ねこてん~全ての猫は天使である~

東京都港区青山&ビックサイト周辺にて地域猫活動を行っているボランティア

TNRと保護活動

2021-03-28 16:45:00 | TNR&地域猫活動マニアル
~これからのTNRについて考える~
今回は「TNRと保護活動」です。
TNRの“保護活動とは異なる目的”について🙇‍♀️


NO.1「TNRとは何か?」

🔻野良猫を捕まえて殺すのは非人道的。
🔻野良猫を捕まえても、その後に他の野良猫が流入するため数が減らない(真空効果)
TNRは、これらの問題を回避するために開発されました。

NO.2「TNRと保護活動の違い」

🔻日本でのTNR先行型地域猫活動は、目的が地域の安全&住民の安心のためである人間にこそメリットがある活動となっています。



TNRは「野良猫を捕獲して殺すことに代わる人道的な野良猫の個群体管理方法」であり、殺処分頭数を減らすために有効な入口(収容)対策です。

我が国では、TNRの後に地域猫活動を行う「TNR先行型地域猫活動」という独自のスタイルを確立しました。
地域猫活動は出口対策にあたります。

🌸日本のTNRは、地域猫活動と統合したTNR先行型地域猫活動。
🌸地域ごと住民主体の市民活動であり、愛護活動とは一線を画します。

そのため、本来のTNRの目的とはノットイコールになります。

【TNR先行型地域猫活動の目的】
🐈地域から排出された猫のトラブルを地域ごとに解決する住民活動。
🐈地域の安全と住民の安心を目指し行政・獣医師・ボランティアと協働して進めるボランティア活動。

つまり、町内の清掃や防犯パトロールと同様に、地域をより住みやすくするための動きとなります。

TNR先行型地域猫活動の目的は、野良猫によるトラブルの軽減なので、猫嫌いさんや猫を迷惑に思う人も参加する意義があります。



【TNR先行型地域猫活動で解消される問題】
不妊去勢手術をし、定点定時の給餌とトイレの設置をすることで、生活上のトラブルの大半は軽減します。

🌱発情期の鳴き声やケンカによる騒音
🌱マーキングの悪臭被害
🌱ウイルス疾患の感染
🌱家屋敷地や車中への侵入
🌱ゴミ漁りや生物の捕食
🌱ロードキル
🌱餌の放置
🌱糞尿問題

これらの問題がゼロになった時に、殺処分ゼロとなり共生社会が築けます。

動物の問題は人間の問題。
だから、まず人を救う!
住民同士が協力して助け合う❗

視点を人間の暮らしに置いたことで、確実な解決策となっただけではなく、誰も傷つくことなく全て平等に幸せになれるプランが生まれました。

目的は動物愛護ではなくとも、問題を解決した結果として動物愛護が広がり根付きます。

人も猫も笑顔になれるTNR先行型地域猫活動は、世界に誇れる日本独自のイノベーションなのです🐱︎💕︎

ポチッとリアクションに感謝 😸
にほんブログ村 猫ブログへ
にほんブログ村
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


コメント

さくらねこが多い町は平和

2021-03-22 19:50:00 | TNR&地域猫活動マニアル
3月22日
さくら・にゃん・にゃん
さくらねこの日

さくらねこさんがいる風景
人にも猫にも優しい共生のカタチ



🌸さくらねこってなあに?

不妊去勢手術=TNRをした飼い主のいない猫さん。
桜の花びらのような「増えない一代限りの命です」の印がついています。

お外で生きる猫さんを気にかけてくれた地域の方々、
ボランティアさん、
野良猫問題に取り組む獣医師の先生、
いろんな人に応援されて野良猫を卒業しました。

どうぞ暖かく見守ってあげて下さい。



🌸なぜ さくらねこにするの?

捨てられたり脱走して放っておかれたり、元飼い猫が繁殖して増えたのが野良猫さんです。

飼い主のいない猫を増やさないように。
過酷な外暮らしをする猫を増やさないように。
虐待や交通事故で失われる命を増やさないように。

全ての猫さんに居場所があり人と寄り添えるように🌟🙏

野良猫が増えて地域でトラブルが起きないように。
野良猫のことで困る人が少なくなるように。

人も猫も笑顔で暮らせる地域にするために😊😺



🌸さくらねこにするとどうなるの?

