お人形と同じ部屋で寝起きしている私

お人形好きでけっこう沢山持ってます。専用ブログもあります。こっちでは家族と猫2匹と他の趣味や暮らしぶりなど語ります。

昨日の続き(奥さん帰ってきました)

2020-03-15 15:49:35 | 医療とか介護とか

昨日は救急車を送って、寒かったので布団に入ったらみーこが来たので一緒に寝てました。
昼過ぎまで眠ってしまった。

夕方、渋谷さんの娘さんが見えました。
突然呼び出されて東京から来るのも大変ですね。
で、渋谷さんはというと帰宅して寝てるそうです。
娘さんが語るには
前日かかりつけの医院に行ったこと。
でも帰りに道が判らなくなって1時間くらい歩き続けたらしいこと。
背骨の椎間板が10個くらい潰れていらっしゃるのでそれで背中に痛みがでたらしいこと(ちなみに私も椎間板1個か2個潰れてます。ぎっくりやると強烈です)
それが10個も潰れてたらさぞや痛かったことでしょう。
いつもいろいろお世話になって申し訳ありませんと恐縮されたけど、ねぇ。

だって、もう、帰り道が判らなくなってしまったってことは、これ完全な認知症ですよね。
私は「もう、そんなになったら、お一人では無理なんじゃないですか?」と訊くと
「ええ、もうそうですね。施設の手配とかしてるんですが・・・」あ、やってらっしゃってるのね。良かった。
でもそうなると、猫が心配。東京の猫の保護ボランティアさんの名前を教えて、そこを頼ったらどうかとお願いしました。
私のうちはもう絶対無理なんで。
みーこがよその猫大嫌いなのと、渋谷さんの猫ちゃんはうちの猫とは一緒に出来ないので(チビがカリシウィルス移されて死に掛けたし)

長年のおつきあいもあり、しっかり気丈に振舞ってた方のこういう姿を見るのは本当に忍びないです。
でも、私たちにできることは限界がある。

ただ、ふと感じたことは、私の母は健康に対しては謙虚だった。それは母が幼くして実母を病で亡くしていたせいかも知れません。
10歳のときだったといいます。ただ母は幸いにも兄弟姉妹の下から二番目で年かさの姉が何人かいて、母代わりに頼りにしてたらしいですが。

渋谷さんも複雑な家庭環境の中で、自分が強くならなければ生きていけないと頑張っていらっしゃった方です。
いろいろな話を聞かせていただきました。

15年ほど前にご主人を亡くし、一人で犬と一緒に暮らしてきた渋谷さんですが、病に倒れたご主人の介護は壮絶だったようです。
だから、そのあとで、犬2匹と平和に暮らしてらっしゃるのは本当に良かったと思ったのですが、可愛がっていた犬を立て続けに亡くし
隣家が火災になって、延焼は免れたものの避難時に転倒して、腰を痛め、誤った治療をされて更に症状を酷くしてしまったようです。
病院選びは大事だなとしみじみ思います。
健康が自慢だった渋谷さんが、そういう状態になったときに、きちんとした治療を受けられる医療機関に対して無知だったことが腰の症状を悪化させてしまったんです。
年を重ねたら、若い頃の健康自慢なんてなんの役にもたちません。
「風邪もひいたこと無いのよ。私は。なんかおかしかったらメンソレータムでも鼻の穴に塗れば次の日には治ってしまうわ」
が口癖だった渋谷さん。
もっと健康と自分の加齢に対して謙虚であったらと思わずにはいられません。
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