本人確認の難しさ

asahi.com:障害者の住民票で免許、口座開設に悪用 2容疑者逮捕?-?社会
他人の住民票を入手し、なりすまして原付き免許を取り、
その免許証で銀行口座を開設したという事件です。
障害者を狙ったのは、既に免許を持っている可能性が低いからとのこと。

確実な本人確認と、プライバシーの保護を、妥当なコストで実現できるでしょうか。

住民票を取るのに運転免許が必要で、
運転免許を取るのに住民票が必要だったら、「鶏と卵」問題です。

例えば、運転免許を取ろうとする人の自宅に警察官等が訪問して、
面接、顔写真撮影するというのは、コストがかかりすぎるでしょう。
産まれてすぐ遺伝子情報を役所に登録するというのは、確実ですが、
プライバシー侵害に使われない保証が難しいです。

法医学者と弁護士と情報技術者が、共同で本人確認の仕組みを考えるべきでしょう。
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