練金術勝手連

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※ 練金術(ねりきんじゅつ)とは『週刊金曜日』練馬読者会的やり方という意味です。

★税金で“貢ぐ君”? ★★★ そして講演会のおしらせ★

2008年01月09日 | みんなの日記
 みんなガソリンの高騰でヒイヒイ言っているというのに、福田総理はインド洋上で無料ガソリンスタンドを再開するという。そのための新テロ対策特別措置法案が明後日(08年1月11日)にも衆院で可決されそうだ。
 誰のための無料ガソリンスタンドか?
 給油する相手は、何の罪もないアフガン(やイラク)の子どもたちの頭上に爆弾をばらまくための米軍艦船だ。“洋上給油で米軍に貢ぐ”というブッシュとの約束を、何がなんでも果たそうということか。それにつけても、《自衛隊による兵站の提供=アフガン侵略への参加…が「国際貢献」》という図式は、まるでウソッぱち。繰り返し繰り返し流された洋上の給油シーンは、大政翼賛メディア・マスゴミが振りまくウイルスのようだ。

 “貢ぐ君”といえば、“思いやり予算”を思い出す。
 日米地位協定上も日本政府が負担する必要のない在日米軍駐留経費を“暫定的に負担”しはじめてはや20年。金額は年間2000億円以上(06年度)だ。負担する必要のないムダ金を税金から出して何が“思いやり予算”なのか? 福田貢ぐ君は、ホントに“思いやる”なら、防衛利権受益者や受注企業、そして自民党のスポンサー連中に奉加帳でもまわして“浄財”(常罪)を集めて思いやるべきだろう??!

 さらに信じられないのは、“米軍再編”の経費負担。米軍再編(トランスフォーメーション)とは、在日米軍縮小どうのの話ではない。脱冷戦下の効率的な永久戦争(対テロ戦争)を推めるための米国世界戦略の一部とみるのが順当。そのために、総額3兆円を超える訳の分からない経費を日本が負担するのだ。訳が分からなくても垣間見えるものはある。たとえば、3兆円のうち沖縄から海兵隊が移駐するグアムの米軍家族住宅建設に3000億円をつかうといわれるが、在日米軍家族住宅なら3000万円のところグアムでは一戸あたり8000万円と積算。これにはサスガの日本のゼネコンも目の色を変えているというのもうなずける。そのうえなんと、その3000億円の中にはハワイから移駐する海兵隊の分も紛れ込ませているらしい…。はァ…。
(練金術師)
話はかわって(実はかわっていない)、練馬でペシャワール会中村哲さんの講演会が行われる。チケットは前売り制なので留意のこと。


  『ペシャワール会中村哲医師講演会』

 命の水源を求めて~part2~アフガンの大地から日本の明日へ


  日時:2008年2月12日(火)18:30開場19:00開演
  会場:練馬文化センター小ホール西武池袋線練馬駅北口
  入場料:一般1000円高校生以下500円(前売制)
  申し込み・問い合せ:市民の声ねりまTEL/FAX03-5933-0108


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