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ねこてん~全ての猫は天使である~

東京都港区青山&ビックサイト周辺にて地域猫活動を行っているボランティア

地域猫活動 明るい報せ

2020-12-31 21:05:00 | TNR&地域猫活動マニアル
2020年は、明日が見えない厳しい中で、人の優しさに気がつかされ、たくさんの嬉しいことに恵まれた1年でありました。

その中から未来に繋がるお話をTwitterから ご紹介させて頂きます。

2021年、人も猫も笑顔の地域が広がりますように🌟🙏



💐地域猫活動にはゴールがある

私がお店をし始めた時、店舗の周りに猫が沢山いた。
事故や虐待が多かった場所。
40〜45頭はいた場所。

TNRをやりだした頃、朝出勤したら扉に「猫が好きなら中で飼って下さい!」と張り紙をされた事もありました。

地道に地道にコツコツ15年。
地域猫になった最後の1頭がなんと!もらわれました😊



野良猫を卒業して地域猫になり、地域でお世話すれば寿命は伸びます。
20才前後まで生きる地域猫さんも。

地域猫活動の目的の一つに「飼い主のいない猫を一代限りの命として見守り猫生を全うさせる」があります。

それなのに10年で終わらせるって矛盾しているのでは?…よく質問されます。

「先行TNR」「70%ルール」を守り、地域で給餌しながら管理すれば、約10年後、地域猫さんは2~3匹になります。

その子たちは、長らく地域をお守りしてきた優秀殊勲賞としてオウチに迎えられることが多いのです。

引く手数多😍争奪戦になることも😻

我が家にも地域から引き取ったラストボス猫が2匹います︎。

🍀テレポートした地域猫https://blog.goo.ne.jp/nekoten2015/e/0d4b52c2c56895bd0e64dc05ac1dfeec🍀TNR告知ポスター広報チラシhttps://blog.goo.ne.jp/nekoten2015/e/750c7c3f1560021481fdc4ea49a9f864

💐あなたの町にも地域猫トイレを

猫達がウロウロしていた銀行の駐車場にトイレの設置をお願いさせて頂いた時「地域の皆様にお世話になっている銀行なので 地域の方のお力になれるなら置いて下さい」と快く受けて下さいました。

トイレとわかるのは見た目が悪いと思いプランターをトイレにして5個設置。
銀行さんには感謝しかありません。



トイレ設置だけではなく、TNRも地域猫活動も企業の関連会社だと交渉はスムーズに運ぶように思っています。

商業施設の駐車場・公園や会社敷地内など。

なんでウチが飼っていない猫のトイレを置かなければならないの?…これもよく言われます。

排除しても解決はしません。
トイレの設置はトラブル軽減策であり、問題解決策でもあります。

動物の問題は人の問題。
野良猫は地域から排出された猫です。

TNR・地域猫活動は、問題を解消するため住民同士で協力し行います。

地域の安全のため。
住民の安心のため。

猫が嫌いな人、
野良猫がいなくなればと望む人、
野良猫で悩む人のため、

人間のための地域猫活動です。

ご理解の程を宜しくお願い致します🙇‍♀️

🍀外猫地域猫トイレの作り方&クレーム対策https://blog.goo.ne.jp/nekoten2015/e/8610360e9061f4b830b783e0dc12753f

🍀さくら猫の夜明けhttps://blog.goo.ne.jp/nekoten2015/e/1a394f56040c0d8f6be75213e4598e18

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10年で終わらせる地域猫活動

2020-12-26 22:30:00 | TNR&地域猫活動マニアル
地域猫活動が上手くいかない💧
TNRしても猫が増えてしまう💧
悩まれている方のご参考になればと思います🙇‍♀️



