銀河夜想曲   ~Fantastic Ballades~

月が蒼く囁くと、人はいつしか海に浮かぶ舟に揺られ、
そして彼方、海原ワインのコルクに触れるを夢見、また、眠りにつく……

無題

2009年11月21日 18時57分59秒 | 散文(覚書)
魂の奥底へゆっくりと沈んでいきながら、遥か頭上に聳える蒼穹を仰ぎ見て。群青の、大夜天に抱かれる。

そこに瞬く星々を手繰り寄せた遠き日々。産声は、心耳に木霊して。



胸に溢れる光の束よ。あらゆる感情を焦がす熱き涙よ。

その懐かしさをしみじみと想い出す時、私達は宇宙の風に乗る。

遠く、遠く、どこまでも遠くへ……。

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