俺たちの旅 ?

俺たちの旅は、あの頃よりパワーを増しつつ、これからも続くのです・・・・・

オメガ・スピードマスター 分解掃除

2014-12-20 11:24:12 | 時計
オメガ・スピードマスター / キャリバー:1140
ゴールドプレート仕上げのムーブメント。

動作不良のため分解掃除を実施。

下段の画像はクロノグラフモジュールで、帰零の
動作不安定というウイークポイントがあったが
のちに、動作の改善と信頼性を向上させた
キャリバー:3220へと移行する。

ロンジン クォーツの分解掃除

2014-11-07 14:39:33 | 時計

ロンジン Presence クォーツの分解掃除
ref : 6801/cal : L 156.4 です。

電池交換でお預かりしましたが、交換しても動きません
でした。

分解し、洗浄前に各パーツをチェックすると、存在すべき
潤滑油が、長い年月を経るとともに蒸発し、枯渇していました。

機械式のメカニズムと比較して、駆動トルクが小さい
クォーツムーブメントでは、この程度フリクションの
増大でも動かなくなってしまうのです。

ROLEX の分解掃除

2014-11-05 12:53:14 | 時計

ROLEX ref:16233 / ムーブメント cal:3135の分解掃除です。

右上の画像で分かるように、アンクルのホゾが曲がっていました。
この状況では修復は不可能なので部品を手配し、クリーニングを
済ませ、到着を待つばかり。

いくつかのパーツに錆が認められましたが、こちらは磨きで問題なし。

届いたアンクル(3135-421)と共に組み上げれば復活。


パーコレーション対策 Chapter 1

2014-09-17 10:17:11 | メンテナンス
まずは10ミリのベークライト板を切り出すところから
作業開始。

ベーク板は堅いので糸鋸は刃が立たずグラインダーで
少しずつ成形していくが、結構骨の折れる仕事だ。

つぎに汎用ガスケットを切り出し、部材は完成となる。

これらを組み込めば、マニフォールドからの伝導熱は
かなり遮断できるものと推測されるが、ただ、これで
パーコレーションが治まるほど事は簡単ではないだろう。


セイコー・スーペリア分解掃除

2014-08-27 11:19:59 | 時計
1982年製のスーペリア・ツインクォーツの修理です。

分解時の画像が用意できなかったので、完成後のものですが
金メッキ仕上げのムーブメントが美しく輝いています。

年差5秒の誤差は、当時セイコーのフラッグシップたるに
相応しいスペックでありました。

しかし常々思うのですが、いかに高精度を誇り、高価で
美しい佇まいであっても、いずれ組み込まれた回路が
機能を停止した時には、代替部品が手に入らない限り
修理不可能であるということを・・・・・

ちなみに、この個体は4番車の押えバネがありませんでしたが
使用上問題ないので部品は調達しませんでした。

サーモスイッチ壊す

2014-06-07 10:10:12 | メンテナンス
ジーロ2日前、電動ファンのサーモスイッチを調整
しようとしたのだが、なぜか内部の構造が見たくなり
分解する。

結果、弄ってはならない禁断の領域までバラバラにし、
組み込んだはいいが、指定の温度で作動しなくなって
しまった。

型番から同じパーツを探したが、そこそこいい値段だ・・・

なので今回も海外から調達、送料込みで三百数十円という
お安さだ。
ただし、動作は指定温度で回路がOFFになるタイプなので
加工が必要になる。

矢印の部分に端子を増設したことで、ON・OFFどちらも
できるようになった。


ジーロデ軽井沢 ズタボロ参戦記 ③

2014-06-04 14:09:00 | クラシックカー・ラリー
走行ルートの標高差はDay1の約1800mに比べると
低いとはいえ、Day2でも約1350mあり、最高到達点は
この日の方が高い、白根山・弓池付近の2016mを走行
することになる。

先代は1500mを超える高地を走行すると、不調を呈し
その対応にかなり時間がかかったが、コイツはその点において
優等生といえる。

デビュー戦となった昨年の アウトストリケ に続き完走を果たすと共に
リザルトでも同様にポディウムの末席に立つことができた。

表彰を終え、お世話になった リアルオート に結果を報告に
行こうと思ったのですが、タフなコースとアンダーステア
どころか、思ったラインをトレースできないステアリングとの
格闘で、疲労困憊した体で家になだれこむのがやっとだった。

ジーロデ軽井沢 ズタボロ参戦記 ②

2014-06-03 09:33:27 | クラシックカー・ラリー
Day1の走行距離はおよそ290Km。

しかし、そのルートは想像を遥かに超え、山登りが4回という
タフなコース設定になっていた。

まずは標高2000mの高峰高原まで一気の登り、3速しかない
ギアの1速と2速のギア比が乖離しているので、ひとたび1速に
落とそうものなら2速にシフトアップしても加速しないので
コーナーでは失速しないよう、2速のベタ踏みで速度を維持する。

レスコンでしばし休息の後は二度上峠の山登り・・・・
ここは高峰高原を走破したあとだけに、以外にも軽々と
山頂へと登りつめた。

続く榛名山の標高は決して高くありませんが、ルートの
高低差は高峰高原とほぼ同じく1000mもあり
タイトなコーナーの連続とあいまって、侮れない。

パーコレーションとは常に対峙しなければならず、エンジン
回転が落ちると、キャブレター(恐らく)の内部で燃料が
途端に気化しストールしてしまうから、交差点や信号待ち
の時は、細心のコントロールでアクセルペダルを煽る。

ボロボロになりながらも、なんとかDay1のゴールラインを
通過・・・・・・・

流星号には過大な負担をかけました。

ジーロデ軽井沢 ズタボロ参戦記 ①

2014-06-02 15:46:38 | クラシックカー・ラリー
ラリーが開催される会場までは前日中に乗り込むことを
常としており、今回も金曜日の夕方軽井沢へ向け流星号の
鞍に跨った。

前のエントリーでアップしたようにフューエルラインの
パーコレーション対策を施しましたが、如何せん付け焼刃的な
対処では、この真夏のような暑さの前に報われない努力
であったことを露呈した。

指定である万平ホテル近くの駐車場にもう少しという
旧軽井沢は東雲での信号待ちの時、突然エンジンがストールし
今の状態では完走を果たすことはなるまいと悟った。

そこで、リアルオート のS氏に懇願し、ガレージ内に
置いてきた耐熱バンテージを持ってきてくれるよう
お願いした。

S君ありがとー!

ラリー初日は5時に起床してバンテージ巻きの作業に取り掛かる。

これ以上巻くところはない、と思えるところまで巻きに巻く。
あとは運を天に任せるしかない。

画像はDay1 塩沢・エルツおもちゃ博物館駐車場にて
スタート待ちをする各車。

パーコレーション対策

2014-05-27 17:57:05 | メンテナンス
流星号のメンテナンスがほぼ終了した25日の試走では
リアルオート でくつろいだ後のホットスタート困難
に陥ってしまった。

考えられるのは、エンジンブロックの至近を通過する
フューエルラインおよびキャブレターのパーコレーションだ。

今週末 ジーロデ軽井沢 が開催される信州・上州の
天気は晴れ、しかも気温は31~32度と予報が出ているので
オーバーヒート対策はきっちりしておく必要がある。

そこで、フューエルフィルターを含めたラインに
遮熱バンテージを巻くことにした。

先代の相棒であるトラ3の時も、対策終了まで結構な
時間を費やしたものだった・・・・・・

本番まであと4日に迫った今となっては、これでダメなら
万事休す・・・・・・か?