焼肉屋のロースは不当表示なのかね？

昨年の夏は猛暑と言うか酷暑と言うか大変だった訳で、そう言う時のスタミナ源は焼肉なんか良いですな。
生ビールを片手にジュージュー焼きながら食べるってのが最高ですな。
おいおい今は冬だろ？、冬場は焼肉よりも鍋料理をつつきながら熱燗をクィッと飲むってのが最高だわい。って、近所の爺さんが言うとりました。

まぁ、今回は鍋料理は置いといて、お題は焼肉に付いてと言う事で。
焼肉屋で「ロース」を注文すると赤身の肉が出てくる訳で、「カルビ」を注文するとロースより脂身が多い肉が出てくる。
その「ロース」と言う名称が不当表示になると言う事をご存じだろうか？。
このロースの表示が、焼肉屋の業界団体である全国焼肉協会を巻き込んで騒動になっている。

事の発端は客の苦情だったらしく、客はロースを注文した際に使用部位を聞いたらしい。
んで、店員がロースはモモ肉、上ロースがロース肉。と答えた訳だな。それを聞いた客が虚偽表示だとして、消費者庁に通報したとの事。
通報を受けた消費者庁が実態調査したところ、多くの焼肉屋のメニューに、モモ肉等のロース以外の部位をロースと表示していた事が判明した。
そして消費者庁は、全国焼肉協会に厳正な表示を求めた。と言う訳だ。
因みに報道によると、不当表示のクレームを付けたのは一人らしい(笑)。一人の客のクレームで当局が動くもんかね？、俄には信じ難い話だね。

しかし、である。この不当表示であるが、何故に今まで問題にならなかったのか？。これまた大変不思議な話なんだが・・・。
この何年間で、食品偽装問題が相次いだ為に規制強化となったのかね？。
今まで焼肉屋に行って注文する時に、特に気にせずロースって言ってた訳だが、不当表示だったとは知らなかったよ。
まぁ、あれだ。今後は部位の表示が厳しくなり、違反した場合は懲役や罰金が科されるらしいね。
適正表示になれば、消費者には良いニュースだわな。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】