ネコオヤジのゆらりゆらゆら生活

これから数ヶ月のテーマは「ゆらりゆらゆら生活」です。私が興味を持っているもののまわりをゆらりゆらゆらして書いてみます。

黒川紀章氏の冥福を心より祈る。晩年のちょっとヘンなところだけ見で彼の価値を誤解してほしくない。

2007-10-13 17:28:39 | 芸能人&有名人
建築家の黒川紀章氏が死去(読売新聞) - goo ニュース

 政治を志していた最後の1,2年しか知らない人にとって黒川氏といえば「変なおじいちゃん」ぐらいの印象しかない人も多いのではないか。もちろん彼が確信に満ちて選んだ選択だからとやかく言うつもりは全くないのだが、最後の方の彼のエキセントリックでちょっと3の線が入ったようなある意味滑稽な姿だけで彼を語ることは絶対にしてほしくない。
 世界に通用する掛け値なしの才能と豊富な実績、「共生」を早くから唱えていた見識、黒を好んだクールでスタイリッシュな姿、天下の美女を妻に娶り、赤坂での芸者も好きだったとかいう遊び心・・・黒川紀章は白洲次郎と並んでずっと私の憧れの存在でした。さすがに最近の姿にはあの黒川紀章が何でそこまでやるんだろうと疑問を持つ場面もあったが、若い頃からいつもクールで確信に満ちた姿はいつもかっこよすぎた。まさに世界のどこに出しても恥ずかしくない正真正銘の国際人とでもいうのかなあ。あえて言えば中田ヒデの先をずっと昔から走ってた人とでも言えばいいんだろうか。
 私が憧れていた黒川紀章はつねにクールで隙がない存在であった。でももしかしてそういう彼って彼の一流の自己演出で、つまりムリしてたわけでもあって、最晩年のちょっとヘンで滑稽な姿が実は彼の本性みたいなところがあって、そういうところを臆面もなく出していた最近の自分のことを案外気に入ってたのだろうかとも思ったりする。こういう風にやるのって随分楽だなあ、今まではいつもカッコ付けるだけ付けてやってきたけど、この年になるともうそういうの疲れるしなあ、なんて言ってね。
 男が憧れる男といえば白洲次郎の専売特許みたいになってるし、私自身も彼に強く憧れてるが、かっこよさという意味では黒川紀章の生涯も実はたいへんなもんだんですよ、って言いたいね。男であること、見たいなテーマについてもっともっと語ってほしかったね。レオンあたりにそういうテーマで連載してほしかったよ。おしゃれの話、クルマの話、オンナの話・・・面白い話がいっぱい聞けたんじゃないか。ほんとに残念だ。

大毅の父と兄が反則指示?そんなんありえない!ほんとなら許せない!この騒ぎエリカ様にはラッキーだけど。

2007-10-13 12:06:29 | 芸能人&有名人
大毅追放か!?親子で“反省”もJBCは許さない!(サンケイスポーツ) - goo ニュース

 前にも書いたように、悪役キャラだけど守る一線は守る人たちだと思って応援してきたのに、神聖なリングは冒涜するは、反則を指示するはで、常識では考えられない連中であることがわかってきた。否定してるようだが、説得力ないでしょ。
 スポーツ選手に裏切られたという感じでは、ベンジョンソンの薬物使用を知ったときのようなショックだ。
 ボクシングというスポーツのイメージを著しく傷つけたし、故意の反則行為で内藤選手がもし失明とか骨折とかしてたらと思うと立派な傷害未遂じゃないですか。エリカ様の懺悔は受け入れるけど、彼らの場合は懺悔ですまないでしょ。即追放すべきかどうかまではよくわからないけど、かなり厳しい処分が3人全員に必要だと思う。それにしても、キャラも立って実力もある人たちがなんてアホなことしたの、という思いが強い。つかのまの人気でおかしくなっちゃったのだろうか?それとも彼らにとって反則はもともと想定内の道具だったのだろうか?残念で仕方ない。もはやスポーツじゃないじゃん。やくざのけんかと変わらないでしょ。
 ボクシング関係者の怒りもすごいだろうね。「なんちゅうアホなことしてくれたんだ!ここまでやっちゃったらかばいたくてもかばえんだろ!」という怒り。ボクシング人気再生のチョー切り札がこうして自滅するなんて、関係者にとっても死活問題だもんね。とりあえず世間が納得する処分をしつつどう復活させるかを今一生懸命検討してるとは思うけど、うまくいきますかね。エリカ様のときよりはずっと大変だと思うよ。とりあえず大毅は現役引退(追放)、後の二人の現役活動をなんとか継続、ぐらいがぎりぎりの落としどころかなあ。
 エリカ様は、今回の件で大変トクしたね。今回に比べればエリカ様のあの態度なんてかわいいもんじゃないですか、って世間は思うし、そもそもこの騒動でエリカ様の件など忘れちゃいますよね。マスコミも大毅たちのバッシングに忙しくエリカ様を責める記事を書いてるヒマなんてどこにもないでしょ。運も実力のうちなんてよくいうが、この幸運もエリカ様の実力って思ってあげようかなあ。