ネコリンヘンプ

安定剤(ソラナックス0.4㎎1~2T/dayを頓服で反復服用20年近く)断薬の記録つきヘンプブログ

とうとう断薬1年経過

2010年10月23日 21時53分54秒 | 断薬
2009.10.23に断薬して1年が経った。当初思っていたよりもずっと長い期間苦しんで今日まで来た。あまりに様々な経過を辿ったので今日の時点でどのくらいの快復なのか定かに掴めない。断薬初期に地獄のような日々を過ごしたがそれよりましな日々であることだけは確かだが楽になったという時間はまだ無い。

土曜日
1年というのは離脱中の苦しい中では非常に長い時間だ。
何もしないでじっと耐えるという感覚には到底なれない。不安と恐怖と身体的な苦悶でオリの中のクマよろしくウロウロして1年が過ぎた。今も身体の芯が微振動をし、自律神経失調症独特の気分の悪さが続いて1年間消えたことは無い。生きていくうえで自律神経が狂っているということは自分の外、外界と身体的に折り合いがつかない状態なのだと思う。音は必要以上に響き渡り、目に映る景色は揺らめいて存在を強く主張する。空気も吸っては吐くを意識させ身体は自然な動きを忘れている。リラックスするのにはどのような姿勢をとるのか無意識にやってきたことは記憶に無い。身体がそれを忘れている。生活の動き一つ一つが無意識に出来ないとどうなるのか。極度の緊張状態を強いられる。首も肩も背中も緊張しっぱなしで緩むのを忘れている。元に戻りたい。健康か不健康かではない、身体の恒常性を保つための自律神経がズタズタでは人間としてのまともな感覚は保たれない。
生きながらの地獄。

1年を記念して離脱仲間のテクノなよっちゃんさんから頂いた”指もみについてのコメント”をこちらに転載させていただきます。
よっちゃんさんは創意工夫の達人で、ご自身のブログやたまごさんのブログで様々な離脱症状の緩和方法を皆さんに紹介されています。
ご縁があって私のブログにいらした皆様、断薬とは関係ない方でも指もみは健康にとても良いそうですから参考にしてくださいね!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
爪もみというか、指もみと言ったほうがいいのかな。の話です。

まずは、従来のやり方のチェックですが、ツボの位置は、各指の、
「爪の生え際と第1関節のちょうど半分のところの両はじのちょっとだけ手の甲側」
です。やっぱ文章で書くと、かなりわかりにくいですが...。
ツボの位置を確かめる方法は、片方の手の爪の先で、はさんで刺激してみるんです。

上記の位置を探るとなんとなく、くぼみっぽいところがあって、そのくぼみの一番深そうなところを、爪の先で刺激すると、ハンパなく痛いです!!なので、すぐにわかります。
皮膚の痛みではなく、腕のほうまで電気が走るような痛みです。
このツボの位置を把握すると、指の腹などでの刺激もしやすいのではと思います。

で、ぼくのお手軽(ものぐさ??)なやり方としては、上記のツボがあるぐりるに、温感シップ(トウガラシ成分のはいってるやつ。カプサイシンだっけな?)を貼ってしまう方法です。
貼り方は、第1関節よりちょっと上と爪の生え際の中ほどまで覆ってしまう感じの幅、そして一周まけるぐらいの長さにシップを切り、巻いたら、包帯用のテープや、なければセロテープでも何でもいいので、ぐるっと巻いて固定します。
これを、両手の指、全てにやります。
10本全部やるのは、多少めんどくさいですが、一回貼ってしまえば、お風呂で外すまでは、ほぼ全く全自動で、ツボにトウガラシの刺激がじんわりといきますから、わざわざ、ツボの位置を考える必要もありません。
まあ、指でギュッと強くもむのに比べたら、刺激はやんわりですがね。
貼ると、全身がポカポカしてきて血行が良くなってくると思いますよー。
ですが、手の指にシップしてしまうと、洗い物やパソコンのタイプなどができない....という人生の葛藤(笑)が出てきます!
なので、その対策としては、不眠には小指が対応しているので、両小指だけに巻いておくとか、そもそも、不眠でしたら、寝るときだけ巻いておくというのもありですし、あとは、足の指で代用する!というのもあります。

基本的には、足の指も手の指とほとんどかわりません。
症状に対応している指もかわらないそうです。

そして、これが肝の話しなんですが、東洋医学の冷え取りの話しでは、不健康な状態では熱は上半身に逃げやすく、下半身が主に冷えて血流が悪くなっているので、下半身の血行を良くするというのが、基本だそうです。
で、足の指の爪もみはもちろん、全身に効くんですが、手の指よりも、足~下半身の血行を良くする効果が高いため、ぼくは、足の指の爪もみは、むしろ、必須ではないかと思っているんです。
血行が悪くなると、血はふくらはぎに溜まりますから(むくみ)、足の血行が良くなれば、相当量の血が脳のほうにも戻ってくるはずですから、ホルモンのバランスも良くなってくるのでは??と思ってます。

実際、ぼくも、まだ若いはずなのに、ふくらはぎカチカチですから....。
足の爪もみをすると、手の爪もみをしても全然、気持ちよくならなかったのが、ジワーッと気持ちよくなってきたりします。
爪もみというか指もみするなら、足の指は必須!!だと思います。
寝る前に布団の上で、念入りに足の指をなさってみるといいと思うのですが.....
基本、ツボはどこも、ちゃんとヒットすると電気が走るような痛さがありますから(離脱時は自律神経くるいまくりなのでなおさら)、必ず、そこをキーポイントとして、続けていかれるといいと思います^^
特に痛くなかったということは、ツボに入ってなかったのでしょうね。
印象としては、爪の生え際という言い方は、ちょっとイメージが違う感じですよね。
むしろ、第1関節の骨にかぶるぐらいのところにありますから。
ヒットすると、「効くーーーー」って感じが必ずありますよ。

なんか、本とかみても、詳しくツボの位置に言及してないんですよねーー^^;
本は200ページくらいあるのに、やり方の説明事態は、10ページ足らずで終わってたり!
このあたりが、東洋医学の人っておおらかなのかなーと思いますが(笑)

特に、不眠には小指なので、小指を多めにやるといいと思いますよ。

もちろん、離脱全体の緩和にも、役立つと思います。
ぼくも、指もみのおかげでだいぶ、精神状態が落ち着いてましたからね。
血行不良とうつは大きく関係があると思いますよ。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
よっちゃんさんありがとう~~!