武の道へのこころざし

大道塾の横須賀・湘南支部の責任者が、日々の活動に関する出来事や想いを綴っていきます。

春の審査会

2018年05月05日 | 審査会


4月29日(日)に、春の審査会を行いました。







午前中が一般部、午後が少年部です。


一般部は13名が受験。





審査スタッフと合同稽古参加者、18名を合せて、31名が審査会行事に参加し、例年以上に盛り上がりのある行事となりました。















今回は実力のある白帯の方が多く、見ごたえのある攻防が多く見られましたが、その分、身体のダメージが大きくなりますので、ゆっくりと身体を休めて、ケアをしっかりと行っていただきたいところです。

審査会の最中は身体の痛みはあまり感じられないかもしれませんが、翌日には思いのほかに体のダメージが感じられるかもしれません。

特に経験の少ない方は、そのダメージに少々ビックリされる方もおられるかもしれませんが、打撃の攻防になれるための大切な経験のスタートですので、前向きにとらえて頂きたいと思います。



組手で感じる恐怖心や相手の圧力、体のダメージ、組手の感覚などはいずれ少しずつ慣れてくるものです。

人間には負担を軽減するための、自己防衛本能が備わっており、病気を治す自己治癒力と同じように体と心がその負担を軽減していきます。



一般的に風邪薬は、直接的に風邪を治す力があるわけではないと言われています。薬は咳を抑えたり熱を下げることで、体の負担を減らし、あくまでも自己治癒力を助ける働きをするものであり、風邪を治すのは、人の体に備わっている自然治癒力、いわゆる免疫力の作用によるものだということです。



人が本来持っている防衛本能や自然治癒力、そして熟練してくることによる技量の向上を信じて、ある一定の技量に達するまでの間、すこしずつ負担を乗り越えて行っていただきたいと思います。ある一定の段階に達すると、組手で感じる体と心の負担は、日常の当たり前のこととして捉えられるようになり、気持ちの上での負担はかなり軽くなってきます。





下の写真は、組手審査の様子です。











下記の連続写真は、男性の上級者を相手に、女子部の稽古生が回転同回し蹴りを放っているシーンです。

大道塾の試合ではほとんど見られませんが、接近戦の多い極真ルールの組手でみられる大技です。

さすがに某フルコン空手経験者です。

なかなか上手く決まっているように見えますね。












続けて、組手審査の様子です。






下の写真は、組技ルールの組手審査の様子です。






下の写真は寝技ルールの組手審査の様子です。




今回から、体力チェックは審査会後に行うことにしています。

受験者にとってはとても大変ですが、頑張って取り組んでいただきたいと思います。





しっかりと礼をして、審査会と合同稽古を締めくくります。
皆さんお疲れさまでした。








続いて午後の審査会。

審査スタッフは、アリーナの中にある食堂で一緒に食事をとってから午後の審査会に臨みます。





少年部・中学部の審査会は、受験者23名と未受験参加者8名の合計31名が参加しました。





こちらは例年と比較してかなり人数が少なめですが、秋の審査会には多くの子供達が受験することになります。今回のように受験者が少ない場合、一人当たりの組手の回数が増えることになり、未受験参加者を含めて、本番の場数を経験する貴重な機会となります。実際に戦う経験は、適切なタイミングで、ほどよい組み合わせ内容であれば、より多く経験することが上達には必要不可欠です。












こうした経験の必要性は、皆の前で発表する、基本から移動の動作、受身や投技、組手試合の全てに当てはまります。

特に組手の試合は、経験を1,2回経験したという人と、10回、20回、さらに30回、40回とより多く経験している人とを比較してどちらが強くなるでしょうか?

当たり前ですが、より多く経験した人の方が圧倒的に強くなります。














また「組み合わせの適切さ」という点でいえば、いつも負けてばかりいては、勝つ感覚が身に付かず、気持ちの上でも意欲がなくなってしまいます。自分より実力や年齢が下のひととばかり戦っていても、挑戦する意欲が養われず、程よい上達は望めません。

そのため、大会ではないこうした審査会では、普段の稽古指導を通して、全員の実力を把握している指導者の采配で適切な組み合わせになるよう、偏りが出ないように、いつもかなり時間をかけて、組み合わせを決めているのです。


















今回の審査会では、期待通りにいい動きが出来た人がいる一方、思った以上に上手く動けなかったり緊張したり、怖い思いをしたりした人もいたと思います。ただの一つの体験ではなく、今後に繋げる経験として自分で意識し、感じることができれば良いですね。














稽古に通わせてくれる保護者の理解があり、自分が稽古に参加できる場所があったとしても、そこでの稽古が自分の成長に繋げられるかどうかは、あくまでも本人の意識次第です。

