もう一匹、シャムネコ風のメス猫についてです。この子は長男が大学にいた時に仲良しになった、アパートの近所の野良猫です。仔猫の頃からの付き合いでしたが、沢山いた兄弟が一匹、また一匹と消えていき、とうとう彼女だけになってしまいました。小さい頃の写真を見せてもらうと本当にシャムネコなんです。今は・・・シャムネコもどきというか、パチもんのシャムネコですが。
長男は栃木の大学に入ってたのですが、アパートは勿論ペット禁止。なので、猫好きの息子は、近所の野良猫にえさをやって、他の餌やりおばさんたちと仲良しになってたらしいです。この子(猫)はとてもフレンドリーな性格で、息子もこっそり部屋に入れたりしてたそうですが、ある日、異変に気づいて、餌やりおばさんに獣医さんを紹介してもらいました。かなり遠い場所にあるらしい獣医さんでしたが、往診もしてくれてすごくいい獣医さんだったらしいのです。あ、病気は「子宮蓄膿症」息子が学生だったので学割で手術して子宮摘出してくれたそうです。
卒業間近に大家さんに猫と遊んでいるのを目撃されてしまったのですが、あまりの仲の良さに「もうじき卒業だし、その子飼っちゃえば?」と許可が降りて晴れて堂々と飼ったいきさつがあります。大家さんも猫が好きで、お金持ちの割には、やはり拾った猫を3匹ほど飼ってらっしゃって。良い方でした。
で、卒業時に連れて来たのですが・・・・先住猫と猛烈に相性が悪くて、顔合わせたらお互いに「シャーシャー」「フーッフーッ」とやられまして。3ヶ月ほど彼女は私の部屋で隔離生活を送りました。襖が破けてるのはその時にやられたものです。
その間に、元野良猫なのでいろいろ検査をしましたら・・・・なんと~!!猫エイズと猫白血病キャリアであることが発覚したのでした!話には聞いてたんですよ。野良猫のほとんどは猫エイズだから、長生きできないって。
こんなにかわいいのに。こんなにフレンドリーで人懐っこくて、甘ったれで、べたべたかわいいのに。毛がふわふわしてきれいな青い眼をしてて美猫なのに・・・・。目の前が真っ暗になりました。先生、長生きさせるにはどうしたらいいんでしょう?と訊いたら「ストレスの無い気ままな生活」と言われました。それでもどんなに大切に可愛がっても2~3年で発病して死んでいくのだとも。何故かこういうかわいい猫がよく罹患してるんだよね~とも言ってました。
病院から連れて帰ってくるとき泣けて仕方ありませんでした。猫はどうしたって人間より早く逝ってしまうのは理解できるけど何の罪があって、こんな業病があるんだろう。しかもエイズと白血病のコンボなんて悲し過ぎます。
あ~彼女の名前ですね。長男と初めて病院に連れて行ったとき「栃木じゃなんて呼んでたの?」「え?シャムニャンコって呼んでた」「・・・・そのまんまじゃん・・・センス無え~」「じゃなんて付けるんだよ」「耳が黒いからみみでいいよ」「あ、そ」じゃあカルテはミミでお願いしますで「ミミ」にしました。いや、流石にシャムネコの血が入ってるせいか仕草がけっこうエレガントなんです。野良とは思えないときもあって、なので心の中ではジョセフィーヌとかマドレーヌとかジェヌビェーブとかマリーテレーズとかマカロンとかエリザベートとかコンスタンスとかデルフィーユとか(何故かフランス。雄はドイツ系がかっこよいが)考えたりしたのですが、家には老人もおりますし、すっきりと「ミミ!」
ミミも昨年大病をしまして、なんか左乳首にころころしたものがあるな~と思って病院に連れて行ったのですが、なんと!左太腿にチビと同じ悪性腫瘍が見つかりました。結果は左一列乳房全摘出、左太腿の腫瘍も一緒に摘出と言う大手術になりました。
でも、メスネコって強いです。エリザベスカラーを嫌がらず、手術の為に毛を刈られて寒いと思いまして、私の布団に一緒に寝ました。片乳切り落とすなんてアマゾネスみたいですね。でも泣き言も言わず、チビのように大暴れもせず、じっと痛みに耐えて治癒を待ってる様子が健気でした。
この手術は彼女にとってかなりストレスだったと思うのですが、今は元気で気ままに生活してます。時たま脱走しても3時間くらい遊んでちゃんと帰ってきます。なるべく出したくないんですけどね。野良猫もいるし。
