精神世界と心理学・読書の旅

精神世界と心理学を中心とした読書ノート

『なまけ者のさとり方』

2008-09-15 12:26:27 | さとり・覚醒
なまけ者のさとり方 PHP文庫 (PHP文庫)

題名からしてもっと軽い本かと思っていたが、実際は深く優れた本であった。ラマナ・マハルシ、クリシュナムルティ、エックハルト・トール、ガンガジ等々と根底に広がる世界は同じである。

ただ表現が違う。表現が違うということは、いろいろな仕方で、いろいろな角度から、私の魂を揺さぶってくれるということである。あるいは、この本の中の言葉が、変容へ向けての強力な引き金になるのかも知れない。

「一つひとつの生きものの基本的な営みは、拡張することと収縮することです。広がることと縮むことと、言ってもよいでしょう。拡張した生き物は『スペース』となって四方に浸透してゆきます。」

「地獄さえも愛することができるようになれば、あなたはもう、天国に住んでいるのです。」

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