多趣味人間の雑記帳

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明日が開幕ですが

2010-06-10 21:13:12 | 2010WC
開幕とはいえ各グループの試合日は違うのでいちおう全グループ試合前までには上げきれる。
今回はグループF、前回王者イタリアに加えスロバキア、パラグアイ、ニュージーランドからなるグループです。

まずは前回のドイツ大会で栄冠を勝ち取ったイタリア代表ですが、正直なところ前回ほどの躍進は出来そうにありません。
ドイツ大会のメンバーも4年がたった今、守備陣を中心に衰えの色は濃く、
攻撃も決め手に欠け、イタリアの代名詞である10番の選手も大型CFもいないのが現状です。
確固たる戦術を持っていてもそれを実行できるだけの選手が揃っていないという印象を受けます。
ネスタ、トッティの代表復帰要請も失敗に終わったことで選手層には不安があり、
負傷したピルロの状態も気がかりで、GLに間に合わないとなればかなり危ない状況になってきそうです。

そのイタリアを打ち破る可能性を大いに秘めるのがスロバキアです。
ナポリでエースとして活躍するハムシクはセリエAを知り尽くしており、
さらに代表監督の実子でありマンCからボルトンへのレンタルで活躍を見せたヴァイスや、
チェルシーからレンタルで移籍したトゥベンテで10ゴールを上げて優勝に貢献したストフ。
この三人の若きタレントが繰り出す攻撃は大いに注目する価値があります。
守備の柱であるシュクルテルもまだまだ若く、次のEUROやあるいはW杯での活躍にも期待を抱かせるチームと言えます。

続いてパラグアイですが、銃撃事件により一時生死の境をさ迷ったカバニャスはやはりW杯への参加は不可となりました。
サンタクルスは怪我もあってマンCで控えに甘んじ、逆にカルドーソはポルトガルで得点王となるも代表では未だ精彩を欠いています。
そんな中でアルゼンチンからの帰化で代表入りしたバリオスには大きな期待が持てます。
クラブでもコンビを組むバルデスとの連携は良好と思われ、うまくかみ合えば強力な2トップとなりそうです。
しかし選手全体を見ると南米でプレーする選手が多く、欧州でプレーする選手はポジションをつかみ切れていないという印象を受けます。
こういった国際経験の差は本大会で差を及ぼすことになるのではないでしょうか。

最後にニュージーランドですが、かなり情報に乏しいです。
本業を他に持つアマチュアの選手も代表には多く、目標も勝ち点獲得とかなり控えめ。
とはいえコンフェデ前の親善試合でイタリアを焦らせるような試合も見せており、
フィジカルの強さは一定のレベルにあるかもしれないものの、結局はやはり勝ち点の稼ぎどころでしょうか。

このグループは思い切ってスロバキア1位、イタリア2位と予想します。
年齢の差は勢いの差、フレッシュな攻撃陣がイタリアを打ち破る様子が見てみたい。


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