さくらねこさんは、地域の皆さんに愛されているだけではありません。
実は、地域をお守りするボディガードでもあります。

🍀地域を未手術の流入猫から守る
🍀地域をネズミ被害から守る
🍀トラブルが増えないように地域住民を守る

だから、地域の守護神さくらねこさんが たくさんいる町は平和なのです。



🌸さくらねこにするにはどうするの?

近所で見かけたり、お庭に来る外猫さんの耳カットを確認して下さい。

不妊去勢手術済のマークがない場合は、なるたけ同じ場所と時間で、ご飯とお水をあげて下さい。

毎日食べに来たら写メを撮り、ご近所に「この猫さん知ってますか?」と聞いて下さいね。
もしかしたら、放し飼いの猫かもしれません。

他にお世話している人が見つからなかったら、お近くのボランティアへ「野良猫に不妊去勢手術したい」と相談を🙇‍♀️

🔻捕獲器の入手先や使い方
🔻TNRをしてくれる動物病院
🔻不妊去勢手術費用の助成制度
などを教えて貰いましょう!
皆んな初めてからスタート🌱

今度はさくらねこさんを増やすために、あなたが猫のことで悩んでる人へ「不妊去勢手術のカード」を手渡してあげて下さいね🐱︎💕︎



📣チャレンジTNR 始めましょう!
TNR活動の流れをご紹介します。
お庭に来る猫やいつも近所で見かける猫をさくらねこさんに。

📣野良猫さんへTNRをプレゼント
保護は目の前の命だけ。
TNRは保護しなければならない猫のいない未来へ繋がります。

コメント

TNRと保護活動の違い

2021-03-18 22:50:00 | TNR&地域猫活動マニアル
~これからのTNRについて考える~
今回は「TNRと保護活動の違い」です。

第1回の「TNRとは何か?」では下記について考察しました。
🔻なぜリターンしなければならないのか?
🔻リターンせずに保護対象となる猫とは?


文中、米国での様々なTNRの形が紹介されています。

日本で行われているTNRは、その後に地域猫活動に繋ぐという既存の活動に当てはまらない画期的な方策になっています。




🌸TNR先行型地域猫活動は動物愛護ではない

保護活動は愛護活動。
問題を解決するものではありません。
動物愛護の御旗の下に行われます。

対して、TNR先行型地域猫活動は社会問題解決策。
国民全員が関わること。

地域から排出され地域に住む野外猫と共存しながらトラブルを減少し、住民同士が協力して問題を解決していきます。

目的が地域の安全、住民の安心のためである人間にこそメリットがある活動。

過去から現在まで、愛護活動と一緒になってしまっていたので、分かりにくいし伝わっていません。
これからは変えていきましょう!という流れになっています。



🌸なぜ愛護と切り離さなければならないのか

環境省の地域猫ガイドラインが生活環境保全を謳っていたため、各自治体も則った対策を打ち出しました。

私の住む東京都港区も飼い主のいない猫対策の目的は環境美化としています。
よく生き物係ではなく美化委員!と言っていました😅

2010年ガイドライン発足から10年余。

その間に東京都心部を中心に成果が得られたことで、野良猫問題解決策と認識されたと受け止めています。

既に正解を導き出す方程式があります。
🔻TNRと地域猫活動の一体化
=TNR先行型地域猫活動
🔻70%ルール
=高密度TNR
=不妊化率の維持
=地域猫活動

最も重要なのは地域ごと住民主体。
ここが日本独自のポイント‼

🔻猫の習性をカバーする地域ごとの対策管理だから解決できる
🔻住民を巻き込むことで共生の礎となり命に格差のない社会が築ける

地域のため住民のための問題解決策としてコンセンサスを得ることで、環境保全だけではなく、動物愛護も広がり根付きます。

誰もが傷つくことなく等しく幸せになれる対策は類例がなく、世界に誇れるのではないでしょうか。

今後の課題は、TNR先行型地域猫活動を動物愛護と線引きし、いかに問題解決策として市民権を得るかになります😊😸

🍀皆んなが幸せになれる地域猫活動

コメント

TNRとは何か?