よくある殺処分ワーストのランキング。
あれは単純に頭数順に並べているだけなので、全く意味がありません。

重要なのは人口対比。

例えばコロナ感染者数100人…東京と沖縄では対応対策が異なってきますよね。

飼い主のいない猫対策いわゆる地域猫活動は、猫の頭数ではなく人口ごとに行います。

2018年12月8日の記事。
Yamasaki Hiro氏 Facebookから~
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日本の地域猫と大きくも変わらないが、米国の外猫管理法にはちゃんと科学がある。
推定7,000万匹と言われている米国の外猫。
Spay Clinicやキャンペーンでまずは数を抑える作業が先になる。

そこには PPTP - Pet Per Thousand People という考え方がある。
つまり、
人口1,000人あたりに個体数
人口1,000人あたりのTNVR数
人口1,000人あたりの譲渡数
人口1,000人あたりの収容数
人口1,000人あたりの処分数

これらを以前と比較、他地域と比較する。
日本人が連呼する「◯◯はワースト」という表現はあり得ないし、相手にされない。

他地域との比較は常にPPTPを用い、来年度は今年度より人口1,000人あたり何匹多くTNRする...などと戦略をたてる。
そして追跡と分析をする。

ニューハンプシャーのPeter Marshの分析が
今や西海岸などでモデル化され、どんどん
Managed Colonyの成功例が生まれている。
地域猫には科学が必要だ。
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70パーセントルールの不妊化率もマネッジドコロニーから算出します。

私の居住地 東京都港区青山は、一区画または高層マンション一棟で1000人ぐらいになります。
地域猫活動を10年未満で終わらせられた要因の一つに目が届きやすかったことがあると思います。

現在は、住民のいない東京湾岸沿いの公園で活動しています。

ぐるりと地続きになり区も跨ぎます。
流入猫さえ目まぐるしく入れ替わり、管理が追いつかず苦戦中。

皆さんが あげつらう地域猫活動の規則は、コロニーごとにあります、違ってきます。
また10年間の環境変化や関わるメンバーで流動します。

当然のこと。



私たちが考えなければならないのは、どうしたら10年で終わらせるか。
いかに早く人も猫も苦しみから解放されるかであって、始めるにあたっての ご都合主義の制約ではありません。

