冬の間ほとんど放置していたためかシグナスは猫の家と化しており、もう少し放置していたらきっと頭上のツバメ用のトイレとなっていただろう。
ヤマハのテクノロジーは素晴らしく、こんな状態になっても普通に走ることはできる。
それでは試しに川崎から名古屋まで・・・という訳で今日は久々にシグナスに長時間乗った。
【出発】
AM3:30、近所迷惑とならないように静かにシグナスに荷物を詰め込もうと思っていた。しかし、なかなかうまく収まらずガンガンやってたらシグナスの真上の巣に住んでるツバメの逆鱗に触れたらしく、ピーピー怒り始めた。すると、周りのツバメも加わり右からも左からピーピーとサラウンド状態で騒々しくなったので足早に駐車場を出る。
昨年にナビ兼レーダー探知機のNRD100を取り付けたものの、振動で雲台のロックが外れてしまうことが度々発生していたので、今回は雲台をSLIKのSBH-100DQに交換した。小型の雲台ではあるが、ギャップを踏んでもロックが外れることは無くなった。
【夜間走行】
ガラガラな下道を軽く流して上野原、甲府と真っ暗の中順調に走ったのだがかなり寒かった。
<上>
・モンベル ジオライン M.W.ラウンドネックシャツ
・GOLDWIN WINDBLOCK ストレッチシャツ
・ラフロの3シーズンジャケット
<下>
・Gパン
・RSタイチのオーバーパンツ
低いところでは道路脇の温度計で気温7℃と表示されていたが、体の本体部分は"ほぼ"問題なく、予備に用意していたTHE NORTH FACEのLightHeat Jacketは使わなくて済んだ。問題は"手"だった。気温の変化の幅が大きいことは当然理解していてこの時期はいつもグローブを2つ持参しているのだが低温側の読みが甘かった。ネオプレンのグローブはもう2~3℃気温高くないと寒い。おっさんタイプ風防の効果が高いので余計に手だけ寒く感じたかもしれないが・・・。
【朝走行】
R20は信号が少ない上に早朝はとても流れが速く、ボーっと運転してる間に茅野市へ入った。休憩ポイントの杖突峠入り口のコンビニで肉まんを食べながらR152を観察してると杖突峠に入ってゆくミニバンやファミリーカーの数がやたら多いことに気づく。俺の基準ではレッドゾーンだ。you達もう少し考えた方が良いいと思うぞ、今日の運勢見てこなかっただろう?・・・と心の中で念仏を唱えた。
恐らく高遠桜目当てだろうとはわかっていたが俺も続いて突入し、すんごい渋滞に唖然となる。
少なそうに見えるがこのR361の渋滞は伊那市中心部(ソースカツ丼屋?)から続いている。で、茅野方面からのR152の渋滞と合流。ご愁傷様。
もう長谷方面へ抜けるの諦めて県道18号から飯田市へ抜けることにした。
こっちのルートはすごく快適。経ヶ岳から駒ケ岳、空木岳と順番に中央アルプスを眺めながら天竜川沿いを下ってゆく。甲府から見る間ノ岳、北岳方面の眺めは高低差や奥行きを感じて圧巻だが、木曽駒は迫力もあるのだが綺麗さを感じる。名古屋から空木岳方面を眺めると見ると白いカーテンみたいだけどね。
県道18号全体を通して路面状況でそれぞれ上中下で分類すると画像は中あたりかな?
南駒ケ岳~仙涯嶺あたり
【ポカポカ陽気走行】
で、あまり寄り道せずR153に入りガンガン進んだ。稲武~平谷付近で何度がピースサインをもらったのだけど、まさか原二スクータでピースもらえるなんて思ってなかったから反応遅れて返せなかった。ピースくれた人ゴメン。それにしても、気温20℃超えると暑い。
【おわり】
名古屋に着いてみれば所要時間9時間半、燃費47km/l。隼との差は約1時間半あるが逆に疲労度は少ない。また、同じくシグナスでの国道1号線のルートとの時間差は僅か30分。太平洋側は市街地走行の感が強くツーリングの気分はほとんど感じないが、信州経路は空気も景色も綺麗だし交通量少なくツーリング気分十分。
125ccでこのルートの選択はアリだなと思う。ソースかつ丼屋もあるし。
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