昨日の午後6時過ぎから友人とRFKスタジアムでナショナルズ対シンシナティ・レッズの試合を観戦した。去年も同じくらいのチケット価格だったはずだけど、外野席が1枚7ドルというのは、ボストンから帰ってきたばかりの僕には大きなショックだ。当日券がほとんど入手できないため、フェンウェイパーク周辺では今年もダフ屋からチケットを購入する人がほとんどなんだけど、僕が聞いた話では今年の「ストリート価格」は外野席でも120~130ドルはするらしい。RFKの外野席では高校生(中学生かな?)のグループが6人で観戦していた。6、7年前にはフェンウェイパークでも似たような光景が見られたんだけど…。さて、今日はフォックス・ニュースの現役アンカー(ラジオの方)がホワイトハウスの新報道官に就任するという話を。実はこのニュースをまとめていた時に(10分前の話です)、これから紹介するトニー・スノー氏がホワイトハウスからの報道官就任要請を正式に受諾したと一報が入ってきた。フォックス・ニュース自体が共和党の広報室的存在なんだけど、ここの名物アンカーがホワイト入りする話、ナベツネさんが少し前に残した「グループ内の人事異動」という名言に通じるものがあると感じたのは僕だけだろうか?
2年9ヶ月にわたってホワイトハウスの対外的な「顔」でもあったスコット・マクラレン報道官は19日、ブッシュ大統領に付き添われる形で報道陣の前に姿を現し、報道官職からの辞任を発表している。38歳のマクラレン報道官は以前からスポークスマンとしての経験不足が指摘されており、CIA工作員の身元情報漏洩問題で記者団から質問の集中砲火を浴びた際には、極度の緊張状態からか、事実とは異なるコメントを出すお粗末さだった。マクラレン報道官の後任は5月までに発表されると伝えられてきたが、24日のCNNは複数の関係者の話として、フォックス・ニュースの現役アンカーでもあるトニー・スノー氏が新報道官に就任する可能性が高いと報じている。ホワイトハウスの情報筋はCNNの取材に対し、数日以内に最終的な決定が下されるだろうと語っているが、以前からブッシュ政権よりの報道姿勢を批判され続けてきたフォックス・ニュースに所属するアンカーがホワイトハウス報道官職をオファーされていた事実は、今後大きな議論を呼びそうだ。
関係者の1人がCNNに語ったところでは、ジョッシュ・ボルテン新大統領首席補佐官がスノー氏に報道官就任を要請し、今週前半にも就任要請に対する回答が最終的に出される模様だ。しかし、スノー氏は現在も結腸癌の治療を受けており、家族や自身の健康状態を考慮して、最終的な回答を出せない状態にあると関係者らは語っている。ホワイトハウスやスノー氏から今回の報道官職に関する公式のコメントは出されていないものの、情報筋によれば、スノー氏は数週間前にホワイトハウスの中でボルテン補佐官らと会談を行っている。スノー氏は1996年にフォックス・ニュースに加入し、アンカーなどのポジションを務めたあと、現在は主に政治アナリストとして同局の番組出演している。
フォックス・ニュース入りする前、スノー氏はバージニア州南部の地元紙やワシントン・タイムズで編集の仕事に携わっており、90年代にはデトロイト・ニュースやUSAトゥデイといった新聞の契約コラムニストとしても活躍していた。スノー氏とホワイトハウスとの関係は以前にも存在し、1991年には当時のブッシュ大統領(ブッシュ父)のスピーチライターも経験している。スノー氏本人は報道官就任に乗り気と伝えられており、25日のニューヨークタイムズ紙は共和党関係者の話として、昨年に癌の手術を行ったスノー氏は主治医からの許可を待つだけの状態なのだという。スノー氏の所属するフォックス・ニュースは保守層よりの報道で広く知られており、数年前にワシントンの民間調査団体が実施した調査では、同局で流される複数の看板番組で、7割以上の視聴者が自らを「保守層」と回答している。
最後に欧州チャンピオンズリーグの話を少し。やりましたね、アーセナル。アウェーで行われたビジャレアルとの一戦。見事に90分間を守り抜いて0-0のドローに持ち込み、ロンドンのハイベリーで先週行われた1戦目を1-0で勝利していたため、クラブ史上初の決勝進出をゲット!実は仕事が長引いたために試合をスポーツバーで見れなかったんだけど、BBCのウェブサイトで試合結果をチェックしてみたら、試合終了直前にビジャレアルが得たPKのチャンスをアーセナルのレーマンがスーパーセーブで防いでいたようだ。6月のワールドカップではドイツ代表の正GKとしてプレーするレーマンだけど、最近の好調なパフォーマンスにはバイエルンファンの僕でさえ脱帽してしまう。ワールドカップでもう1つ言うと、英スターリングのスミス博物館に展示されている世界最古のサッカーボールが、ワールドカップ期間中にドイツのハンブルグで展示されるようです。450年前に作られたこのボール、豚の膀胱を鹿の皮で包んだものなんだけど、今でも蹴れそうなくらい保存状態はグッドなようです。ワールドカップ期間中にドイツに滞在するチャンスのある方は、ぜひハンブルグ民俗博物館へ!