2021-03-14 17:00:00 | TNR&地域猫活動マニアル
=野良猫問題の解決策=
Trap=捕まえる
Neuter=不妊去勢手術をする
Return=元の場所に戻す

頭文字を取って略したのがTNR🐱



日本の動物愛護は「かわいそう」「かわいい」で成り立っています。

日本の動物愛護は思い立ったらいつでも誰でもが名乗れます。

だから、往々にして感情的で自己満足に終始してしまいます。

なかなか愛護活動が社会的に認知されない主な原因でもあります。

現実に野良猫問題の解決策であるTNRと地域猫活動を、大半の愛護団体&ボランティアが正しく理解していません。

動物愛護行政に関わる獣医師さんのブログをテキストに「これからのTNRについて」考えていきたいと思います。


1回目は「そもそもTNRとは何か」です。

昔は日本に限らず他の国でも、野良猫を捕まえ殺処分することで、頭数抑制を計ってきました。

🔻野良猫を捕まえて殺すのは非人道的。
🔻野良猫を捕まえても、その後に他の野良猫が流入するため数が減らない(真空効果)

この問題点をクリアするために開発されたのがTNRです。
既に1970年代に英国で行われていたとのこと。

真空効果=バキュームエフェクトという生物現象のために、殺処分で野良猫を減らすことは出来ません。

また餌やり禁止などで排除しても、かえって野良猫は増えてしまいます。

野良猫が殺処分で減らない理由

https://blog.goo.ne.jp/nekoten2015/e/5ecbbfa4db7bea64800d9f1daefd95c7

なぜ地域猫活動は問題を解決できるのか?

https://blog.goo.ne.jp/nekoten2015/e/c430256038d631df4b09093c4305b6be




😿TNRだけでは終わらない

=バキュームエフェクトを防ぐために=
🔻地域猫として同じ場所に住み続けて貰う
🔻地域猫としてテリトリーを守って貰う

自らは増えず、未手術の流入猫からテリトリーを守る「理想の集団」を管理するのが地域猫活動の目的です。

バキュームエフェクトは、地域猫の流出でも起こります。

せっかく労力と費用をかけ不妊化した猫を
定着させなくては意味がありません。
定着させるために毎日給餌給水をします。

TNRの後に地域猫として管理することを否定する愛護団体やボランティアも多く存在します。

怖い思いをさせて、勝手に繁殖機能を奪い、自然消滅を狙う…愛護以前に正気の沙汰とは思えません😈

不妊去勢手術をした以上、その命に責任があります。
今、生きている命を守るため
少しでも安全安心に生きるためのTNRでもあります。



😿保護では解決しない

困っているのは、この唯一の問題解決策であるTNR先行型地域猫活動を阻むのが保護団体&ボランティアであること。


=TNR先行型地域猫活動について=

TNRと地域猫活動はセット。

TNR後に地域猫として管理さなければリバウンドし、いつまでも野良猫はいなくなりません。




定点での保護でも、バキュームエフェクトは起こります。

保護して終了にはなりません。


TNRは不妊去勢手術をして元に戻すことが目的の活動です

リターンをしなければ成立しません。

ですから、保護するのはリターン出来ない個体となります。

遺棄されたばかりで外の生活は難しい

⭐虐待事件現場の人慣れしている猫
⭐不妊去勢手術できない子猫
⭐慢性疾患など長期治療が必要
⭐看取り

またTNRを実施するためには事前調査が必要です。
🔻全体頭数
🔻前倒し率(手術済頭数)
🔻個体認識
🔻給餌者と情報共有

この段階で予め保護対象を決めます。
なぜならば病院での施術行程が保護とリターンでは異るからです。

保護をするのには理由がある

しかし、問題解決から目を逸らし、かわいそうな猫を保護する→救ってくれてありがとうを繰り返しているのが、日本の動物愛護の現状です。

保護で飼い主のいない猫はいなくなりません。
保護で殺処分される命はなくなりません。
保護で野良猫の地獄は終わりません。

変えなければなりません!
変わらなければなりません‼

🌿2/TNRと保護活動の違い
🌿3/TNRと保護活動

ポチッとリアクションに感謝 😸
にほんブログ村 猫ブログへ
にほんブログ村
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


