今大会にはもともと10名の選手をエントリーさせておりましたが、試合が一週間延期されたこと、また会場が変更になったこともあり、4名が参加できなくなり、最終的に6名の選手が大会に出場をいたしました。
まず、ジュニアクラスのU13の女子のクラスにエントリーした早田選手。
関東の大会には何度か出場している選手ですが、いまだ一勝もできていない稽古生です。
今回は経験を積むためにと、本人の希望をもとにエントリーをいたしました。
無事に書類選考を通過し、試合に出場してみたものの、結果は3人リーグで2敗。
結果だけを見れば負け試合でしたが、リーグ戦ということで全国の舞台で二試合を判定まで戦い抜けたことは、非常に大きな成長の糧になったのではないかと思います。
この子は、お兄さんとお父様が稽古生でもあり、今春から中学部に昇格して稽古を続けていることで、精神面でも技術面でも、今後大きく成長していけるものと思われます。
最終的に、一試合は全国優勝した選手と対戦し、良い勝負ができており、とても良い経験が詰めたと思います。
今回の経験を活かし、また、これまでの先輩女子部稽古生を見習い、これからの女子部の良い見本としての活躍を期待しています。
次に紹介するのは、もう一人、U16の女子のクラスに出場した野中選手です。
この選手は、あまり背は高くありませんが、とてもガッツがあり、馬力があり、前に前にと相手を手数と圧力で押していく組手をする選手ですが、逆に相手の馬力に押し切られ、自分の得意分野で負けてしまいました。
やはり上には上がいるものですが、試合の後半は、相手の圧力をうまくかわし、逆に相手の力をいなして、相手を転がし上になる場面もありましたが、前半の攻防で押し切られた感があり、残念ながら一回戦敗退となりました。
こちらはトーナメント方式の組み合わせだったため、残念ながら一試合のみで試合を終えることになりましたが、こちらも一つの大きな経験を積むことができました。
馬力で押し切られたこと、前半に技術で相手をいなせなかったこと、前蹴りや左右のフットワークで相手の圧力を受け止められなかったことなど、反省点は多くありますが、反省点が見つかることが試合経験を積む上での大切な部分でもありますので、今回の経験を前向きにとらえていただきたいと考えています。
最後のゴールは遠くにあるほうが、乗り越える山は高いほうがやりがいがあるというものです。
結果的に、この野中選手に勝った選手が、決勝戦で勝利し全国優勝をしました。
さて、次に紹介する塾生は須坂選手。
支部の中学部の選手としては飛び切り実力のある選手で、次に紹介する栗山君と並び、とても期待をかけていた選手です。
結果、長身の対手に、打撃での攻防をする間もなく、首相撲という技術で相手に組まれ、さんざんに振り回された挙句に、本戦で判定負けとなりました。
身長体重が同じくらいで、打撃の攻防がしっかりと行えていれば、全国のトップを狙えると思えていただけに、13センチという身長差をカバーできなかったことは誠に残念です。
相手選手は試合ルールに熟知しており、試合に勝つための最善の方法で練習をしてきたことでしょう。
一方で横須賀湘南支部の稽古方法は、目先の試合ではなくベースとなる技術のレベルアップに重点を置いているため、大人と稽古をしても十分通用しそうな技量を有していながらも、この特殊なU16ルールに特化した戦いとしては、やはり足りないものがあったというのが、大きな反省点です。
ベースの技術をレベルアップさせることは、もうすでにここまで来ていますので、あとは試合の場での「勝ち」という結果を残せるよう努力していきたいところです。
結局、今大会で全国準優勝の選手に敗退したことになります。
次に紹介するのがジュニア4人目の栗山選手です。
須坂選手と同様、この大会で決勝まで上がってもらいたいと願っていた選手ですが、こちらは三人のリーグ制となっており、2戦2敗という結果になりました。
初戦は、最終的に全国優勝した選手に、判定負け。
組んでからの崩し技の技量にとても大きな差がありましたが、打撃のみの攻防を見れば、十分に戦えていたともいえます。
しかし、認められている使用可能な技の全てを駆使して、そのルールの中で戦うのが試合でもあり、勝ちにこだわる勝負での反省点はいくつかありました。
二試合目は、それほど対格差もなく、力量的にも大きな差はないように思えましたが、ファーストコンタクトの後、執拗に両手で襟首をつかみながら、下段蹴りの連打をしてくる相手の戦い方(言葉は悪いですが、我が支部では勧めない汚く雑な戦い方ともいます・・)に、とても苦労していたようで、組際での打撃の攻防での ”手数の差” が響いたものと思われます。
でも大丈夫!
