ネッタイムス・ブログ

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秋葉原無差別殺傷事件で死刑求刑と永山基準

2011-01-26 14:49:34 | 様々な話題
2008年6月、休日で賑わう秋葉原の歩行者天国。
一人の男が、言葉にならない声を発しながら、トラックのアクセルを全快し、猛スピードで歩行者天国の人混みに突入した。
男はトラックで、3人を殺害2人に怪我を負わせた。
男は更に、ダガーナイフを使い4人を殺害、8人に重軽傷を負わせた・・・。
世間を震撼させた「秋葉原無差別殺傷事件」である。

その秋葉原無差別殺傷事件で、計7人を殺害、10人に重軽傷を負わせ、殺人罪等に問われた元派遣社員、加藤智大被告に対する論告求刑公判が25日、東京地裁で開かれた。
検察側は「日本史上稀に見る重大事件。模倣犯も発生し、秋葉原と言う街の在り方も変える等、社会的影響も甚大。命を以て償わせるのが正義だ。」として、死刑を求刑した。
検察は、最高裁の「永山基準」に照らして、死刑以外の選択肢は無いと主張した。

この検察の主張に出てくる「永山基準」をご存知だろうか?、裁判関連でよく見る言葉な訳だがね。
「永山基準」とは、連続4人射殺事件の永山則夫元死刑囚(執行)に対する第一次上告審判決で、最高裁が1983年7月に示した死刑適用基準。
①罪責(犯行の性質)②動機③殺害方法の残虐性④結果の重大性、特に被害者の数⑤遺族の被害感情⑥社会的影響⑦被告の年齢⑧前科⑨犯行後の情状
等の項目を総合的に考慮し、刑事事件が極めて重大で、罪刑の均衡や犯罪予防の観点からも、極刑が止むを得ないと認められれば、死刑選択が許されるとした。
死刑選択の事実上の基準として用いられている。

この「永山基準」なんだが、秋葉原無差別殺傷事件の加藤智大被告は、「永山基準」に照らせば間違い無く、求刑通りに死刑判決が出ると思うけどね。
微妙な事件が有るじゃない?、何人殺したのかの判断でさ。
殺されたのが例え一人でも、凶悪な事件なら死刑が妥当と思う訳だが、「永山基準」を持ち出して、死刑は重過ぎる。とかさ。
そう考えれば、何でもかんでも「永山基準」ってのは疑問だわな。人を殺めた人数のみをクローズアップし過ぎだ。と、思う訳だ。
まぁ、あれだ。死刑云々に付いては機会があれば何れ書きますわ。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】

枯れ葉マークから四つ葉マークへ

2011-01-26 12:28:45 | 様々な話題
70歳以上のドライバーが対象となる「枯れ葉マーク」ってのがあるね。正確には「もみじマーク」と言うらしいが、どう見ても枯れ葉だね。
その「枯れ葉マーク」なんだが、2月1日から「四つ葉マーク」ってのに変更される訳だ。

以前から、この「枯れ葉マーク」は、枯れ果てて後は地面に落ちるイメージ。とか色々と評判が悪かったらしく、公募とアンケートの中から決めた様だ。
全く税金の無駄遣いだね、良いじゃない枯れ葉でも枯れ木でも何でも。

あの「平成の増税王」と呼ばれる、ゾンビ与謝野が居た新党なんざ、「立ち枯れ」だか「立ち消え」だか「黄昏」だか知らないが、あっ「勃ち上がれ」だっけ(笑)。
老人が寄り添って「勃ち上がれ」って頑張ってるんだから、あの歳ではなかなか勃たないんだからね(笑)。

まぁ、あれだ。「枯れ葉マーク」が嫌なら「若葉マーク」を使えよ、どちらも運転が下手糞と言う事でさ。って話なんだが、「枯れ葉マーク」は、罰則規定の無い努力義務なんだよね、これがまた。
だから「若葉マーク」で統一すると罰則規定で、問題が生じる訳だ。この辺りも可笑しいと感じるけどな。

まぁ、そんなこんなで、昨年の12月に道路交通法の施行規制が改正されて、来月から「枯れ葉マーク」が「四つ葉マーク」変わる訳です。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】

相棒と相模で相撲

2011-01-26 00:44:08 | 様々な話題
「相棒」と「相模」と「相撲」はパッと見は似ているが実は大きく違う訳だ、説明しよう。

「相棒」と言えば、特命係の杉下右京警部と神戸尊警部補の二人の刑事が、次々(毎週)と事件を解決(ほぼ一時間で)する人気ドラマである。
現在、劇場版Ⅱが公開中。

「相模」と言えば、東海道の地域、百人一首の歌人。

「相撲」と言えば、初場所中に黒海と臥牙丸が、泥酔して飲食店のガラスを叩き割る騒動を起こしてた事が発覚した訳だがね。
あのさ、ちょっと脱線するが、臥牙丸って何て読む?、ががまる?。ががまる(笑)って変わった名前だわな。
最近の相撲は余り詳しく無いので・・・。まぁ、別にどうでもいいんだがね。

ががまるは置いといて、相撲の不祥事と言えば、2000年12月、大阪で幕内力士の闘牙が、車の運転中に女性を轢き殺した事があった訳だ。
当時は「ただ今の決まり手は轢き殺し、轢き殺して闘牙の勝ち」と言う不謹慎なネタが出回ったんだがね、不祥事だよね。
しかも、相撲協会の取り決め、師匠間の申し合わせで、力士が車の運転をする事は禁止されている。にも拘わらず闘牙は車の運転をした訳だ。

そして、闘牙は女性を轢き殺した。
人を死亡させたと言う事態を重く見た相撲協会は、翌年の初場所の出場辞退を勧告した。
しかし、一場所のみ休場と言う軽い処分だった為に、「角界の常識は世間の非常識。」と言われたものだ。

最近の不祥事では、07年8月、巡業を怪我で休んだ横綱朝青龍がモンゴルでサッカーをして、二場所出場停止処分。
07年10月、時津風部屋で、集団リンチ暴行殺人事件が起こり、時津風親方が解雇処分。
08年8月、若ノ鵬が大麻所持容疑で逮捕。
08年9月、露鵬、白露山が尿検査で大麻に陽性反応で解雇処分。
09年2月、若麒麟が大麻所持容疑で逮捕。
10年1月、初場所中に横綱朝青龍が、知人男性と暴行トラブルとなり、場所後に引退。
10年5月、夏場所中に大関琴光喜等の野球賭博関与が発覚、琴光喜と大嶽親方(貴闘力)が解雇処分。
幕内力士の雅山、豐ノ島等が名古屋場所を謹慎。NHKは生中継を中止した。等々。

なんとまぁ不祥事だらけじゃねえか、驚いたなぁ、なんだかなぁ。って、近所の爺さんが言うとりました。
近所の爺さんで無くとも、不祥事だらけで驚く訳だ。ががまるって名前も驚きだ。
敢えて言おう「角界の常識は世間の非常識」であると。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】