同じ経験をしても、自分の意識一つで、今後の成長にとても大きな影響があるものです。
















今回は、組手審査の最後に、2級受験者の3人組手と、1級受験者の5人組手を行いました。



<以下は組手審査の様子です>













二人ともとてもいい戦いを見せ、とても盛り上げてくれました。





組手審査の締めくくりの5人組手を行った稽古生は、小柄ながら、覇気のある戦いを見せたうえで、戦い終わった後の颯爽とした表情が印象的でとてもカッコよかったですね。


<白帯の帯結び審査>





<組手審査後の体力チェック>













審査会スタッフも、多くの一般稽古生や指導員の方にご協力いただきました。







今回は、審査会スタッフを個別に依頼しておりませんでしたが、皆さん積極的にご協力いただき、とても助かりました。




今年の秋の審査会は、9月に予定しています。

例年よりも2ヵ月早くなりますのでご注意ください。

特に秋の審査会は、少年部・中学部の受験者がかなり多くなると思いますが、各自の頑張りを期待しています。





また、9月の審査会も、一般稽古生のスタッフ協力に期待しています。

受験された方、審査会場時に参加された稽古生の方々、少年部の保護者の方々、大変お疲れ様でした。












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最近の各クラスの様子(辻堂 土曜Jr選手クラス)

2018年03月25日 | 審査会


最近の各クラスの様子をお知らせします。




<辻堂 土曜Jr選手クラス>



昨年6月頃に一人のメンバーから始めたこのクラス。その最初の一人も不安いっぱいで始めましたが、現在は仲良し三人組で、楽しく稽古しています。


ちょっと楽しみ過ぎなきらいもありますが、一人が遅れている時など、お互いを気にし合う仕草も、可愛らしいもの。


お互いに刺激し合ってもらいたいです。




先日は、初めての大会出場の案内を配りました。

時間の多くを使って大会の意味や、出場する心構え、必要な防具や、過去の大会の様子など、いろいろな話をしました。



気合いを入れた稽古も大切ですが、子供達にはこうした言葉の教育がとても大切だと最近特に感じています。

子供には大人の背中を見せて、無言のうちに、その自身の行いや姿勢から伝えるべきものもありますが、そこに言葉を添えて、細かく説明を加えて、気持ちの上で理解、納得したうえで、稽古をすることが大切。


勘違いや思い違い、考え方の多様さの理解に関しては、人生の中での多くの経験が必要です。

この場所もそうした経験を積む場所の一つであってもらいたいです。



「なぜ? どうして?」

「なるほど!」

「へ―そうなんだ。」

「そうなのか?」

「やっぱりそうだよねー。」

「よし! がんばるぞ!!」



一人ひとりの感じ方は、その本人の性格や生い立ち、また時と場合によって、気持ちの変化がありとらえ方が異なるため、そうした小さな変化をとらえつつ、また、私自身が楽しみながら、稽古指導をしていきたいものです。





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秋季少年部中学部審査結果

2018年02月13日 | 審査会

今年に入り、昨年秋に行われた審査会の結果を発表しました。


受験者は中学部10名、少年部43名の合計53名でした。


審査会は一人の欠席者もおらず、全員が受験し、全員合格でした。






例年は、数名が「保留」になったり、課題クリア後に昇級になる「昇級待ち」になったりすることがありますが、今回の受験者は皆比較的レベルが高く、例年と比較してもとても良い内容だったと思います。








中学部の受験者が増えてきていますが、皆、学校のクラブ活動を終えてから疲れた体で稽古に参加しており、普段中学生には厳しく接する私が言うのもなんですが、みなほんとうに、よく頑張っていると思います。また、稽古に参加することの意味を理解し、仲間同士で協力し合う姿勢が、何とも頼もしく、そして微笑ましくもあります。





中学生の頃が一番色々な意味での変化が大きく、姿勢を崩してはいけない時期だと感じています。稽古の姿勢、態度、心の変化を見極めながら、ときにはとても厳しい檄を飛ばして注意することがありますが、その子の頑張りに対して、「よく頑張っているね!」と、私自身が微笑みを向けたいからであり、また周りの大人の皆さんからも、微笑ましく見てもらえて応援してもらえる子に育ってもらいたいという思いからですので、檄を飛ばした時の道場内の緊張感を、良い意味で考えていただきたいと思います。



さてそんな、厳しさの中で育っている中学生たちですので、そのしっかりとした姿勢と集中力、気合と実力は、かなりレベルが上がっており、少年部受験者のいい刺激になっていると思います。





白帯の受験者が2名のみということで、色帯の受験者が多くなっていますが、その分、次の審査会は、受験者がかなり絞られることになると思います。













型審査、受身や投げ技の審査、組手審査など、それぞれに技量差があったのか今後の課題になりそうですが、一人ひとりがどのように感じたかということと、今後どのようにつなげてくれるかが私の楽しみの一つです。










子供の稽古生の人数は多くても、一人ひとりの普段の稽古の様子、今回の受験の様子、審査後の取り組み姿勢、そしてまた次回の審査での動きを継続的に見守り、今後の見通しを想定し、指導方法や接し方を普段から考えています。