写真:試合終了直前、ビジャレアルのリケルメが蹴ったペナルティ・ショットを止めたアーセナルのイェンス・レーマン。 (ロイター通信より)
2年9ヶ月にわたってホワイトハウスの対外的な「顔」でもあったスコット・マクラレン報道官は19日、ブッシュ大統領に付き添われる形で報道陣の前に姿を現し、報道官職からの辞任を発表している。38歳のマクラレン報道官は以前からスポークスマンとしての経験不足が指摘されており、CIA工作員の身元情報漏洩問題で記者団から質問の集中砲火を浴びた際には、極度の緊張状態からか、事実とは異なるコメントを出すお粗末さだった。マクラレン報道官の後任は5月までに発表されると伝えられてきたが、24日のCNNは複数の関係者の話として、フォックス・ニュースの現役アンカーでもあるトニー・スノー氏が新報道官に就任する可能性が高いと報じている。ホワイトハウスの情報筋はCNNの取材に対し、数日以内に最終的な決定が下されるだろうと語っているが、以前からブッシュ政権よりの報道姿勢を批判され続けてきたフォックス・ニュースに所属するアンカーがホワイトハウス報道官職をオファーされていた事実は、今後大きな議論を呼びそうだ。
関係者の1人がCNNに語ったところでは、ジョッシュ・ボルテン新大統領首席補佐官がスノー氏に報道官就任を要請し、今週前半にも就任要請に対する回答が最終的に出される模様だ。しかし、スノー氏は現在も結腸癌の治療を受けており、家族や自身の健康状態を考慮して、最終的な回答を出せない状態にあると関係者らは語っている。ホワイトハウスやスノー氏から今回の報道官職に関する公式のコメントは出されていないものの、情報筋によれば、スノー氏は数週間前にホワイトハウスの中でボルテン補佐官らと会談を行っている。スノー氏は1996年にフォックス・ニュースに加入し、アンカーなどのポジションを務めたあと、現在は主に政治アナリストとして同局の番組出演している。
フォックス・ニュース入りする前、スノー氏はバージニア州南部の地元紙やワシントン・タイムズで編集の仕事に携わっており、90年代にはデトロイト・ニュースやUSAトゥデイといった新聞の契約コラムニストとしても活躍していた。スノー氏とホワイトハウスとの関係は以前にも存在し、1991年には当時のブッシュ大統領(ブッシュ父)のスピーチライターも経験している。スノー氏本人は報道官就任に乗り気と伝えられており、25日のニューヨークタイムズ紙は共和党関係者の話として、昨年に癌の手術を行ったスノー氏は主治医からの許可を待つだけの状態なのだという。スノー氏の所属するフォックス・ニュースは保守層よりの報道で広く知られており、数年前にワシントンの民間調査団体が実施した調査では、同局で流される複数の看板番組で、7割以上の視聴者が自らを「保守層」と回答している。
最後に欧州チャンピオンズリーグの話を少し。やりましたね、アーセナル。アウェーで行われたビジャレアルとの一戦。見事に90分間を守り抜いて0-0のドローに持ち込み、ロンドンのハイベリーで先週行われた1戦目を1-0で勝利していたため、クラブ史上初の決勝進出をゲット!実は仕事が長引いたために試合をスポーツバーで見れなかったんだけど、BBCのウェブサイトで試合結果をチェックしてみたら、試合終了直前にビジャレアルが得たPKのチャンスをアーセナルのレーマンがスーパーセーブで防いでいたようだ。6月のワールドカップではドイツ代表の正GKとしてプレーするレーマンだけど、最近の好調なパフォーマンスにはバイエルンファンの僕でさえ脱帽してしまう。ワールドカップでもう1つ言うと、英スターリングのスミス博物館に展示されている世界最古のサッカーボールが、ワールドカップ期間中にドイツのハンブルグで展示されるようです。450年前に作られたこのボール、豚の膀胱を鹿の皮で包んだものなんだけど、今でも蹴れそうなくらい保存状態はグッドなようです。ワールドカップ期間中にドイツに滞在するチャンスのある方は、ぜひハンブルグ民俗博物館へ!
写真:試合終了直前、ビジャレアルのリケルメが蹴ったペナルティ・ショットを止めたアーセナルのイェンス・レーマン。 (ロイター通信より)
そしてアーセナル!やりましたね。もうひとチームはバルサが決勝リーグ進出を決めたので、両方ファンの私はどっちにも勝ってほしいと願うばかりです。
ワールドカップも見に行けたらいいな。なによりも日本の1次リーグ通過を期待します。
あの試合では、右にカレスマ、左にオーフェルマルス、真ん中にロナウジーニョとサビオラがいて(本当にドリブラーばっかり!)、右コーナフラッグの真ん前で試合を観戦した僕は前半ずっと口が開きっぱなしでした(笑)。バルサとアーセナルって凄く面白そうな組み合わせだけど、決勝はどうか両者ともオフェンシブに行ってもらいたいものです。僕はスペインではレアル・サラゴサ、イングランドではシェフィールド・ウェンズデーというどうしようもないチームのファンを十数年続けているので(これにも理由があるんだけど)、直接は関係のない試合だけど、17日を楽しみにしてますよ!