昨日午前10時から名古屋市見晴台考古資料館において見晴台遺跡第51次発掘調査報告会が開催された。
発表者は学芸員 水野氏。
発掘現場は遺跡の北の環濠とやや南の環濠の2地点。
作業期間は7月13日から8月14日(表土除去開始は7月4日・埋め戻し終了が9月10日。
遺跡は高台にあり北・東側は崖、西側は谷で南はなだらかに下っている。
この高台を二重環濠で囲い弥生の人たちが生活していたようだ。環境としては大変良い場所。
今、名古屋市が災害時の広域避難場所とすべく環濠外側の東・北側の整備段階に入っているようだ。
写真は北側の埋め戻した後で周囲は草が生い茂っているがここは土がむき出し。
調査はのため参加者は延べ482人、内初参加者が50%。中学生が114人参加している。
今回の調査で出土した品は、容器に12杯分あったがすべて警察に拾得物として提出。6ヶ月後戻ってから詳細チェックとなるそうだ。
ここは笠寺公園となっているが、左右奥一帯が遺跡。
公園であっても人気なし。草ぼうぼう。周りには民家がぎっしり。
公園を右に5分ほどで笠寺観音(笠覆寺)。
私は会場まで地下鉄桜通線鶴里駅から徒歩で出かけた。
この後、16日に開催するNPOの活動報告会の準備に回る。この項は改めて投稿する。
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