まだ、ブレーキ

ブレーキシュー固定用Ｃリングの破損は
特殊サイズのＥリングで代用することができた。

しかし、ホイールシリンダーのオーバーホールまで
やったのだから、この機会にマスターシリンダーの
リフレッシュにも着手しようと思い立ち、半世紀以上の
長きに渡り同型のものが供給されている、ロッキード製
マスターシリンダーを購入する。

だが、手元に届いたそれは下の画像の通り全く別の
代物であった。（海外からなので泣き寝入り？）

単なるリプレイスで事が収まれば、めでたしめでたし
で済むところではあるが、シリンダーとブレーキパイプを
接続するフレアユニオンのサイズが合わない。

エアコンの配管に使われているパーツを取り寄せてみたが
見事に空振り・・・・・・

いろいろ検討した結果、アメリカ軍用規格のＡＮ３が
合うのではないかと、いちかばちかバイクのパーツ屋さん
にオーダー。

と、これがドンピシャ！

この後、さらなる紆余曲折が待ち受けていることも知らず
ほっと一息の瞬間であった・・・・・・・

次は右ブレーキ

分解してみないと必要なパーツや工具が分からないという
状況のなか全貌が徐々に明らかになるにつれ、その都度
それらを調達するので、作業の進行ははかばかしくない。

一般的なものであれば＄20 前後で手に入るホイールシリンダー
だが、これと同じものは少々お高いので今回はオーバーホールに
留めることにした。

準備万端すべての工具と部品が揃い、後は組み付けるのみ
の筈の段階で、ブレーキシューを固定するためのＣリング
（ワンオフと言えば一丁前だが不細工な手作りのもの）
にひび割れがあり、使用不可能なことが分かり愕然。

自作するか代用品を用意しなくてはならず、双六は一回休み
いつになったらあがりに辿り着くのか・・・・・