俺たちの旅 ?

俺たちの旅は、あの頃よりパワーを増しつつ、これからも続くのです・・・・・

シュラウド 取り付け

2009-07-24 16:05:44 | メンテナンス

熱対策の最終章はシュラウド (正確にはラジエーター・ダクトという
らしい) の設置だ ・・・・・

お値段は$18.65 という格安価格なので金属製ということは
ないだろうが、素材が何であれ効果が上がればよいわけで
その実力のほどを体感してみることにしてみた。

発注から10日とかからずMoss Motorsからデリバリされる、、、
樹脂製を予想していたが、なな何と厚紙でできているではないか!

おり紙のように折り目に沿って曲げ、定位置に収めると
今までドンガラ状態だったラジエーターの両サイドが塞がれ
フロントグリルを通過した空気が効率よくフィンの間を通過
するであろうことは見てとれる。

碓氷峠の上りで100℃を超えていた水温計の針は95℃止まり、
市街地走行では80~90℃、中軽井沢でちょっとした渋滞に巻き
込まれても100℃を超えることはなかった。

たかが紙 、、、などと侮れません ・・・・・

ヒートシールド

2009-07-20 13:08:41 | メンテナンス

熱対策もいよいよ最終段階へとやってきた。

今までの対策でフューエルラインのベーパーロックや
パーコレーションの発生は防げると思われるが、念のため
エキマニとキャブの間にヒートシールドを組み込んだ。

形状に関しては試行錯誤を重ね、当初はシールド効果を
最大限発揮できるように、1ミリのアルミ板から、そこに収まる
ほぼ最大面積を切り出し設置してみたものの、手の入る空間が窮屈になり
メンテナンス性が悪いので、もっとも肝心なキャブボディと
フロートチャンバーがカバーされる程度の大きさに抑えることになった。

バイパス手術

2009-07-13 13:45:29 | メンテナンス

車の心臓といえるエンジン、そこへ血液となるガソリンを
送るフューエルライン、内部に発生したガソリンの気泡が
血管を詰まらせる。

ここがオーバーヒートすると、ラインがその気泡によってベーパーロック、
燃料の供給が停止し発作を起こす、つまりエンジンがストールする
のである。
自然冷却を待つ場合およそ1時間の停車は覚悟せねばならないため
時間を争うラリーでは致命的な結果を招く。

このトラブルのおかげで、ジーロデ軽井沢ではゴール目前の南軽井沢交差点で
立ち往生し、ベスト10入りを逃してしまったのだ。

そのときは原因がわからなかったが、各部の点検を進めるとマフラーの上を
跨いでいるフューエルパイプの内部でベーパーロックが発生していることを
突き止めた。

そこで、本来引っ張るより押し出すほうが得意なポンプの特性を最大限
発揮できる位置として、フューエルタンク下で熱の影響を受けない
車体内部に移設し、同時にパイプを這わせる場所も熱源から遠ざけるように
吟味し、大掛かりなバイパス手術を敢行。

仕上がりを見るために、いつものように軽井沢まで碓氷峠を駆け上がってみても
不安を予感させる要素は全く感じられなかったので、このセッティングならば
真夏のラリーもノントラブルで走りきってくれることだろう。