武の道へのこころざし

大道塾の横須賀・湘南支部の責任者が、日々の活動に関する出来事や想いを綴っていきます。

大会の結果:関東地区ジュニア交流試合

2022年12月12日 | 大会記録
11月13日(日)に、東京の新宿スポーツセンターにて、ジュニアクラスの関東地区の交流試合が開催されました。

当初、横須賀支部からエントリーした3名の選手は結局、エントリーしたクラスに対戦相手がおらず、組み合わせができないという事で、大会に出場する事ができませんでしたが、湘南支部からエントリーした3名は、試合が組まれて、無事に今大会に出場する事ができました。

出場選手が少なく、残念な一面もありますが、実力の合わない選手同士との組み合わせを避けようとする主催者側の配慮が感じられ、組み合わせができない場合は出場ができないというのは、ある意味で安心できる一面もあります。


今回出場した3名ともU16の男子選手で、2名は軽量級、1名は重量級のクラスの組み合わせとなりました。

最終的に、軽量クラスの2名が決勝戦に進み、その二人の選手が優勝と準優勝という結果に終わりました。

重量級にエントリーされたもう一名の選手は、過去に対戦経験のある相手を含め、リーグで二勝を飾り、優勝に輝きました。

一人一人にはまだまだ課題がありながらも、最終的に成績が残せたことは支部としてはうれしいところですが、やはり、出場を希望する選手たちの為にも、団体の為にも、より出場者数が増えるようにしていくことが大切だと感じています。


今後もレベル分けを細かく行い、多くの支部の多くの選手が活躍できる、充実した規模の大会になる事を願っています。

そのための下地としては、大会に出場するかしないかを除いて、各支部の潜在的な稽古生数の充実が大切だと思います。

ある道場に入門したら、「必ず試合に出なければならない」という環境はあまり健全とは言えず、本人の希望に応じて出場をすることが問題にならないような、出場をしないという判断をした人が肩身の狭い思いをしなくても済むような雰囲気のある道場、そして稽古環境が大切だと感じています。

選手経験を通して大会で成績を修め、実力を付けてきた支部責任者が多いこともあり、「試合をしなければ(大会に出なければ)レベルが上がらない」と考える指導者は多いものです。

しかし、審査会の中でも試合は行われており、また早急に帯を上げたいと望んでいる稽古生ばかりでは無く、自分のペースを守って自分らしく、自分なりの目的をもって稽古を続けていきたいと考えている稽古生も多くいるもので、稽古生本位のペースで稽古が続けられる、潜在的な力の蓄えのある道場が数多く増える事を願っています。


今大会に出場せ他選手の皆さん、関係者の皆さま、大変お疲れ様でした。




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