ねこてん~全ての猫は天使である~

東京都港区青山&ビックサイト周辺にて地域猫活動を行っているボランティア

間違いだらけの地域猫活動1

2020-10-19 18:50:00 | TNR&地域猫活動マニアル


皆さん、遺棄された猫を見て「ヒドイ飼い主だ」と言います。
皆さん、殺処分される猫が保護されたら「救ってくれてアリガトウ」と言います。

私は、未来で遺棄される殺処分される命の犠牲がないように言います。
全ての猫に不妊去勢手術をしましょうと。

棄てられたり殺処分で命を奪われることが繰り返されないために。
今は産ませない。

🌸間違いだらけの地域猫活動2


数なのです💧
増えればトラブルが広がり問題になります
だから増やさないようにすることが解決に繋がります

ひと昔前まで、猫の外飼いは当たり前。
室内に閉じ込めるのは「かわいそう」という時代もありました。

野良猫は今も昔も変わらず、どこにでもいます。

それなのに なぜ現代になって、野良猫問題が取り沙汰されているのでしょう。

主な理由は「過剰繁殖」です。
飼い主のいない猫が増え、トラブルが増え、クレームが増えたから。

今ある問題の原因は過剰繁殖ですから、繁殖制限でしか解決は出来ません。

飼い主のいない猫を増やさず、トラブルを減らしていく解決策は、TNRと地域猫活動しかありません。

飼い主責任を追求しても
餌やりの責任にしても解決しません。

室内飼い規制でも
保護譲渡でも
駆除処分では解決できません。

奄美大島のように、飼い猫だろうと不妊去勢手術をした猫だろうと皆殺しにしても、外猫はいなくならないし、トラブルもなくなりません。

地域猫活動に反対する人は、必ず代替案を提示して下さい。

大多数がゴミのように消し去りたい野良猫は、TNRと地域猫活動でしか消し去ることはできません。

猫を室内で飼わなくてはならない法律はない
⚠野良猫に餌やりをしてはならない法律はない



唯一の解決策を知っている人が少ないため、悲劇は繰り返されています。
「既に正解はある」ということを知って頂けないでしょうか。

地域猫は、平成11年 横浜市が策定した「磯子区猫の飼育ガイドライン」に則った活動から始まりました。

20年の歴史があります。
時の流れに沿い、変化し更新されています。

当初は話を聞いて貰うことすら難しく、怒鳴られる、水をかけられる、警察を呼ばれる、自宅に押しかけられる。

病院はタライ回し。
土下座して捕獲器を置いて貰うことも、しばしばありました。

「野良猫を助けて何になるの」
「好きでやっているんでしょ」

私だけではなく、名もなき先人たちの血の滲むような努力や身を切るような想いがあって、ようやく成果が現れ、全国区になったのです。

簡単に否定したり、見た聞いたの話で判断しないで欲しいと思います。



センター行政獣医師が「殺処分は餌やりと放し飼いが原因」「TNR反対、野良猫に不妊去勢手術はもったいない」と公言しているのを再三目にします。

現在、殺処分される7割がたは子猫です。

私たち地域猫ボランティアは、地域で子猫を産ませないことを目指します。
「1匹も産ませない、1度も産ませない」
「子猫は蛇口を閉めるサイン」

このことにより、殺処分される子猫は減り、経費が少なくて済むため、他方面へ予算が使えるのではないでしょうか。

猫の場合、行政が捕獲し収容することは出来ません。
早期高回転の技術がない行政獣医師に不妊去勢手術を求めていません。

そもそも民間丸投げなのだから、無責任極まりない発言はしないで欲しいと思います。



「地域」猫ですから、あくまでも住民主体。
私たちボランティアは、活動を支えるお手伝いをします。

ボランティアの役割は、猫で困っている人へ 不妊去勢手術の知識を手渡すこと。

TNRをサポートし地域猫活動の広報をすること。

野良猫の問題を地域住民で協力して解決できるようにスキルを伝授し、バックアップをします。

方法やルールは、地域の数だけあります。
下手したら猫の数だけ、住居の数だけあります。
多頭飼いされている方ならば、フードの好みやトイレの使い方が千差万別なのが分かるのではないでしょうか。

それに重箱の隅をつつくような指し出口を挟んだところで何にもなりません。

地域住民の合意云々も地域ごとに違います。
なにより過剰繁殖を解決するためにはスピード。

過剰繁殖になったのは、今まで問題を先送りにしてきたから。
獣医師や愛護団体が、それを理解していないのは ちゃんちゃらおかしい。

餌やり禁止や住民の承認ありきを盾にして、苦しむ人や猫を切り捨て、蟻地獄に嵌る様を傍観し悦に入る人のなんと多いことか😢😿

排除で明るい未来は築けません。


例えば、近所にいた5匹の野良猫のうち、2匹が5匹づつ出産したとします。

用意する捕獲器は15台、手術費用は3倍、管理する手間も3倍、フードの消費量も3倍、糞尿の回数も3倍…。

先行TNRでなければ、人の負担も倍増します。
批判している人たちはビタ一文も払わないはず。
彼らは解決を望んでいません。

TNR活動と地域猫活動は全て民間主導であること。
地域のため住民のためのボランティア活動であること。
今一度、ご確認ください🙇‍♀️

🌸あなたは解決を望んでいますか?
🌸終わらせないことは残酷なこと
🌸餌やり禁止で野良猫は増える
🌸地域猫活動は誰のため



最新の画像もっと見る