ルールやマナーありきは、活動そのものと参加する人を限定しまいます。

承認の有無ではなく、理解を広げる→問題解決のためのアクションに繋げる→仲間を増やす。

1000人の許可ではなく1000人の中から協力者を得る。
住民を巻き込み喚起させ、ボランティアを増やしていく、人々の意識を変えていく。

唯一 守らなければならないことは、不妊去勢ファーストつまり先行TNR。
だからTNRされた耳カット猫=地域猫です。


【バキュームエフェクト】
TNRの後に地域猫活動を行わなければ成果が現れない理由

TNRだけなんて有り得ない。
それは命への冒涜にも等しい。

頭数コントロールをしなければ成果を得られません。
永遠に誰も幸せになれません。

手術浸透率=TNR進捗度を上げれば、必ずや地域住民と動物たちは笑顔になれます😊😸

幸福への鍵は現場にあり、扉を開くのは数字に こだわった管理システムなのです🌸

🍀正しいTNR活動を知ろう!
🍀間違いだらけの地域猫活動1
🍀間違いだらけの地域猫活動2


最も効果的なTNR 冬の陣

2020-12-13 19:00:00 | TNR&地域猫活動マニアル
❄️TNR 冬の陣❄️
紅葉の頃から梅の花開くまでが決戦の時⚔️

野外で子猫を産ませないために❗️
望まれない命を増やさないために❗️



一般に猫の出産シーズンは、春と秋の2回とされています。
猫さんは、本能的に過ごしやすい時期を選んで繁殖します。

とはいっても、これは必ずという訳ではなく、一年を通して子猫は生まれ続けます。

ただ夏冬に生まれた赤ちゃん猫は、育たないことが多いのです😿

❄️猫に負担の少ないTNR期間❄️
🔻秋の連休を利用して調査
🔻10月頃から一斉TNRなどを集中して行う

昨今は温暖化の影響もあり、また日本列島は南北に長いので「紅葉の頃から梅の花が咲くまで」を目安にして下さい。

この時期は発情&妊娠率が低い。

それ故に秋から冬のTNRは、母猫になるメスの身体的負担を防ぐことが出来るのです。

発情中や堕胎手術は、傷口が通常の不妊手術より大きくなり、手術時間も長くなります。
費用も嵩みます。

❄️最も費用対効果が高いTNR❄️
🔻繁殖シーズン前に短期集中
🔻成猫・子猫(早期不妊去勢手術)問わず
🔻地域全体の野外猫70%以上にTNRを実施

助成制度がない、協力病院がない、手術費用が厳しい…だったら、秋冬に1ヶ月ピンポイントで👍

年間を通して少数づつよりも、トータルで大幅にコストダウンが出来ます。



現在の皆さんは、どうでしょうか。

💧野良猫が子猫を産みました…保護して下さい。
💧可愛い子猫を保護しました…貰って下さい。
💧お腹の大きな野良猫がいます…どうしましょう。
💧餌やり禁止の公園に子猫がたくさんいます…かわいそう。
💧近所で猫嫌いの人に子猫がイジメられています…助けて下さい。

保護や排除で野良猫は、絶対に永遠にいなくなりません。

飼い主のいない猫を増やさないために繁殖制限=TNRして、地域で頭数管理=地域猫活動をするのが問題解決の最善策。

現状、それしか成果を得られる対策がありません。
TNR→地域猫活動を進めるには、住民のご理解 ご協力が必要です。

かわいそうを繰り返さない!
救わなくてはならない命を増やさない!

寒くなったらTNR📣
皆んな笑顔で春を迎えましょう😊😸

🌸猫の堕胎手術と梅の花

🐱正しいTNR活動を知ろう!

TNRは問題解決のメソッド
よく言われる苦肉の策ではありません

また動物福祉視点から命の尊厳を守るアプローチでもあります

🐱TNR始めましょう!

TNR活動の流れをご紹介します

飼い主のいない猫を増やさないことで人のトラブルや環境被害を減らす唯一の問題解決策

野良猫に出会った時は 排除・保護ではなくTNRの選択肢も加えて下さい🌟🙏

ポチッとリアクションに感謝 😸


餌やりで野良猫は増えません

2020-12-10 22:30:00 | TNR&地域猫活動マニアル
逆に、餌やり行為を止めると野良猫は増え続けてしまいます。

餌やりを禁止では、野良猫トラブルで悩む人も、過酷な野外での生活を強いられる猫もいなくなりません。

人が関わっていかなければ問題は解決しません。

🍀餌やり禁止で野良猫は増える
🍀殺処分で野良猫が減らない理由https://blog.goo.ne.jp/nekoten2015/e/5ecbbfa4db7bea64800d9f1daefd95c7



猫は繁殖して増えますから、増やさないようにするには不妊去勢手術をするしかありません。

野良猫へ繁殖制限を施すTNRを効率的に実施するには、定点定時の給餌が必要不可欠。

その後の個体管理や頭数コントロールも、全て給餌を通して行います。



餌やり禁止で外猫を根絶した事例は、地球上に存在しません。

飢餓状態にすると、かえって本能的に犬や猫の繁殖力は高まります。
猫への給餌給水を禁止する法律はなく、故意に給餌給水をしないことは動愛法違反にあたります。

そもそも「餌やり行為が野良猫を増やしている」とする根拠になるデータはありません。

対して、給餌を中心とした飼い主のいない猫の繁殖制限対策(TNR)と地域で管理(地域猫活動)をすれば、成果はハッキリと数字で現れます。
🔻センター収容頭数
🔻殺処分頭数
🔻ロードキル頭数
🔻クレーム件数
これらは、地域の外猫不妊化率と比例して右肩下がりになります。

