キョロキョロ散歩の雑記帳

あちらこちらの里山や緑地公園・史跡を探訪しながらキョロキョロ歩き回って思いつくまま記します。

一期一会

2011-10-12 10:08:26 | 日記

10月11日 高蔵寺駅9時30分集合。参加者3名。9時46発の名鉄バスで春日井市植物園へ向かう。

初めて行く場所なので、高蔵寺在住の知人が用意してくれたコース案内とバスの時刻表を頼りに出かけたので、終点一つ手前の停留所少年自然の家前がベターと思い込んで下車。降りてみてすぐに終点まで行けばよかったとわかったが後の祭り。でも終点まで僅かな距離で助かる。

バスには近所に住んでいる方が数人乗り合わせたが、中に幼児を連れた夫婦が乗車。下車も一緒だったがその時はそのまま別れる。

国道に出て知人の地図を頼りに登山口に到着。

登山口で地元の老夫妻と単身のご老体と合流。登り口がやや分かりにくいので教えてもらいながら登り始める。

いきなり階段が伸びていて、貰った案内図と違うので聞いてみるがここだと言われ、ほかに選択肢なく登り始めた。

15分ほど登ると道に出たのでそのまま上がってゆくと休憩所に出る。休憩所には女性3人組のハイカーが休憩中。このときはすでにご老体3人は姿見えず。ほかの道を進まれたようだ。女性の3人とはしばらくあと先になりながら、時には話しながら進むと、大谷山へゆく道と、弥勒山へゆく道との分岐点に出た。弥勒山はどちらの道を通っても行けるが、案内図に沿ってゆくことにし、3人組と別れる。

しばらく下りの道を下りるとやや広い道に出たが、後で聞くと林道だそうで、先般の15号台風の大雨で大量の土砂が流れたようで道が荒れていた。一か所では道路を半分ほど塞ぐように山が崩れていた。

なぜか道路の中心付近が抉られていたり、一か所に大量の石が積み重ねたように固まっていたり、どうしたらこんなことになるのか不思議な光景が続く。

少し道の荒れが治まるとその先は全く通常の道になっていた。

展望台を兼ねた休憩所に到着。しばし景色を見ながら休憩。やや霞がかかっているものの、それまで木ばかりのところに開けた空間なので爽快感を味わう。

展望台から南西方向。

ここからは山頂まではあと僅かと思いつつ進むが、なかなかつかない?

山頂近くで分岐にある標識の向きが曖昧に向いているので迷っていたら、元気なご夫婦が登ってきたので確認。この標識の向きは本当にまずいねと言いながら、直ぐそこだから一緒にと言ってくれたので付いてゆく。

やっと山頂。聞いてみるとどうも休憩した場所の少し先を右に入るところ、見誤って通り過ぎてしまったようだ。

たっぷり2時間近く掛ったか。

ご夫妻の話ではいつも山頂でベンチに座れないほど大勢の人がいるのに今日は我々だけ。どうしたんだろうと不思議がっていた。

昼食をとって下山はどのコースにするか思案していたら、先ほどのご夫妻が一緒に降りようと提案してくれた。こちらも下山にどのくらい時間が掛るか不明で、バスの時間を考えると迷わずお願いする。奥さんは週2~3回登っているそうなので安心。

当初は1時間以内と十分バスに間に合うと考えていたが、我々老人組は下山に相当注意を払ったため予想以上に時間が掛り、登山口まであと50Mの標識前でバスの時間OVER。

ゆっくり休んで1時間待つことにしたが、ご夫妻は高蔵寺駅まで自分の車で送ると言ってくださり、老人3人組疲れもあり弥勒山と言うように地獄に仏、一期一会とは云え有り難くお願いする。

気のいいご夫妻でご主人はスキーの先生奥さまは看護師。明るく気さくで話し好き。その上奥さんは100キロマラソンに参加しりして動き回っているそうだ。

あんな看護師がいる病院の経営者は助かるだろうねと電車の中での会話。

駐車場に行くと朝一緒にバスに乗り合わせた親子とばったり。互いに手を振りながらサヨナラ。これも一期一会。

道を間違いながらへこたれず、おかげさまで無事帰ってきました。次回という機会があるか分からないが、今度はもう少し楽に歩けそう。