お粗末おせちが散らかりました

お粗末おせちと囁き女将の記事にも書いた訳だが、お粗末おせちが散らかったと言うか、お粗末おせち騒動が色々と拡散している模様。

今更、説明は不要だと思うが、事の発端は共同購入型クーポンサイトと契約している会社が、通販で発売した「おせち料理」である。
その「おせち料理」が見本通りなら無問題だった訳でね。まぁ、見本と現物が多少違うのは、よくある話かも知れないが、多少ならね。
ネットやテレビ等で見た人も多いと思うから、ご存知だろうが、その「おせち料理」はと言えば、重箱を開けたらスカスカなんだわ。スカスカでバラバラ状態。

見本とは似ても似つかない代物で、重箱にきっちりと整理整頓されてない訳だ。
被害者が居る訳なので、笑うと不謹慎だがね。不謹慎を承知で言わせて貰うと、かなり笑えるおせちって事なんだが・・・。
まぁ、おせちが届いて重箱を開けたら、アレですからアレ、楽しい正月が台無しになった訳だからな、同情を感じざるを得ない。
お粗末おせち・スカスカおせちに付いては、纏めサイトなんかがあり、そちらを見た方が詳しい事が書いてあるので、今回は省きますわ。

「お粗末なおせち」は単なる見本と違う代物ってだけで無く、異臭がするとの事で、食品衛生法違反の疑いがあり、当局が動いている。
また、販売実績が無い価格から割引販売した、所謂、二重価格と言う事で、景品表示法(不当景品類及び不当価格防止法)の疑いもあるとして、当局が動いている。

これらは、おせちを販売した会社のみならず、共同購入型クーポンサイト関連業者まで、飛び火している。
対岸の火事として様子を眺めていたら、火の手がどんどん広がり、遂には火の粉が飛んで来た。と言う感じでしょうかね。
今後の動向が注目されるって話だな。

【ネッタイムス・東坊京門・作】

退任コメントはユーチューブだよ

先日、今期限りで退任を表明した広島市の秋葉忠利市長が、記者会見を開かなかった事が話題になった訳だ。
市長の退任で、記者クラブ会見が行わなかったのは異例。

その理由とは、「一部のマスコミは自分の作ったストーリーに合わせてコメントを利用するので、信頼を置けない。」との事。
うん判る判る、全部とは言わないが、てめえに都合良く改変したり、偏向報道を当たり前の様にするからな、マスコミ連中はね、うん判る。

しかし、である。秋葉市長にとって産経新聞の記者は別で、信頼出来る相手だったらしく、唯一、産経新聞の取材には答えている。
これってさぁ、地元の「中国新聞」は面子丸潰れだわな、地方紙が地元自治体の市長に袖にされた訳だからな。
地元の新聞よりも産経新聞の方が詳しいってんだからさ。

秋葉市長が、記者会見を拒否した事に付いて、橋下大阪知事は「僕自身、自分の意図と違う報道をされた事もある。はっきり言って、自分の思いをユーチューブでそのまま伝える方が遣り易い。」との事だ。

その他にも色々な意見があり、「私人と違って公人の場合、メディアからの権力チェックを受けるのも義務だ。インターネットの遣り取りだけでは、権力チェックと言う点では弱い。」とか、

「自分の思いを正確に報じて貰えないと感じる秋葉市長の気持ちはよく分かる。だからと言って記者会見しなかったのは間違いだ。ユーチューブだけだと、パソコンを扱えない人は直接映像を見る事は出来ない、補完的に使うのは良いが、退任表明と言う重要な事柄は、やはり会見すべきだった。」等々・・・。

会見拒否で賛否両論、様々な意見がある訳だが、産経新聞を除いては、新聞とテレビは相手にされず、ユーチューブを使ったって事が興味深い。。
今後は記者会見では無く、ユーチューブを利用する事が増えるかもね。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】