今回の審査のビデオも何度も見直し、一人ひとりの様子を伺っています。その中には子供同士の接し方や保護者との接し方、他の人の様子を伺っている様子か、無邪気に、または必死に取り組んでいる姿、その後のホッとした時の表情が撮影した映像から見て取れますが、一つ一つのちょっとした時の表情や仕草、そしてその心の中にある気持ちを汲み取ることが指導者の役割です。




















まだまだ十分にくみ取れているとは言えませんが、取りこぼさないように見守って行きたいと思います。















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秋季一般部審査会

2018年02月13日 | 審査会

ちょっと遅れた記事になりますが、昨年の秋に行われた審査会のご紹介です。



審査会の午前中は、一般部の審査会と合同稽古を行います。

今回の審査会は受験者11名。

横須賀支部と湘南支部から、茶帯2級の方から白帯の方までが受験しました。











全体的に、基本移動の動作はかなりしっかりと出来ていますが、個人差が大きく、全ての基礎となる基本稽古の量が足りないと思われる方もちらほら。

組技審査も、基礎的な投げ技や投技から寝技への連携でとまどっていたり、そもそも一連の動作が身に付いていない方がちらほら。

稽古ではバリエーションを豊富に行っていますが、基本となる動作はやはり稽古回数を重ねなければ安定した動作が身に付きません。











稽古量が足りない方は、もう少し地道に稽古に取り組んでいただきたいところです。










<合同稽古の参加組は、審査受験組と分かれて指導員の号令の元、ミット練習などに取り組みます。>












<受身、投技、寝技等の組み技審査が間に入ります。>




















組手審査は、合計で17試合。

色帯になれば連続組手の相手をする機会も増えてきます。

打撃のみならず、寝技や投技の相手も行うこともありますので首相撲や投技、寝技の練習にも並行的にしっかりと取り組んで頂きたいと思います。

勝率の良かったかたも悪かったかたも、予想に反していい動きが出来た方も、予想外に苦手な部分が出てしまったかたも、みなそれぞれに反省点を自分の今後に繋げていただきたいと思います。

2級以上を受験する場合は、試合での勝率も合否の判定に入ってきますので、勝敗にもこだわって取り組んでいただきたいと思います。



<審判員による礼法の説明>






























2級を受験したK君。今春から社会人になる彼は、小学3年生から稽古を始めた、追浜少年部の一期生です。

先輩のプライドを見せて、若手重量級ホープのR君と打撃と寝技で2回対戦しほぼ互角の内容で引き分け。身体指数で14の差があることを考えると、真っ向勝負で戦った結果としてはさすがです。日曜日クラスに参加するようになり、格段に実力がアップしたように感じます。



今回1級を受験されたシニアクラスのYさん。三人の連続組手で見事三勝で文句なしの昇級。


正直なところ、パワーやスピード、反応速度も技の多様さにおいてもまだまだ多くの課題があると考えてましたが、普段のとても正確な技の練習が、成果につながっているといえそうです。いつも本番に強いYさん。さすがです。「着実」な稽古への取り組みと、「着実」なレベルアップがYさんらしいです。



支部の若手のホープのR君。

あえて本人の苦手な部分を付いた組み合わせをした結果ですが、1級受験で5人組手を実施し1勝1敗3分けという結果に、本人はどう感じたでしょうか。

私の目で見ると実力は抜群ですが、戦い方や技量を細かく分けて見てみるとまだまだ身につけるべき内容も多く、苦手な戦い方が露呈した結果でしたが、そこは素直で呑み込みが早く、センスがあり頭のいい彼の事です。次回までには相当に改善した戦いができているはず。

今春に全国大会の関東予選に19歳で初出場しますが、いい戦いを期待しています。



今回受験された皆さん、合同稽古に参加された皆さん、審査スタッフの皆さん、大変お疲れ様でした。




横須賀アリーナの食堂で、スタッフのみなさんで昼食を済ませ、午後の少年部審査に備えます。






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2017年春季 横須賀湘南支部審査会 <少年部・中学部審査会・後編>

2017年05月02日 | 審査会

<少年部・中学部審査会・後編>


演武会の終了後に、残りの連続組手の審査が始まります。

会場の利用終了時間が迫っていますが、何とか時間は間に合いそうです。



演武会を見た後ということもあり、また、残りは連続組手のみということもあり、これから組手審査に臨む準備をしている一人ひとりの顔には、緊張感がみなぎっています。

一つ一つの細かい内容はここでは省略しますが、思った以上に戦えたと思えるか、思うように動けなかったと思えるか、人それぞれ。

少なくとも強くなる人、支部で茶帯や黒帯を締める人は、かなり厳しい経験を積まなければこうした帯を締めることは許されません。



実は大道塾には、昇級方法に関して、審査会による受験以外にもう一つの昇級の方法があります。

大道塾総本部の規定では、「試合審査」という審査方法があり、大会に出場する際に審査をかけることができ、試合の内容によって昇級や昇段が許されるというものです。言ってみれば、審査を受けなくても昇級できる仕組みですが、やはり試合に勝つことが前提で、その中でもいい試合をしなければ昇級や昇段はできません。しかし、試合に勝てる実力のある選手にとっては、審査会に参加しなくても昇級が出来るため、ある意味で審査受験が免除されるという制度になります。