住民主導のボランティア活動であるTNR→地域猫活動は、税金の節減も実現可能にするのです。

つまり、飼い主のいない猫を増やさないよう不妊化し、トラブルを軽減するため地域で管理する給餌活動は「社会貢献」になります。



私の居住する街もですが、東京都市部は野良猫さんを見かけません。
外にいるのは、ほとんど耳カットのある一代限りの命として見守られている地域猫。

もう誰も餌やるな!なんて言いません。
もう誰も家で飼え!なんて言いません。

🍀耳カットの意味

しかし、問題解決の正解であるTNR→地域猫活動に行き着かず、周知されていない地域では、給餌活動への嫌がらせが後を絶ちません。

それは、人と猫を苦しみの連鎖から解放するのを阻むだけではなく、殺処分で奪われる命や事故などで人知れず亡くなる命を増やし、無為に税金が消費される結果を招きます。



野良猫が増えると人のトラブルも増え、税金投与も継続されます。

増やさないようにするためには、TNR→地域猫活動。
およそ3年で半減、10年で終了が目安。
早く始めれば早く終わることが出来て、犠牲は少なくなります。

皆さんにとって迷惑な存在である野良猫は、餌やりして手術、餌やりして管理しないと永遠に増え続けます。

どうぞ明るい未来に向けて、情報更新をお願い致します🙇‍♀️



野外猫の過剰繁殖は人の問題で社会問題。

TNR→地域猫活動は問題解決の最善策。
これは地域のため住民のためのボランティア活動。

TNR→地域猫活動は、費用対効果が高く税金の節約にも繋がります。

保護や排除では、絶対に永久に問題は解決しません。

🐱正しいTNR活動を知ろう!

TNRは問題解決のメソッド
よく言われる苦肉の策ではありません

また動物福祉視点から命の尊厳を守るアプローチでもあります

🐱チャレンジTNR 人も猫も幸せに

今ある不幸を取り除き 人も猫も幸せに生きる世界を実現するのはTNR→地域猫活動しかありません

なぜならば 代わる成果が早く確実でコストパフォーマンスに優れている方策はないからです

🐱TNR始めましょう!

TNR活動の流れをご紹介🌸

飼い主のいない猫を増やさないことで人のトラブルや環境被害を減らす唯一の問題解決策

野良猫に出会った時は 排除・保護ではなくTNRの選択肢も加えて下さい🌟🙏


耳カットの意味

2020-11-30 22:30:00 | TNR&地域猫活動マニアル


V字にカットされた耳を桜の花びらに見立て「さくら猫」とも呼びます🌸

不妊去勢手術済みの印。
一代限りの命の印。
地域をお守りする地域猫さんの印。

そして、多くの人たちに愛情を受けている印です︎💕︎


🔻サクラカットが主流になったのは最近のことで水平カットもあります🐾

野良猫は、私たち人間の身勝手から生み出されました。
私たち人間が放ったらかしにして、増やしてしまいました。

今、猫を飼える家庭より、はるかに多くの飼い主のいない猫がいます。
これを「過剰繁殖」といって、野良猫トラブルや殺処分の原因になっています😿

地域から排出され地域に生きる猫さんたち。

トラブルを軽減し問題を解決するため―
過酷な野外で暮らす猫を増やさないため―
不妊去勢手術(TNR)して、地域住民で管理(地域猫活動)をします。

TNRをしてから地域猫にするのは、社会問題である過剰繁殖を解消していく活動です。



耳カットされた さくら猫さんは、ボランティアに捕獲され、愛護活動に理解のある獣医師に不妊去勢手術をして頂き、地域住民に給餌など お世話をされています。

多くの人の協力を得て野良猫を卒業しました。

耳カットには、見守ってくれる人たちからの「少しでも安全に安心して猫生を全うできますように🌟🙏」という切なる願いが込められています。

🌸地域猫 啓発ポスター集/耳カット編
🌸地域猫と野良猫の違いって?
🌸さくら猫の夜明け