それにしても・・・・猫2匹いると・・・確かに医療費が・・・保険利きませんからね・・・・会社辞められません・・・結局そうなりますね。
長男は栃木の大学に入ってたのですが、アパートは勿論ペット禁止。なので、猫好きの息子は、近所の野良猫にえさをやって、他の餌やりおばさんたちと仲良しになってたらしいです。この子(猫)はとてもフレンドリーな性格で、息子もこっそり部屋に入れたりしてたそうですが、ある日、異変に気づいて、餌やりおばさんに獣医さんを紹介してもらいました。かなり遠い場所にあるらしい獣医さんでしたが、往診もしてくれてすごくいい獣医さんだったらしいのです。あ、病気は「子宮蓄膿症」息子が学生だったので学割で手術して子宮摘出してくれたそうです。
卒業間近に大家さんに猫と遊んでいるのを目撃されてしまったのですが、あまりの仲の良さに「もうじき卒業だし、その子飼っちゃえば?」と許可が降りて晴れて堂々と飼ったいきさつがあります。大家さんも猫が好きで、お金持ちの割には、やはり拾った猫を3匹ほど飼ってらっしゃって。良い方でした。
で、卒業時に連れて来たのですが・・・・先住猫と猛烈に相性が悪くて、顔合わせたらお互いに「シャーシャー」「フーッフーッ」とやられまして。3ヶ月ほど彼女は私の部屋で隔離生活を送りました。襖が破けてるのはその時にやられたものです。
その間に、元野良猫なのでいろいろ検査をしましたら・・・・なんと~!!猫エイズと猫白血病キャリアであることが発覚したのでした!話には聞いてたんですよ。野良猫のほとんどは猫エイズだから、長生きできないって。
こんなにかわいいのに。こんなにフレンドリーで人懐っこくて、甘ったれで、べたべたかわいいのに。毛がふわふわしてきれいな青い眼をしてて美猫なのに・・・・。目の前が真っ暗になりました。先生、長生きさせるにはどうしたらいいんでしょう?と訊いたら「ストレスの無い気ままな生活」と言われました。それでもどんなに大切に可愛がっても2~3年で発病して死んでいくのだとも。何故かこういうかわいい猫がよく罹患してるんだよね~とも言ってました。
病院から連れて帰ってくるとき泣けて仕方ありませんでした。猫はどうしたって人間より早く逝ってしまうのは理解できるけど何の罪があって、こんな業病があるんだろう。しかもエイズと白血病のコンボなんて悲し過ぎます。
あ~彼女の名前ですね。長男と初めて病院に連れて行ったとき「栃木じゃなんて呼んでたの?」「え?シャムニャンコって呼んでた」「・・・・そのまんまじゃん・・・センス無え~」「じゃなんて付けるんだよ」「耳が黒いからみみでいいよ」「あ、そ」じゃあカルテはミミでお願いしますで「ミミ」にしました。いや、流石にシャムネコの血が入ってるせいか仕草がけっこうエレガントなんです。野良とは思えないときもあって、なので心の中ではジョセフィーヌとかマドレーヌとかジェヌビェーブとかマリーテレーズとかマカロンとかエリザベートとかコンスタンスとかデルフィーユとか(何故かフランス。雄はドイツ系がかっこよいが)考えたりしたのですが、家には老人もおりますし、すっきりと「ミミ!」
ミミも昨年大病をしまして、なんか左乳首にころころしたものがあるな~と思って病院に連れて行ったのですが、なんと!左太腿にチビと同じ悪性腫瘍が見つかりました。結果は左一列乳房全摘出、左太腿の腫瘍も一緒に摘出と言う大手術になりました。
でも、メスネコって強いです。エリザベスカラーを嫌がらず、手術の為に毛を刈られて寒いと思いまして、私の布団に一緒に寝ました。片乳切り落とすなんてアマゾネスみたいですね。でも泣き言も言わず、チビのように大暴れもせず、じっと痛みに耐えて治癒を待ってる様子が健気でした。
この手術は彼女にとってかなりストレスだったと思うのですが、今は元気で気ままに生活してます。時たま脱走しても3時間くらい遊んでちゃんと帰ってきます。なるべく出したくないんですけどね。野良猫もいるし。
それにしても・・・・猫2匹いると・・・確かに医療費が・・・保険利きませんからね・・・・会社辞められません・・・結局そうなりますね。