支部では少年部・中学部に関しては、試合審査は基本的に認めていませんので、昇級や昇段するにはすべての審査会に参加て、多くの厳しい経験を積まなければなりません。


実際に指導者である私自身も、これまで一度も試合審査は受けておらず、すべて審査会を受験し厳しい連続組手を経て、今の帯を締めています。


 「私自身が苦労をしたから、みんなにも苦労をしてもらう・・」

という想いではなく、

 「苦労を避けずに、たとえ険しくとも、目の前のその道の真ん中を、胸を張って堂々と通る」

事が大切だと考えているからです。私自身がそうして生きてきて、そうすることが自分の為になることを身をもって感じているためでもあります。



さて、今回受験した人、そして対戦者として相手をした人。みなさん、一人ひとりはどのように感じているでしょうか?


私の想いは、稽古を通じて一人ひとりに還元していきます。




最後に、五人連続で戦った14歳の一級受験者。


まさにフラフラになりながらの審査となり、連続組み手終了後には立っていることもできない状態。。。昇段審査並みに厳しかったのは、その多くを一般部塾生が相手をしたことに加えて、もう一つの理由があります。

実は、その日の午前中に、隣の競技場で行われていた柔道の大会を2位で終えて、表彰式を終えて休む間もなく、急ぎ足で道着を着替えながら大道塾の審査会に飛び込んできて、審査を受験しています。午前中から、正に休む間もなく動き続けています。

しかし、もともとは人一倍、体が弱かった彼にとって、これだけ逞しくなれたのは本人の努力もさることながら、部活での熱心な活動や保護者の励まし、一緒に稽古してくれている大道塾の稽古仲間など、周りの多くの支えのたまものかと思います。


五人組手の終了後、一般稽古生のスタッフの方々が皆で必死に励まし介抱している姿を見て、皆さんに可愛がられ、また大切な仲間と認められている様子が伺えます。




ちなみに後日談ですが、


彼は何と、審査会の翌日にもまた別の柔道の大会(お世話になっている柔道場の大会だとか?)に参加していたそうです。

回復が早いのは若者の特権ですが、これはさすがに、、、きつかったでしょうね。。。それでもよく頑張っています。


今の頑張りは今後、必ず本人に還元されるはずです。








今回の審査会は多くの見どころがあり、多くの涙があり、笑いあり、感動ありの、見どころが盛りだくさんの審査会となりました。

また機会があれば、演武会なども定期的に行ってみたいとも思いますが、まずは日々の稽古に地道に取り組むことが一番の柱です。



武道団体の稽古や審査会は、素質のある事ない子、出来る子と出来ない子、などを判別することのみを目的としていません。

あくまでも、一人ひとりの子供たちが、今後の自分の人生において力強く生きていくための力を付けてもらうことが大切なのです。

大会で賞を取ったり、茶帯や黒帯を取ることが目的なのではなく、日々の稽古の積み重ねの成果が一つの形として表れているにすぎません。



競技に偏重している人は、自分の選手生活が終わった後、努力することをやめてしまい、その経験を他に生かせないばかりか、優越感や注目されること、当時の興奮や刺激、また、自分が強かった時に記憶のみに縋り付き、その後の人生を誤ったものにしてしまうのは、注目を集めるスポーツ競技や芸能界、または一般社会の中にも多く表れています。

ひどくなれば、薬物に染まったり、未成年や社会的弱者への傷害やいじめなど、様々な犯罪行為に及ぶ危険性もはらんでいます。

努力することは大切ですが、その努力する過程での姿勢や方向性が間違っていれば、同じ努力が全く違った方向へ人を導き、臨んでいた方向とはまったく異なる方向へ人生を向かわせることになります。






今回の審査会でも、礼法などの作法など、厳しく注意や指摘をしたところもあり、聞いている保護者の方々などには少々口うるさく感じられる方もおられるかもしれませんが、今後の一人ひとりの大切な人生を力強く、周りから応援され祝福される成長ができる見守ってまいります。





今回の審査会にご参加された方々、受験者、応援の保護者の方々、演武実施者に協力者の方々、また審査スタッフにご協力いただけた方々、ありがとうございました。







同好会の長島指導員のサイトで、審査会行事のさりげない写真を数多く紹介してくれています。

同好会ホームページ



また、支部のホームページの掲示板にも、管理者(審査会や大会スタッフとしておなじみの小池さん。今回の黒帯演武の実施者。)によるコメントを残して頂いています。
因みにこちらは、支部の掲示板になりますので、皆さんのコメント歓迎します。

横須賀湘南支部 掲示板


ご興味のある方はごちらをご参照ください。





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2017年春季 横須賀湘南支部審査会 <少年部・中学部審査会・演武会>

