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楽器修理.comブログ

楽器修理のお話やその他いろいろ載せてます!

工具紹介(ガスバーナー編)

2013年09月04日 18時15分44秒 | 工具


皆さんこんにちは~



今日は雨が降ったり止んだりと慌しいお天気でしたね
また竜巻が発生したようです、くれぐれもご注意ください




さて!
本日は工具紹介シリーズ、ガスバーナー編です



ハンダ付けや金管楽器の固着修理、木管楽器のタンポ交換などたくさんの修理で火を必要とします
特にタンポ調整は、小さい炎でないと熱がかかりすぎてタンポをダメにしてしう可能性があるのです
ですが、ハンダ付けなどは力強い炎が必要になります
力強い炎も小さな炎も自由自在に調整できるガスバーナーがこちら



ガスの量はもちろん、酸素の量も調整できるので同じガスの量でも


こんなに炎が変化するんです~


クラリネットのタンポ交換はこのような小さな炎で作業します





ハンダ付けは大きく鋭い炎で作業をしますよ




専門学校の時は炎の取り扱いが分からず、良く火傷をしていたのも良い思い出です
皆さんも火の取り扱いにはくれぐれもご注意ください


では、次回の記事もお楽しみに~



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工具紹介(ヘラ編)

2013年08月29日 17時16分15秒 | 工具


皆さんこんにちは~



台風が接近してきているようですね
明日から天候が悪くなってくるとのことですので、足元にはご注意ください




さて!
本日も工具をご紹介します
今日はヘラ編です



ヘラはパッド(タンポ)の調整時に使用する工具です
楽器によって、大きさはもちろん、材質や厚みも異なります




木管楽器のパッドは一部を除くほぼ全てで、加熱すると溶ける接着剤で付いています

その接着剤の量やタンポを付ける角度で穴(トーンホール)の塞がりを調整していきます


ピッコロやクラリネットなどは丸く薄いヘラを使用します




サックスのタンポはブースターと言う反射板がタンポの真ん中に付いています

その為真ん中に穴が開いているヘラで調整をします





楽器の特徴に合わせた工具を使用し、修理しております



では、次回の記事もお楽しみに~



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工具紹介(リークライト編)

2013年08月28日 18時11分06秒 | 工具

皆さんこんにちは~



私ごとですが、今年は編み物に挑戦しようかと秘かに企んでおります
先日、実家で編み物の道具一式(小学校のとき家庭科クラブで使用したもの)を発見しました
少し編んでみようとしましたが、全く覚えていませんでした
今から編み始めたら、冬に間に合うでしょうか…



さて!
本日は工具の紹介です


サックスのパッド(タンポ)調整するさいに、きちんと息が漏れないようにパッドが塞がっているのかは、ただ目視しただけでは分かりにくいです
そこで簡単に確認できる工具があります
それが!こちら!!リークライト~(ドラえもん風に!)



スイッチを入れると…このように光ります

コンサートのときに使うペンライトの巨大版のような形ですね
大まかな構造は、小さな蛍光灯が黄色ビニールで覆ってあるという感じです



使用方法は…このようにサックスの管体に入れて使います

そうするとトーンホールから光が見えます


例えば!
こちらのパッドの調整をしてみましょう


キィを塞ぐと…
光がくっきり見えていますね
これではここから息が漏れてしまいきちんと音が出ない状態です



これを調整すると~
光が見えなくなりましたね
これでしっかり塞がり、息漏れしない状態になりました



こうやって1つ1つのパッドを確認していきます
指の力や、経年劣化で少しづつパッドがずれて、息漏れがおきてしまうのは自然の事です
半年に1度は、楽器店で調整をしてもらいましょう

お気軽にお問い合わせください
03-3399-6-8261
または「ニュースター楽器」で検索
担当:平原・金井


では、次回の記事もお楽しみに~


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