キョロキョロ散歩の雑記帳

あちらこちらの里山や緑地公園・史跡を探訪しながらキョロキョロ歩き回って思いつくまま記します。

あれこれ

2012-06-14 10:20:18 | 雑記

6月13日 名大病院定期検査。

病院前の木に気が付く。

 

ヤマモモの木で、説明板に昭和18年 高知県にて植樹、平成5年愛知県にわたる、平成11年現在に至ると書かれている。

植樹から69年。植樹した木が他県にわたって元気に育っていること、初めて気が付く。

今日の予約13時50分なので、12時に血液採取。

診察結果は、残念。

THSレセプター抗体が異常に跳ね上がった

医師よりもう一つ別の薬を追加される。

薬局で甲状腺ホルモンについての説明書をもらう。

要は、THSレセプター抗体が問題のようだがだ。

医師に治療期間尋ねると、相当長期間を覚悟するようにと。現在体重58kg台まで下がっている。依然止まらず。

疲れも出やすくなってきた。

自分が信頼する専門医へ第2オピニオンしてもらうか思案中。

掛り付け医が血液検査のとき、甲状腺も検査するよう頼んだのにもかかわらず無視。

押し問答の結果、再検査で異常が判明。本人のミスもあって、名大病院に紹介状を出したものの、週一回水曜日のみの外来担当Drで、視察患者が多く時間がかかる。

しかし、万一薬の副作用が出た時は名大なら救急部に飛びこめる利点があるが、専門医院ではそれができないので悩む。

話は変って、ツマグロヒョウモンの話。

病院から帰って見てみると、幼虫(いもむし)全部いなくなった。

最初の蛹だけスミレの茎についたままあるが、幼虫はどこへ


古墳

2012-06-11 11:30:51 | 知識

名古屋市博物館で企画展「尾張氏(うじ)・志段味古墳群をときあかす」が4月28日から6月10日まで開催された。

 

開催中、志段味古墳群について、視点を変えてシンポジュウムが開催された。

私は4月29日開催の「志段味古墳群と大和王権の東国支配」と題して、花園大学文学部文化遺産学科教授 高橋克壽氏の講演に参加。

帰りに、売店で名古屋市教育委員会発行の「志段見古墳を巡る」を購入。大変わかりやすく古墳初心者の私には最適なテキストだ。

5月19日には「倭の五王の時代と志段味大塚古墳」と題して、京都大学大学院文学研究科教授 坂口英毅氏の講演と、同日京都国立博物館考古室研究員による、「雄略期の東国と志段味大塚古墳」と題した講演に参加した。

これら講演を聴講した後、企画展を見るつもりでいたが、体調的に講演後展示品を見て歩く体力なかった。

ようやく6月8日、午後3時博物館へ出かけたが、1時間もすると背中が痛みを伴って痛くなり、急ぎ足で会場を出る始末。

止むを得ず、冊子「尾張氏・志段味古墳群をときあかす」を購入。この冊子は博物館発行の展示図録になっていたので大変助かった。

目次はプロローグ 志段味古墳群と尾張の古代史に始まり、1.はじまりの王 2.帆立貝式古墳の武人と地域間の交流 3.濃尾の王、尾張氏 4.古墳と尾張氏の系譜 5.エピローグ 志段味古墳群のいまと将来 と構成されている。

この後に研究員の持論1、持論2が掲載されている。

持論1は「前期志段味古墳群の盛衰」。名古屋市見晴台考古資料館学芸員 酒井将史氏

持論2は「東谷山古墳群の造営集団に迫る」。名古屋市教育委員会文化財保護室 深谷 淳氏

大変長期間の企画展であったが、シンポジュウムや冊子・展示物等を通して、私のような素人にはまとめ切れないほどの情報だ。

中で、私がなるほどと思った点をいくつか思い出しながらまとめてみた。

1 白鳥塚古墳と行燈山古墳を縮尺で重ねると、相似形になるそうだ。

  この行燈山古墳はす崇神天皇稜に否定されている古墳だ。

  このことから、大和王権との結びつきが強く感じられるそうだ。

2 古墳時代前期における伊勢湾沿岸への埴輪の波及。

  赤は大和盆地東南部系の埴輪、青は大和盆地北部系の埴輪。

3 志段味古墳群は、倭王権の東国への進出拠点地ではなかったかとの説。

4 尾張地方の初期古墳はは前方後方墳や方墳が主力だった。(2~3世紀)

