練金術勝手連

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※ 練金術(ねりきんじゅつ)とは『週刊金曜日』練馬読者会的やり方という意味です。

★★ 友愛精神で歴史の精算を!★★

2009年09月18日 | 読者会定例会
♪♪♪ 祝・自公崩壊 ……
「今日が歴史の転換点」

 いよいよ民主党・鳩山政権が誕生した。“政権交代”を成した鳩山民主党が謳う「本当の意味で国民主権の国に」に期待するところも大きい。が同時に多くの疑念もぬぐいがたく存在するのも事実。八ツ場ダム中止、高速道路無料化からアニメの殿堂・暫定税率…と、マニフェストや政策集に掲げる問題についていち早い動きが報じられているが、政権立ち上げ、権力移行にともなう初期トラブルはまだこれからであり、メディアが振りまく話題性にとらわれずしっかりと見てゆかねばならない。しばらくは目が離せない。

 今、鳩山政権スタートに当たって改めて注目したいのは“友愛”の意味。

 野党時代に揶揄されながらも口にした「友愛」と、首相になってあえて言う友愛は意味が全く違う。同じ友愛でも世界が注目する中で一国の総理が口にすればそれは、国家運営の理念、政治哲学となるのだから。

 永きにわたる自民、自公政権が進め、小泉・竹中の新自由主義政策がとどめを刺した“従米属国”路線(参考)から足を洗いたいということなのか、オバマのアメリカと対等なパートナーをめざすといい、同時に東アジア共同体をいい、アジア連携に今後の道をもとめる鳩山新政府にはまず、この国が60年間先送りにしてきた《歴史の精算》問題を真剣に考え取り組んでほしい。

 そこには、いまさら見たくない事実(参照:なかったシリーズ)があるかもしれない。しかし自国の負の歴史を正視できない国に未来はないことを自覚すべきであり、友愛精神をもって立ち向かうべきは「特異な改憲論を基盤として改憲をめざす『新憲法制定議員同盟』(中曽根康弘会長)」の顧問などに収まり続けることではない。しっかりと目をみ開いてこの国の負の歴史を精算することなのだ。

   「鳩山由紀夫民主党代表に新憲法制定議員同盟『顧問』の辞職要請」

(練金術師)

練馬読者会9月例会

  日  時:2009年9月26日(土) 18時から
  会  場:喫茶ノウ゛ェル(西武池袋線大泉学園駅北口駅前)
  会  費:喫茶代
  問合わせ:nerikinjyutu@mail.goo.ne.jp
       または03-3925-6039 近藤まで。


●総選挙後初の例会となるので、じっくり話せるように開始時刻を早めに設定しました。
●7月例会の記事について、当日発言者の依頼により、一部訂正しました。


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