精神世界と心理学・読書の旅

精神世界と心理学を中心とした読書ノート

『日本がアメリカを赦す日』岸田秀(文春文庫)01

2008-01-10 22:13:37 | 心理学全般
再読だが、夢中で読んだ。精神分析の方法を国家等の社会集団の分析に適用できるという著者の説は、実際にこの方法で日本やアメリカの歴史を読むとき時の切れ味によって、その妥当性が検証されるだろう。

近代日本の歴史、アメリカの歴史、そしてその相互関係の歴史は、著者の精神分析的な手法によって見事に読み解かれている。私は、その説得力と洞察力にいつも強い印象を受けている。

岸田は、「真珠湾攻撃は、ペリーの脅迫に対する復讐だった主張する。ペリーの脅迫に屈した屈辱と恨みが、無意識に日本人の心に隠され、それが88年後に真珠湾奇襲となって噴き出したというのだ。(続く)

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1 コメント

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Unknown (名無し)
2008-09-19 10:06:23
はだしのゲンは小学校の図書館にあり、子供の頃に見ました。
とても恐ろしい原爆が、広島、長崎に落とされたのを知り、恐怖に思いました。
もう二度と原爆を、戦争や実験の理由で、地球に落としてはいけないと思います。
はだしのゲンは、原爆の恐ろしいさを、私に教えてくれました。
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