2017年05月02日 | 審査会


<少年部・中学部審査会・演武会>


最後の連続組手の前に、5組の演武会を行いました。






一組目の組手演武は、新しく高校生になった15歳の男子2名。




新しい高校生活の部活でふらふらになりながらも、頑張って演武の練習に参加しており、当初はかなり心配していましたが、それでも最後にはしっかり形を整えて演武をし終えることが出来ました。



(組手演武の最後は、極め技として、高速の後ろ回し蹴りが一閃。わずか体軸がぶれてしまいましたが、それでもなかなか切れ味鋭い蹴り技で演武を締めくくりました。)




護身演武は、こちらも新しく高校一年生になった女子による演武。高校2年生の一つ年上の先輩男子と、同好会の黒帯指導員が演武の相手役を務めています。




私の指示は、

「護身演武だから、あくまでも「暴漢」役でたのむよ!」

「えー、暴漢ですか??」

「そうそう! マスクをしたり、手拭いを頬かむりしたり、、、小汚い格好して不審者風の身なりで登場するのもいいかも!」


「・・・・・」







そういわれながらも、、当日は普通の道着姿で参上した二人でしたが、、、


冗談はさておき、、、



しかし、演武協力の男子は、さすがに柔道部出身なだけあり、きれいな受身でいい演武の演出に一役買っています。午前中の一般審査を受験し、そのまま続けて演武スタッフとして協力してくれている、とても頼りがいのある高校生です。





演武協力の黒帯指導員は、携帯カメラをかざしながら、不審者役で登場し、プロレス興行のような登場の仕方で見事に投げ極めを極められ、なかなかのはまり役でした。

演武を行った女子は、鋭い気合を発しながら一つ一つの技をしっかりと確実に極めて、実に見事な演武。柔道家のお父様の協力も大きく影響していたかもしれません。







この女子は、高校では伝統派の空手部に所属することになったのですが、3年生部員の引退により、部員は彼女一人だとか。それでも空手の魅力に取りつかれている彼女は、一人でも入部を決めたそうです。

また、武道というものを知らないと思われる学校側の方の話で、「そういえば、柔道も人数が少ないから、空手と柔道一緒にくっつけちゃえば? それで、両方の大会に出れば・・」なんていう話があったとか。。。

まあそれこそ、突き蹴りに投げ寝技を加えた、大道塾そのものとも言えますが、どうなることやら・・・。

ちなみに、この高校の空手部を創設した元高校生が、現在、一般稽古生として久里浜道場に所属しています。いやいや、偶然は重なるものですね。その元高校生曰く、「部員がなかなか増えなくて・・、でも、つぶれなくてよかった! 頑張って!」と声をかけていた様子です。




さてさて演武の話題に戻ります。



演武の三組目には、一般黒帯塾生による模範演武を追加しました。







高校生や大学生だけに頑張ってもらうのも何かと思い、黒帯塾生にも大人の動きを見せてもらうことに。

都合、2,3回、演武の練習に取り組んだだけですぐに本番ですが、ほんの数回の練習でも、それなりに形になるのは、そこはやはり長年稽古を積んでいる黒帯稽古生ならではです。

とはいえ、二人とも40代になってから入門して稽古を開始した、現在50代半ばの稽古生です。当たり前にいい演武が出来ているのはさすがでした。
二人のうちのお一人は、辻堂駅付近で開業医をされている大きなクリニックの院長先生で、息子さんお二人も今回の審査会に参加しています。子供たちにとってもお父様の活躍を間近で見ることが出来、いい思い出になったかと思います。




次の四組目の演武は、高校一年生の高速四方板割です。






一度に四方向の板を一気に割る演武で、高い集中力が試される種目です。ラストは飛び後ろ蹴りでの極めを想定していましたが、本人の希望で後ろ回しのフェイントから飛び回し蹴りを上から蹴り下ろすという技に変更。

落ち着いた演武で見事に、そして綺麗に演武をし終えることができました。

現在、レスリング推薦で高校に進み、入学前から毎日レスリングのトレーニングに明け暮れている彼ですが、直前になんとか時間を取って、演武の練習に参加。都合2回だけの、ほんのわずかな時間の練習で本番に臨みました。高校で三年間レスリング修業を積めば、体力的にもかなりレベルアップして、相当な戦士になっているかも。。。



そしてラストは、大学一年生の蹴りによるバット折りです。

二週間前の練習の時に、まず一本の試し折り。折れた部分が少し飛んで転がりましたが、それほど危険性はなさそうです。

練習での試割りの際、一本では物足りないのか、翌週は本人の希望でもう一本追加して実施。

破片を飛び散らせながら、バットの重い部分が飛んで行きます。テープでの固定をもう少し強固にすれば、安定性が増すかも。



そして演武当日。



これまた本人の希望で、当日になって、更にもう一本追加したいとの事。。。

結局、本番では三本で行うことに。

直前にテープで三本の固定し、二人の黒帯塾生に持ってもらい、試割りの演武を実施。




一人の片膝の上に三本に束ねた木製のバットを乗せ、一人がバット先端の太い部分を上から押さえます。

バットの試割りの際、普通はやや細めの部分を折ることが多いのですが、今回は気合もろとも、バットのやや太めの部分を三本まとめて見事に真っ二つ!!