反省点をクリアすれば、戦い方は、指導者である私の望み通り、将来につながる実力を身に付けていると思います。
彼の蹴り技のキレイさと間合いの取り方の上手さが引き立つのは、「もうしばらくお預け」といったところです。
ジュニアの全試合、且つに繋がらずに、残念に思われる支部の関係者の方もおられると思いますが、長い目で見て、必ずプラスになる良い経験が詰めたと感じています。
相手をしていただいた、全国の強豪選手の皆さん。
本当にありがとうございました。
彼ら、彼女らの為になる、とても良い経験が積めました。
「まだまだ大道塾のトップは高いところにあるんだぞ」
という大道塾の底力を見せてくれた、今回対戦してくれた選手たちに、お礼を述べたいところです。
また機会があれば個別に、今大会の見直しをする機会を設けたいと思います。
大会に出場した選手たち、そして保護者や関係者の方々、大変お疲れさまでした。
まず、ジュニアクラスのU13の女子のクラスにエントリーした早田選手。
関東の大会には何度か出場している選手ですが、いまだ一勝もできていない稽古生です。
今回は経験を積むためにと、本人の希望をもとにエントリーをいたしました。
無事に書類選考を通過し、試合に出場してみたものの、結果は3人リーグで2敗。
結果だけを見れば負け試合でしたが、リーグ戦ということで全国の舞台で二試合を判定まで戦い抜けたことは、非常に大きな成長の糧になったのではないかと思います。
この子は、お兄さんとお父様が稽古生でもあり、今春から中学部に昇格して稽古を続けていることで、精神面でも技術面でも、今後大きく成長していけるものと思われます。
最終的に、一試合は全国優勝した選手と対戦し、良い勝負ができており、とても良い経験が詰めたと思います。
今回の経験を活かし、また、これまでの先輩女子部稽古生を見習い、これからの女子部の良い見本としての活躍を期待しています。
次に紹介するのは、もう一人、U16の女子のクラスに出場した野中選手です。
この選手は、あまり背は高くありませんが、とてもガッツがあり、馬力があり、前に前にと相手を手数と圧力で押していく組手をする選手ですが、逆に相手の馬力に押し切られ、自分の得意分野で負けてしまいました。
やはり上には上がいるものですが、試合の後半は、相手の圧力をうまくかわし、逆に相手の力をいなして、相手を転がし上になる場面もありましたが、前半の攻防で押し切られた感があり、残念ながら一回戦敗退となりました。
こちらはトーナメント方式の組み合わせだったため、残念ながら一試合のみで試合を終えることになりましたが、こちらも一つの大きな経験を積むことができました。
馬力で押し切られたこと、前半に技術で相手をいなせなかったこと、前蹴りや左右のフットワークで相手の圧力を受け止められなかったことなど、反省点は多くありますが、反省点が見つかることが試合経験を積む上での大切な部分でもありますので、今回の経験を前向きにとらえていただきたいと考えています。
最後のゴールは遠くにあるほうが、乗り越える山は高いほうがやりがいがあるというものです。
結果的に、この野中選手に勝った選手が、決勝戦で勝利し全国優勝をしました。
さて、次に紹介する塾生は須坂選手。
支部の中学部の選手としては飛び切り実力のある選手で、次に紹介する栗山君と並び、とても期待をかけていた選手です。
結果、長身の対手に、打撃での攻防をする間もなく、首相撲という技術で相手に組まれ、さんざんに振り回された挙句に、本戦で判定負けとなりました。
身長体重が同じくらいで、打撃の攻防がしっかりと行えていれば、全国のトップを狙えると思えていただけに、13センチという身長差をカバーできなかったことは誠に残念です。
相手選手は試合ルールに熟知しており、試合に勝つための最善の方法で練習をしてきたことでしょう。
一方で横須賀湘南支部の稽古方法は、目先の試合ではなくベースとなる技術のレベルアップに重点を置いているため、大人と稽古をしても十分通用しそうな技量を有していながらも、この特殊なU16ルールに特化した戦いとしては、やはり足りないものがあったというのが、大きな反省点です。
ベースの技術をレベルアップさせることは、もうすでにここまで来ていますので、あとは試合の場での「勝ち」という結果を残せるよう努力していきたいところです。
結局、今大会で全国準優勝の選手に敗退したことになります。
次に紹介するのがジュニア4人目の栗山選手です。
須坂選手と同様、この大会で決勝まで上がってもらいたいと願っていた選手ですが、こちらは三人のリーグ制となっており、2戦2敗という結果になりました。
初戦は、最終的に全国優勝した選手に、判定負け。
組んでからの崩し技の技量にとても大きな差がありましたが、打撃のみの攻防を見れば、十分に戦えていたともいえます。
しかし、認められている使用可能な技の全てを駆使して、そのルールの中で戦うのが試合でもあり、勝ちにこだわる勝負での反省点はいくつかありました。
二試合目は、それほど対格差もなく、力量的にも大きな差はないように思えましたが、ファーストコンタクトの後、執拗に両手で襟首をつかみながら、下段蹴りの連打をしてくる相手の戦い方(言葉は悪いですが、我が支部では勧めない汚く雑な戦い方ともいます・・)に、とても苦労していたようで、組際での打撃の攻防での ”手数の差” が響いたものと思われます。
でも大丈夫!
反省点をクリアすれば、戦い方は、指導者である私の望み通り、将来につながる実力を身に付けていると思います。
彼の蹴り技のキレイさと間合いの取り方の上手さが引き立つのは、「もうしばらくお預け」といったところです。
ジュニアの全試合、且つに繋がらずに、残念に思われる支部の関係者の方もおられると思いますが、長い目で見て、必ずプラスになる良い経験が詰めたと感じています。
相手をしていただいた、全国の強豪選手の皆さん。
本当にありがとうございました。
彼ら、彼女らの為になる、とても良い経験が積めました。
「まだまだ大道塾のトップは高いところにあるんだぞ」
という大道塾の底力を見せてくれた、今回対戦してくれた選手たちに、お礼を述べたいところです。
また機会があれば個別に、今大会の見直しをする機会を設けたいと思います。
大会に出場した選手たち、そして保護者や関係者の方々、大変お疲れさまでした。
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