濱の与太郎

祭り!ベイスターズ!なにより、ヨコハマが大好きだぁ~

あれから2年

2013年03月11日 | ひとりごと・・

復興(ふっこう)とは、一度衰えたものが再び勢いを取り戻す事である
震災以降、被災地は勢いどころの話じゃない!逆に衰えが進むばかり・・・
なにひとつ問題が解決できていない現実がある

もし、2年前、津波を伴わない地震だけで済んだら・・・
これほど多くの犠牲者を出すことなく、また、そう時間をかけず復興を遂げていたはず

しかし、想定外の大津波、そして何より福島第1原発事故が復興の妨げになっていて、
たいした被害もなく、自分の土地と立派な家があるにもかかわらず、この先、必ず!
帰宅できるという保障などまったくなく、おそらく生涯、二度と自分家に戻れない人が
どれほどいるのか?

ここ数日、メディアはこぞって「震災特集」を報じているが、あまりにもドラマチックな
構成であり、いまさら“お涙ちょうだい”的な演出に腹がたつ!
当事者でもないキャスターが、いとも軽々しく“復興”という言葉を使わないでほしい
日本に、“帰還困難区域”という場所が存在しているなか、復興などあり得ない

いま福島で、いや、日本で何がおきているのか?
チェルノブイリでの事故、あのときも3~4年後に“深刻な健康被害”が表面化した
あの教訓を忘れてはならない

昨秋、久しぶりにみた故郷(福島)の景色は何も変わってなかった
とても懐かしく、山々が真っ赤に紅葉し、まるで絵葉書をみているような気分だった

しかし、仮に、目には見えない「放射性物質」を“染色できる技術”があったとしたら・・
その脅威に驚き、紅葉などみる余裕もなく、息を停め、その場を立ち去ったに違いない

犠牲になった方も気の毒、しかし、家を失い、仕事も失い、そして故郷を失い・・
日々、目に見えない恐怖に怯えながら生活している人がたくさんいる
これは生き地獄以外のなにものでもない

本当に煙霧!?

2013年03月11日 | ひとりごと・・

昨日、本牧で買い物をして、車で山手を経由して自宅がある根岸の杜へと向かっていた
大韓民国領事館の前を過ぎ、まもなく山手の交番がある交差点へと差し掛かったとき、
横浜の市街地上空には灰色ではなく一面「黄色い雲」が立ち込めていた

外国人墓地越しに向こう(中華街・みなとみらい方向)を見てみると、すぐ近くにある
マリンタワーですら霞んで見えない!!

これは、九州(博多)に転勤していたときによくみた光景であり、その原因は「黄砂」、
そう信じ込んだまま帰宅した。テレビをつけるとニュースで「今日の関東地方、強い
風が吹いており、場所によっては煙霧が発生し見通しが悪くなっている・・・」とか

煙霧??恥ずかしい話し、半世紀以上も生きてきて初めて耳にするワードである
調べてみると強風で舞い上がった細かい土や砂埃、早い話が「塵(ちり)」だそうだ

しかし、本当にそうなんだろうか?
日本政府が某隣国の肩を持ち、「黄砂だとかPM2.5だとか・・あまり国内で大騒ぎして、
某国を刺激しないよう“煙霧”という慣れない言葉を持ち出した!」
つい、そう考えてしまうのはオイラだけ!?

さて、先週は暖かい日が続き、気温も20℃を超えた
ところが今日は“寒の戻り”なのか?朝から冷え込みが激しく、日中も気温が上がらない
それでも春の足音は確実に近づいている。根岸森林公園の梅林が満開を迎えた