折れたバットの軸や破片が飛び散るトラブルもなく、そして、演武会のトリを迫力のある素晴らしい技で飾れたことは、とても良かったと思います。



今回の演武会では、まじめな護身演武の中にちょっとした演出もあってユーモラスな笑いもあり、とても盛り上がりのあるいい演武会だったと思います。




(携帯を片手にかざして背後から迫ってくる不審者役の黒帯指導員が、15歳の女子に見事に投げられる図。。)


司会は今回の演武リーダーの大学生と、高校2年生の二人が勤め、全体行事を上手くまとめてくれました。


司会を務めた一人の高校生は、学校ではプレゼンテーションの練習なども行っているそうで、今回も一つのいい経験になったと思います。



また良かったのは、こうした実際の演武以外の場面で、一人ひとりの成長がみられたことと、皆の前向きな協力の姿勢です。

演武前の稽古の時や演武の前後の準備や、演武を終えた後の片付けの時、演武練習に来れなくても、互いに連絡を取り合っていたり、ご家族のご協力があったり、また、保護者の方が細かく学校での忙しい状況をご連絡頂いたりと、本当に協力的に、そして互いに思いやりをもって一緒に演武会を盛り上げる為に頑張れたことです。


ちょっとした場面で、一人前の大人の様に気遣いのある仕草がみられ、若者のちょっとした気配りのきいた一言や、目配りの中に思いやりが感じられることは、何とも言えない喜びでもあります。

審査の中で行う演武会ということで、それほど本格的な演武会では無かったかもしれませんが、一人ひとりの成長とお互いの協力を得られた、何ともほほえましく、一人ひとりのいい思い出になる演武会となりました。



<少年部・中学部審査会・後編> に続く





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2017年春季 横須賀湘南支部審査会 <少年部・中学部審査会・中編>

2017年05月02日 | 審査会


<少年部・中学部審査会・中編>



(組み手審査における礼法の説明)



大道塾という団体は、一般に実戦的な部分が強調されているきらいがあり、審査でも組手審査の比重が重くとられているように見られると思いますが、準備体操と基本審査から始まる前半の部分が、支部の審査にとってはとても重要です。

次回の審査も含めて続けて受験できる子や飛び級が出来る子などは、その多くがここまで部分で判断されます。またここまでの部分がしっかりと行えていなければ、「優秀賞」の受賞もできません。

武道の稽古は、技術的な部分でいうと、「稽古で学んだことをしっかりと身に付ける」という「学び」の部分と、「学んだことを自分で消化して、自分で考える」という「工夫」の部分との二つの大きな柱があります。

「学んだことを身に付ける」という一つの柱がないまま「自分の工夫」だけで強くなるのならば、この道場で学ぶ必要はないわけで、学ぶ姿勢や謙虚さという人としての大切な精神性が養われず、教える立場で人に何かを教える時も自己流となり、道場というものが持つ「受け継ぐ伝統性」の蓄積に貢献できず、その場限りの個人の力試しで終わってしまう事になります。

言ってみれば、個人が好きに行う単なる力試しや運試しの一つの「遊び」みたいなもので、道場という場にはそぐわないのは言うまでもありません。

やはり「学び」を通しての蓄積と、その後の各自の「工夫」というバランスが取れて初めて、武道特有の精神性が養われ、道場としての「場」が形成されていき、伝統が受け継がれ、自分にとって学びやすく居心地のいい、価値のある自分を鍛える「場」が形成されていきます。



話がまた横のそれましたが、さて、ここから組手審査です。






支部の組手審査は、そのほとんどを試合形式で行っており、普段大会に出場していない子たちもここで、いわゆる実践の経験を積んでいくことになります。





結果からお話しすると、春の審査ではあまり見られないくらいに、厳しく、そして激しく、また多くの活躍の目立った、そして涙が多く気づきの多い審査になったなという感想です。




普段の楽しく「和」を大切にした充実感のある稽古と異なり、ここではかなり厳しい部分が出てきますので、そうした変化を乗り越えていく頑張りがここでは求められます。稽古における姿勢に真摯なものがあれば、難なく乗り越えられるものですが、油断や過信があったり、普段の稽古で声が出ていなかったり、集中力が落ちていたり、粘り強い我慢や各自の創意工夫といった気持ちが稽古の中で不足している子は、こうした場でかなりハッキリとその差が表れてきます。






これまでの頑張りを評価し、今後の成長を期待している子には、かなり厳しい組み合わせを試みたりします。


もちろん耐えられるだろうという判断を基に組み合わせをしますが、気持ちで挫けてしまう子や、相手の闘争心に対する恐怖心、体力的なきつさや痛さに耐えられないで、最初から気持ちで負けてしまう子がいないでもありませんが、このギリギリの部分での頑張りが、この後のとても大きな成長につながります。