焼肉屋のロースは不当表示なのかね？

昨年の夏は猛暑と言うか酷暑と言うか大変だった訳で、そう言う時のスタミナ源は焼肉なんか良いですな。
生ビールを片手にジュージュー焼きながら食べるってのが最高ですな。
おいおい今は冬だろ？、冬場は焼肉よりも鍋料理をつつきながら熱燗をクィッと飲むってのが最高だわい。って、近所の爺さんが言うとりました。

まぁ、今回は鍋料理は置いといて、お題は焼肉に付いてと言う事で。
焼肉屋で「ロース」を注文すると赤身の肉が出てくる訳で、「カルビ」を注文するとロースより脂身が多い肉が出てくる。
その「ロース」と言う名称が不当表示になると言う事をご存じだろうか？。
このロースの表示が、焼肉屋の業界団体である全国焼肉協会を巻き込んで騒動になっている。

事の発端は客の苦情だったらしく、客はロースを注文した際に使用部位を聞いたらしい。
んで、店員がロースはモモ肉、上ロースがロース肉。と答えた訳だな。それを聞いた客が虚偽表示だとして、消費者庁に通報したとの事。
通報を受けた消費者庁が実態調査したところ、多くの焼肉屋のメニューに、モモ肉等のロース以外の部位をロースと表示していた事が判明した。
そして消費者庁は、全国焼肉協会に厳正な表示を求めた。と言う訳だ。
因みに報道によると、不当表示のクレームを付けたのは一人らしい(笑)。一人の客のクレームで当局が動くもんかね？、俄には信じ難い話だね。

しかし、である。この不当表示であるが、何故に今まで問題にならなかったのか？。これまた大変不思議な話なんだが・・・。
この何年間で、食品偽装問題が相次いだ為に規制強化となったのかね？。
今まで焼肉屋に行って注文する時に、特に気にせずロースって言ってた訳だが、不当表示だったとは知らなかったよ。
まぁ、あれだ。今後は部位の表示が厳しくなり、違反した場合は懲役や罰金が科されるらしいね。
適正表示になれば、消費者には良いニュースだわな。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】

ニュースは淡々と読みなさい

最近、テレビのニュース番組を視ていて思うのは、ニュースキャスターが、自分の意見を言い過ぎる。と感じる訳だ。
私を含めて視聴者は、ニュース番組で事件を知りたいのであって、キャスターとか司会者の意見を求めていない訳だ。
勿論、キャスターやら司会者の意見を聞きたいと言う、視聴者も居るかも知れないが、それらは他の番組ですればよくて、ニュース番組でする事では無いって話だ。
ニュース番組は、ニュースを淡々と読めば良い訳だよ、誰も、てめえの意見は聞きたくないって事だな。

昔、ニュースコープと言う報道番組があった訳だが、キャスターの古谷綱正って人が言ってる言葉がある。
「キャスターがいい気になって、意見を言うのは視聴者の反感を呼び、不信感を煽るでしょう、大切なのはニュースに対する姿勢と言うものです。」とね。
激しく同意、まさに正論って事だな。

昔のニュース番組は、ニュースを淡々と流していた。勿論、解説者も居た訳だが、文字通りニュースの解説を淡々としていた。
そう言うニュース番組の概念を変えたのが、久米宏のニュースステーションだな。
しかしながら、久米宏が目指したのは、ニュース番組では無く、ニュースバラエティーとして、フリップを使った説明、判り易さと面白さ。
ニュース番組とは一線を画したニュースショー形式なんだよ。
久米宏も番組内でよく言っていたと記憶しているが、「ニュースステーションは、ニュース番組では無く、ニュースショーです。」とね。
だから、ニュースステーションはニュース番組では無いんだがね。
視聴率が高い番組だったから色々と波及して、普通のニュース番組までニュースショーになった訳である。
ニュースショーならニュースショーで良いんだけど、それなら普通のニュース番組を別に作り、ニュースを淡々と読みなさいってば！。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】