5 尾張で初めて前方後円墳・円墳が築かれたのは白鳥塚古墳と尾張戸(おわりべ)神社古墳だそうだ。

6 尾張戸神社の古墳被葬者は尾張氏の始祖?尾張氏の出自はわからない。

7 4世紀前半に東谷山の麓の段丘に大型前方後円墳、東谷山の山頂に円墳⇒5世紀中ごろから6世紀初めにかけて、大久手池北側の段丘面に帆立貝式古墳が始まる。⇒6世紀後半から7世紀後半には、小さな円墳が多数作られる。

こんな程度の、まとめしかできないが、これからも少しづつ古墳を見てゆきたい。

最後に、前方後円という言葉は幕末に蒲生君平(がもうくんぺい)が天皇陵を調査し、「山稜志」にまとめた。その時に前方後円と云う言葉を作ったそうだ。その後前方後円墳が一般的になった由。

結構時代の奥行きがあり、頭の中で整理がつかないまま、書いてみた。

 

 

 


ツマグロヒョウモンの蛹(さなぎ)に

2012-06-10 13:19:06 | 日記

昨日ツマグロヒョウモンのイモムシを紹介。

今日昼過ぎに、鉢植えを見ると、蛹(さなぎ)を一匹発見

昨日は見られなかった蛹がこんなに早くみられるとは。

 

昨日書いたように、なかなか蛹は見られないと思っていたから、なんと1日で見られて幸運。

しばらく、ちょくちょく覗くつもり。


梅雨入りと花と虫

2012-06-09 18:16:05 | 雑記

夕方庭の鉢植えをみると、ヒメユリ2輪咲いていた。一方スミレはほとんどイモムシに食い荒らされ、鉢の中におよそ6匹ほどうごめいている。

「イモムシ」ハンドブックで見てみると、ツマグロヒョウモンの幼虫だ。

鉢の縁を動いている幼虫をパチリ。

鉢の中のスミレは食い荒らされて、見るも無残。ハンドブックにスミレ科を食すとある。

この植え込みの中に隠れるようにあと5匹。これから蛹(さなぎ)になり成虫へとなるが、蛹になるときには、鉢から消えるそうだ。どうやって鉢から出てゆくのか?成虫になって飛び出すときは、どこから出るのか?見ることができないか、期待してみたい。

ヒメユリは小さい鉢に2輪

もう一輪蕾があるので咲きそう。

鬱陶しい季節だが、こんな楽しみもいいもんだ。

 


庄内緑地 ハナショウブ

2012-06-09 10:48:37 | 日記

6月6日、金星の太陽全面を通過。朝から雲の切れ目が出るたびに見てみるが、視力が落ちていてため何回見ても遂に見られず。残念。

夕方のテレビニュースで庄内緑地公園のハナショウブが見ごろを迎えたと紹介映像が出る。

早速、翌7日に見にゆく。6月の園内案内板をみると、入口から一番遠い位置

のんびり散策しながら目的地へ。緑地内に入ると正面に大噴水。霧状に噴出中。

運動場では、某高校の運動会。はいじける年齢の若者たちが発する大声で、園内は賑やか。

それにしても、遠いなぁー。今の歩く速度で15分ほど掛ったかな?

ようやく菖蒲にご対面。

ゆっくりと見てゆくと、それぞれ名前が付いている。こんなにいろいろな種類があるとは、初めて知る

駒繋                                 国宝殿

 

出羽の里                            青岳城

 

追風                         滄国

 

まだまだ多くの立て札が付いていらが、この辺にしておく。

菖蒲園を出て目の前の、庄内川の土手に上がってみる。気持ちのいい景色。

上空で雲雀がホバリングしていた。河原に巣でも作っていたのかな?写真撮るがボケボケでだめ。

園内を回るつもりで、ボート池の傍を通ると、意味不明のモニュメント。

何も説明なくきわめてゆっくり回っている。帰り際に事務所に立ち寄り尋ねたところ、2000年に某社が作って起草してくれたもので、当初は周囲の木が小さかったので、川からの風もよく吹き、勢いよく回転し音も出ていたとそうだ。今は風が木にさえぎらて回転しなくなったため、置いてあるだけとのこと 名前があり「風の鐘」というそうだ。

バラ園にも立ち寄る。

公称32種2500本のバラが饗宴。

バラ園を出たところにタイサンボクの大きな花が咲いていた。

 

往復地下鉄と、園内散策を含め3時間。

朝は、図書館のブッカー、昼から庄内緑地、それに今日は午後6時半より2時間、北生涯学習センターで欧州金融危機についての連続講座大3回目の聴講に出かける。

今日は1日、出かけていたようなもの。少々疲れた。