一般の保護者の方や、まだ稽古を始められたばかりの稽古生の方には見えない部分かもしれませんが、一つのこうした場や、また、一つの型演武、また、たった一つの試合の場で、グッと成長する子がいるもので、今のその瞬間に、あっ!、今っ!、という一瞬があるものです。

何らかの技が入ったとか、技が決まったという訳ではなく、感覚的に感じる一人ひとりの心の中の大きな変化です。

今回の審査でも、組み手審査は大きな変化がみられる場ですが、それは人が持つ潜在的な「闘争心」や「恐怖心」、そして必死な気持ちで立ち向かっていこうという、生きる者の全てが持ちうる「防衛本能」のスイッチが入るときなのだと思います。






期待した通りの活躍が出来た子や、思いのほか実力を発揮できなかった子、優しさや思いやりの気持ちが見えた子がいたり、また一方でこうした戦いというものに不安や恐怖心などを持つ子がいる一方で、闘争心や防衛本能に火が付き、意識が劇的に変化して、成長したと思われる子がいます。





また、私の当初の予想に反して、実に素晴らしい動きをしていた子や、日ごろ強がっていても思わぬ弱さが垣間見えた子がいたり、緊張感から全く動けず、また自分で自分の体を上手くコントロールできていないと思われる子がいる様子も見ることが出来ました。





こうした小さな発見や大きな発見が、今後の指導に活きてくる一方、本人が自覚してか、もしくは無自覚にでも変化を感じられれば、今後の成長につながっていくと思われます。








<少年部・中学部審査会・演武会> に続く





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2017年春季 横須賀湘南支部審査会 <少年部・中学部審査会・前編>

2017年05月02日 | 審査会


<少年部・中学部審査会・前編>


午後は、少年部・中学部の審査会です。



未受験参加者も含めて43名が参加しました。


春の審査は例年通り、受験者数をかなり絞っていますが、今回は未受験参加者も多く参加しており、とても前向きな姿勢が感じられます。


大道塾は、日ごろの努力もさることながら、「確かな実力」が無ければ受験をすることはできず、また昇級することもできません。





しかし時々ふと頭によぎるのが、級が上がることや帯が変わることは本人や親御さんのモチベーションアップに繋がりますが、武道団体や道場の指導者が、この昇級システムを妙な形で利用されているように感じられるのが昨今の武道団体の大きな誤りであり、さらにいえば、この昇級システムを指導者の自分自身のモチベーションアップの手段として用いているようにも見られる道場があるのは何ともさみしい限りです。


日ごろの稽古とその努力は、何らかの報酬を目的とした「欲」をもって取り組むことは、武道における努力の本質からはかけ離れた態度であり、指導者や団体がそのような意識を持つことは、まさに本末転倒だと言えるでしょう。

昇級や昇段など、本人の上達を評価されるのは、あくまでも日ごろの努力の結果、自然とついてくるものであり、結果ばかり求めてしまうのは、オリンピック競技などにみられるような、現代の勝ち負けに必要以上にこだわった競技偏重の影響があろうかと思います。

武道団体が持つ、今の人の世に役立つべき、本来の役割を認識することが大切かと。

日ごろの稽古の努力は、集中して熱心に取り組むその姿勢にこそ価値があり、また、その努力や稽古に向かう姿勢を、指導者が適切に判断しうる力が大切だと思われます。



審査の話題に戻ります。







最近の審査の内容も、その時の受験者の人数や帯ごとの人数、全体のレベルなど色々な観点から、まったく同じ内容ではなく、微妙に内容に変化を持たせて行っています。

そうした変化を持たせなければ、受験者の集中力や普段の稽古への取り組みが正確には測れず、惰性的で馴れ合い的な内容になってしまう恐れがあるのは、これは普段の稽古にも言えることです。







普段の稽古に集中力をもって、且つしっかりと考えながら取り組んでいる子は、個々での小さな変化にもしっかりとついて行けるもので、このあたりの差が審査でははっきりと現れてきます。










審査会全体の流れは、基本から移動、型審査から組技審査へと流れていきます。

受験者を絞っていることもあり、動作に遅れる子や間違った動作をしてしまう子はかなり少なく、多くの子は問題なく動作出来ていました。




緊張感からか、「大丈夫かな?」と思われる一組に型審査のやり直しを指示しましたが、なかなか緊張感が取れず、どのあたりに注意を向けたらいいのかがまだわからないようで、この辺りは今後の指導に乗せていきたいと思います。





組技審査は、組技につながるマット運動や受身から始まり、この辺りも数名をのぞいて、ほぼ問題なく号令に合わせた動作が出来ていました。






本人の体調の件もあり、審査前から前転後転の動作で、少し心配されていたお母様もおられましたが、その子も合格ラインでしっかりとクリアです。







休憩の合間に白帯の子の帯審査を行いましたが、結び方がちょっと怪しい子もいますが、何とか自力でしっかりと結ぶことはできていました。


この辺りまでが審査の前段階で、ここから組手審査に入ります。



<少年部・中学部審査会・中編> に続く





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2017年春季 横須賀湘南支部審査会 <一般部審査会・合同稽古>

