹介しました


今日は汚れや変色が目立つようになったら、行ってほしいお手入れ方法をご紹介します



まずはラッカー仕上げの楽器です

ラッカー仕上げの楽器には、ポリシングクロスとラッカーポリッシュでお手入れしましょう
管体の表面をクロスで軽く吹いてホコリ等を取り除いた後
ポリシングクロスにラッカーポリッシュを染み込ませて磨きます



次はノーラッカー・ニッケルメッキ仕上げの楽器です

この仕上げの楽器には、ポリシングクロスとメタルポリッシュでお手入れしましょう
使用方法は上記と同様にお使い下さい

もう一つ、メタルクロスというアイテムでも綺麗に表面のお手入れができます
こちらは液体を使用しないので、とてもお手軽です




そして銀・銀メッキ仕上げの楽器です

この仕上げの楽器には、ポリシングクロスとシルバーポリッシュでお手入れします

こちらももう一つ、シルバークロスというアイテムがあり、お手軽にお手入れ可能ですよ




ポリッシュで磨いた後に、シリコンクロスで空拭きするとより美しい光沢がよみがえります

お試しください




では、次回の記事もお楽しみに~


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話題の新商品!

2013年07月31日 19時24分59秒 | 商品

皆さんこんにちは~


晴れてるけど…ジメジメ~という日が何日か続いていますね
今週も後半戦に突入しますね!お天気はどうなるのでしょうか




さて!
いつも大変お世話になっている、林楽器のNさんより
耳よりな商品をご紹介いただきました



こちら↓

クラリネットワールドのスライド&コルクグリスです

こちらのグリス
管体のジョイントコルク部の伝達率を妨げない成分を配合しており、接合部をより無駄なく接合し、管全体を効率よく振動させます
管の気密性を高めることは吹奏感はもちろん、音色にも変化を与えます
金管楽器のスライドグリスとしてもお使いいただけますよ

クラリネットの専門誌
ザ・クラリネットでも紹介され、人気もさらにUPしたとかっ


早速、私も試しにクラリネットを吹いてみました
が…クラリネット吹きではないもので、微妙な音の違いが良く分かりませんでした
でも、音を聴き比べていたかたは
「さっきより、なんか音が違う
とおっしゃっていただいたので、客観的に聴くと違いが良く分かるようです


なんと言っても私のお気に入りポイントは

色を見ていただくと一瞬ビックリしますが
なんと!このグリス!グレープの香なのです~
あまーいグレープの香で思わず舐めてしまいたくなります



コルクだけではなく、スライドグリスとしてもご使用いただけるので、金管楽器のかたもお試しください


では、次回の記事もお楽しみに~


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レジェールリード!

2013年07月04日 17時55分53秒 | 商品

皆さんこんにちは~


少し前に流行った、巻くだけダイエットってご存知ですか?
最近、友人から頂いたので挑戦中です
効果は出るのでしょうか・・・





さて!
先日、ご紹介したレジェールリード




吹奏楽部の生徒さんから
「強度は何番を買えばいいですか
とご質問を頂きました





良い資料を見つけたのでご参考までに載せます




バンドーレンの青箱を使用しているなら、少し硬めの番号を購入すると良いようですね


私は普段、バンドーレンの青箱「21/2」にマッピはセルマーのC☆のセッティングを使用しています
レジェールシグネチャーリードはいつもの癖で同じ強度を購入してしまいました
やはり少し柔らかく、音をまとめながら吹く感覚でした
そのぶん、フラジオは鳴らしやすく感じたので、感覚をつかむ練習には良いと思います




皆さんはどんなセッティングで練習されていますか






では、次回の記事もお楽しみに~

ぽちっといつもありがとう

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木管奏者に話題!

2013年06月27日 19時00分00秒 | 商品

みなさんこんにちは~


今日は最近の雨模様にうってかわって、気持ち良い晴天でしたねー
日焼け止めが手放せませんね




さて!
本日は最近メキメキと木管奏者達の話題になっている、こちらをご紹介

レジェールです(樹脂製リード)


先日、吹奏楽部の生徒さんから
「樹脂で出来ているリードって良いですか~
と質問をされました


私、中学生の頃、樹脂製リードを1度購入したことがありました!
もうどこのリードを購入したのか忘れてしまったのですが、当時そのリードを吹いてみると・・・
息が入らないし、楽器が鳴らない
中学なりの感想としては、ダメだーー!と・・・
そして当時、習っていた先生も樹脂のリードなんかとケチョンケチョンにおしゃっていたので、それ以降1度も吹いた事がありませんでた



そして今回、生徒さんから質問を受けて
そういえば最近はなんだか良い噂を耳にする事があるし、どれどれ吹いてよう
と思いたち、10年ぶりに購入してみました


まずはリードのみでくわえて・・・
ケーン素材の物とは違い、舌触りはツールツル(あたりまえですね





そしてセッティング

なんだか違和感がスゴイですね



恐る恐るくわえると・・・
あらなんだか、そんなに違和感なし

もっとこうガッシリして、違和感たっぷりなのを想像していたので






いざ息を入れると・・・



ぶーーーーーーーーんっ



わぉっ



口当たりや吹き心地がケーン素材のリード(一般的なもの)とまったく変わらないのでびっくりしました
サブトーンも出るし、フラジオはむしろ出しやすいくらいです



まさに目からウロコでした



少しレジェールリードを調べてみると
元シカゴ交響楽団のラリーコムス氏他、トッププロプレーヤー達の数カ月に及ぶテスト結果から研究、開発に至りました。ナチュラルケーンリードに非常に近い吹奏感や、音色の深みと暖かさ、発音に対する反応の良さは秀逸です。シグネーチャーシリーズは、他のナチュラルケーンリードから魅力や、理想の音を見つけられなかった全ての演奏家の方々にお勧めします。
との事、クラシック出身のかたがしっかり研究されていたのですね




ジェールリードの特徴まとめ

耐久性に優れ長持ちするため経済的!
個体差が少なく安定した品質!
1/4単位の増減で自分に合った厚さが選べる!
事前にリードを湿らす必要がない!
水洗いも可能で衛生的!



シグネチャー・シリーズ(他にスタンダードシリーズ・スタジオカットシリーズがあります)は特にクオリティが高くて、普通のリード数10枚の中から、選び抜いた1枚に近いです
リードを湿らすヒマもなくすぐに吹かなきゃいけない時には大助かりですね
私はアルトとソプラノをよく持ち替えるので、そういう時にもいいですよね


皆さんも1度お試しください
目からウロコですよ




では、次回の記事もお楽しみに~

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