コメント

冬来りなば福島を忘れない

2021-03-09 22:20:00 | 国が外猫を殺す理由


あれから10年。
10年間、変わらない。

飼い主がいるいないでの理不尽な命の線引き。
無情に切り捨てられるモノ言わぬ命。
無策に投じられる大金。
偽善の愛護なき収容施設やセンター。

理由なく期限をつけられる命。
殺されるために生まれ続ける無数の命。


🔴届かなかった小さな命への善意


🔻写真は事故から約2年半後、原発から30kmの村の光景

2016年12月22日の投稿記事。
Yamasaki Hiro氏 Facebookから。

https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=1766702360250652&id=100007327154374

「未去勢犬の悲劇と茶番劇...背景を知る大切さ」

福島第一原発がもたらした悲劇...という説明だけでは足りない。
いや、むしろ間違った説明かもしれない。
放射能がなければこの子は産まれなかったのだろうか?

そんな訳がない。
2年半の時間が何代にも渡り繁殖を繰り返したことは間違いない。
初動に当局や公益法人らが建てた後手策的なシェルターは、数億円を蓄えておきながらシェルター周辺に来る放浪犬には何も対策を打たず、繁殖はその後も繰り返された。

東京では名だたる公益法人の集合体「動物救援本部(現在のペット災対協)」が7億円を集めた。

災害前にりそな銀行の投資信託3,000万円を購入していたことを私が毎日新聞に流し、全国記事になるやいなや、記事の当日に2億円超を福島県動物救護本部に送ると突然発表した。

先方の福島に問い合わせたところ、まったく知らせられていないと回答がきた。
茶番だ。



公益法人の4団体の名を見てください。
日本が見えますから。
カラクリが見えますから。

なぜ、日本で動物が助からないか、なぜ被災地で動物たちが繁殖の末に犠牲になり、それを回避しようとする愛護さんたちがキチガイ扱いされ、多頭飼育になっていくかが分かります。

義援金はこうして「大人たち」の間でもて遊ばれている。

不妊去勢手術をしてあげるだけでそれ以降の犠牲が大幅に減らせるのに、災害時の動物救援本部も、平時になぜか認定NPO法人のピースウィンズジャパンのプロジェクトとして「ふるさと納税で億単位の公金を集めるピースワンコ」も、不思議と不妊去勢手術をしない。

もう一度この親子犬の顔を見て、放射能が関係したかどうかを皆さんに考えて頂きたい。

「平時も災害時も犬猫のバースコントロール」をスローガンに、私が神戸、福島、熊本で繁殖予防に特化したスペイクリニックを開設したのは、こうした大人たちの茶番劇があったからだ。

🔴外猫を増やして殺したい国


🔴緊急災害時動物救援本部インタビュー
山路徹リポート 被災ペット募金2億円の不可解

これが環境省からの天下り役人が大規模災害時に展開した活動、意味不明な発言、大量の動物の繁殖を切り捨てた実態です。

災害が来ればこうなる...打ち合わせからしっかり話を聞いてくださり、山路さんはタブーを乗り越えてよく取材して番組を作ったと思います。
阪神大震災、そして福島に思いを馳せ、皆さんにシェア拡散希望です。



阪神淡路大震災・東日本大震災で、人間に見殺しにされた命たち。
もう二度と繰り返さないと誓いました😿

皆さん、国や行政の動物施策は人のためであり、動物のものではないことを知って下さい。

動物たちの明けない夜に光を灯せるのは、私たち人間だけなのです。

🔴動物たちの明けない夜

東日本大震災の際に、多額の義援金を集めながら、飼い主のいない犬猫に不妊去勢手術をせず放置した公益法人4団体。

それは未だ、犬猫を苦しめ、愛護活動者を苦しめています。

そして今再び、奄美大島で。
ただ生きていただけなのに、突然に何かのためにならないと悪者にされ、生きる自由を剥奪される猫たちがいます。

🔴ノネコは存在するのか?
🔴弱者切り捨ての系譜
https://blog.goo.ne.jp/nekoten2015/e/db708efec191d6ac9ed13d67143b4426

増やして殺す…命の格差と無責任な排除。
苦しみ喘ぎ続ける小さな命。
見て見ぬふり出来ず手を差し伸べる人たちの苦悩。

それは、あの日 2011.3.11から。
福島の悲劇を忘れてはならない🌟🙏

ポチッとリアクションに感謝 😸
にほんブログ村 猫ブログへ
にほんブログ村
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


コメント