2017年05月02日 | 審査会


<一般部審査会・合同稽古>


4月30日(土)の祝日に横須賀アリーナにて支部の審査会を行いました。



昨年の秋季の審査会より、一般部と少年部の審査会を午前と午後に分けて一日を通して実施するようにしています。

時間が長くなる分、審査会スタッフの方々にはかなり負担をかけているようにも感じていますが、それでも一日で全ての審査会行事を終わらせられることが出来るのは、気分的にとてもホッとした安堵感を感じます。




一般部の審査会は、緑帯以下12名の受験者があり、皆さんとてもいい動きができていたようです。

通常であればもっと早く昇級していてももよさそうな方も多かったため、これだけ動けるのは、日ごろの稽古の積み重ねであろうかと思います。

十二分に稽古を積んで審査に臨めば、それだけの成果が出せるというものです。
















また、中学部から一般部へ入り、一般部のクラスでは初めての受験に挑んだ二人の高校生。それぞれにうまくいった部分もあれば、とても厳しく感じた部分もあったと思いますが、成長の一つのステップになることを願っています。









審査と並行して行った合同稽古は、ゴールドジム所属の小池氏の指導の下、基本からミット練習までみっちりと行えていた様子です。





技術練習が中心であったことと、日頃あまり一緒に練習をする機会のないメンバーが集まったこともあり、とてもいい刺激になっていたようです。

今後は初級者、中級者も含めて、より多くの稽古生が集まる催しにしていきたいところです。


午後の演武の実施者とスタッフの方々は、横須賀アリーナの中にある食堂で昼食はさみ、午後の審査に入っていきます。










<少年部・中学部審査会・前編> に続く




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16/12/23 関東地区合同審査会

2017年01月23日 | 審査会


12月23日に関東地区の合同審査会が行われました。


少年部と一般部・ビジネスマンクラス、全て合同で行う審査会になります。






受験者は、一般部20名。ビジネスマンクラス29名。女子部3名。少年部と中学部が10名です。









少年部や中学部の人数が少ないのが目につきますが、各支部ごとでも審査会を行っていますので、この日受験するのは、総本部所属の子供達と、都内の各支部から受験を希望する数名の参加となっています。


小学生の高学年から中学生が中心のこの子供のクラスにも、園児か小学1年生くらいと思われる小さな子供が二人ほど参加していましたが、さすがに大人や高学年の子が中心となるこの審査会への参加は、小さな子、本人も応援に来る親御さん方にとっても少々厳しい環境に感じます。

やはり子供たちに対しては、子供達に向けた、子供達が中心となる催しをしてあげるほうが良いのですが、多忙な総本部の運営状況からすると、仕方がないのかもしれません。






さて審査会では、審査開始直前に東塾長から指示を受け、急遽、私が審査会の号令をかけることになりました。












支部からは2名が昇段審査をかけて受験しましたが、二人とも、合格ならず、次回の審査に備えることになります。









シニア(ビジネスマンクラス)で受験した二人でしたが、この二人にとって、今回の受験がとても為になるものだったと思います。

十分に実力が出せなかった部分があり、思いのほか技が決まったところもあり、それぞれに思うところがあったと思いますが、何よりも思うようにいかないのが人生であり、またそれが大道塾の審査会でもあります。


年齢が高くなると、家庭や職場、そして体調を上手く調整して審査に臨む必要があり、そのすべてがベストな状態で審査に望める保証はどこにもありません。

また、関東地区の合同審査になると、各支部がしのぎを削るかのような戦いを強いられ、組手の激しさは、熾烈なものになります。

自分の思うように戦えないのは当たり前ですが、その対戦相手が誰になるのかも審査当日まではまったく予想が出来ず、その時の受験者によっては、とても厳しい対戦相手になることもあります。

技の幅が広く、戦い方も各支部ごとに大きく異なるため、組手審査はなかなか思うように上手く戦えません。



今回、ビジネスマンクラス(シニア)を除く一般部受験者は、20名ですが、既に全国大会の優勝タイトルを取得している寮生の2名も受験者として名を連ねていますので、もちろん誰かがその相手をすることになります。

一昨年の全国無差別で優勝した総本部寮生を相手にした受験者は、左アッパーの一発でノックアウトされ、その後休憩をはさんで再戦したところで、組みあった直後に頭付きの四連打で完全にノックアウト。この時点で昇段審査への挑戦の連続組手は途中終了となりました。


たしか吉祥寺の伸びのある打撃を持つセンスのよさそうな受験者でしたが、技量の差がありすぎる対戦は、実に危険なものだなと改めて思いました。





我が支部から受験した二人は、かなり苦労をしたものの、すべての対戦を無事にし終えることが出来ましたが、結果は合格ならずとしても、とても自分の為になる戦いであったと思います。





各支部の受験者の方々、そして応援に来ていただいた方々、大変お疲れ様でした。


次回の挑戦を期待しています。





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