武の道へのこころざし

大道塾の横須賀・湘南支部の責任者が、日々の活動に関する出来事や想いを綴っていきます。

帯と所属クラスの区分に関して

2024年10月08日 | お知らせ
大道塾では、クラスの区分にわかりにくいところがありますので、ここで一度、細かくご説明申し上げたいと思いますます。


『帯の区分(審査会区分)』と、『大会での区分』と、『参加する稽古のクラスの区分』などで、名称の使われ方が異なりますので、ここで一度整理してご説明いたします。内容は大道塾の公式ルールではなく、一部、支部内で決められたルールとしての説明になります。


1.『帯の区分』

帯の区分としては、大きく少年部と一般部の二つに分かれています。

少年部の帯と一般部の帯は共通ではなく、それぞれに異なっており、少年部から一般部に編入するタイミングで、改めて一般部基準の帯に変更になります。

また近年、中学生の稽古参加者が増えてきたことで、少年部の枠の中に「中学部」という名称を用いることがありますが、大きな括りの中では、中学生は少年部のクラスに区分されます。

また幼児や、小学校低学年の子は、少年部とクラス分けをする場合には、幼年部という名称を用いることがありますが、大きくは少年部の区分にはいります。


中学生以下の稽古生が取得できる帯は、少年部の帯になります。

高校生以上は、一般部での審査受験となるため、帯の区分上は一般部となりますが、高校生までは、U19という括りのジュニアクラスの大会に出場することになるため、大会ではジュニアクラスの区分になります。

また、近年は「シニアクラス」という名称を用いていますが、元々は「ビジネスマンクラス」という名称を用いて、年齢の高い方を区分するために用いていたものです。

シニアクラスは、審査会の組手審査の対戦相手の調整や、大会での出場枠を区分すること、また体に着用するサポーターを手厚くしたり、試合で戦う時間を短くする事で、怪我の危険性を減らし、体の負担の軽減に努めています。

しかし帯としては、シニアクラスも一般部の帯になります。

--------------------------------------------------------
<帯の区分>
--------------------------------------------------------
 ■一般部 … 一般部(高校生以上)
      … シニアクラス(ビジネスマンクラス)…年齢が高い目の方

 ■少年部 … 幼年部
      … 少年部
      … 中学部
--------------------------------------------------------



2.『大会における区分』

大会における区分としては、「ジュニアクラス」、「一般部」、「シニアクラス」、「女子部」などの区分があります。

通称として「少年部の大会」など、「少年部」という名称が用いられることもありますが、基本的には、高校生までをジュニアクラスとして一般部のクラスとは区分をしており、比較的年齢の近い者同士で対戦できるよう配慮がなされています。

高校生は、大会に出場する場合は少年部(中学部)で取得した帯を着用することが認められていますが、審査会では一般部としての受験になるため、高校生の間は一時的に、少年部(中学部)の帯と一般部の帯の二つの帯(級・段位)を保有することになります。

その為、支部内では少年部(中学部)で黒帯を取得している子は、一般部としての級を保有する者であっても、ジュニアの大会に出場する時や、少年部の行事にスタッフとして協力する場合、また、ジュニア選手クラスの稽古に参加する際には少年部の黒帯を締め、一般部の稽古に参加する場合は、一般部で取得した色帯に締めなおして稽古に参加しています。


何ともややこしい話ですね…


--------------------------------------------------------
<大会での区分>
--------------------------------------------------------
 ■ジュニアクラス … U9 (小学生で、9歳未満の者)
          … U11(小学生で、11歳未満の者)
          … U13(主に小学生で、13歳未満の者)
          … U16(主に中学生で、16歳未満の者)
          … U19(主に高校生で、19歳未満の者)

※ 他のスポーツの表記と異なり、「U」の表記は「以下」ではなく「未満」を表す点に注意が必要です。

小学生は2学年ごと、中高生は3学年まとめての区分になる事が多いですが、参加される大会に応じて、もしくは出場人数に応じて、より細かく区分されることもあります。         

 ■一般部(高校卒業生以上) … 出場年齢に上限はありません。

 ■シニアクラス(ビジネスマンクラス)… 概ね35歳以上の方。ただし希望に応じて、30代から50代、中には60代の年齢の方でも一般部の大会に挑戦される方もおられます。年齢で厳格に区分されるわけではありません。

 ■女子部 … 高校卒業者以上の年齢(概ね18歳以上)の女性が参加するクラスです。
実力に応じて、高校生が出場する場合もあります。一般的に高校生以下は、女子部のクラスではなく、ジュニアクラスの女子の区分に入ります。
------------------------------------------------------

尚、ジュニアクラスは、大会によってはより細かい年齢で区分されることもあるようです。

大会の中での区分は、出場者の人数に応じて区分けがなされています。



3.『稽古区分』

稽古区分としては、支部内では、幼年部、少年部、一般部(中学部含む)、シニアクラス、ジュニア選手クラスの5つのクラスが存在してます。

幼年部のクラスは、5歳以上で小学2年生くらいまでの子が参加可能です。2年生の前後から少年部のクラスへの昇格が見込めることになりますが、長く稽古を続けていて、集中力が付いてきた子は、早めに少年部へ上がることがあり、一方で、年齢が高くとも、幼年部に在籍して、体と心の調整を行う事もあります。

早く少年部に上がることが良い事ばかりではなく、あまりに幼年部に長居することも、必ずしも良い事とは言えません。本人と保護者の希望を交えながら、指導者側で判断して参ります。

少年部のクラスは、基本的には幼年部から昇格した子たちや、高学年で大道塾に入会された子たちが対象となります。

基礎練習ばかりを行うわけではありませんので、幼年部のクラスを経験していない子は少し大変ですが、考える力の付いてきた子たちであれば時間はかかりますが、少しずつこのクラスの稽古に付いてこられるようになります。

一般部の稽古には、中学生の参加が認められており、一般部の稽古に参加する中学生は「中学部」という扱いになります。尚、まだ自信のない子や体力のない子、まだ技量が足りない子などは、少年部での稽古参加も認めており、その場合は、少年部のクラスに参加する中学生として、審査では「少年部」の区分での受験となります。

また、一般部の稽古には年齢層の高めのシニア世代の方も参加することが出来ます。現在は、横須賀/湘南支部では、60歳代までの方が一般部の稽古に参加されています。


--------------------------------------------------------
<稽古区分>
--------------------------------------------------------
 ■幼年部 … 5歳以上、小学2年生くらいまで

 ■少年部 … 概ね小学2年生以上、中学生まで。

 ■一般部 … 参加を希望する中学生から、高校生、大学生、社会人、シニア世代を含む

 ■シニアクラス … 概ね45歳以上の方。ただし、初心者の方や体調の悪い方の他、基礎練習を中心に取り組みたい方や、型稽古も行いたい方など、シニアクラスの稽古のペースに合わせられる方であれば、どなたでも参加可能です。

 ■ジュニア選手クラス … 小学5年生以上で、高校生まで。小学4年生は、5年生に上がる直前の1月から参加可能です。
------------------------------------------------------


尚、稽古区分は支部ごとに方針が異なりますので、上記の内容はあくまでの、横須賀・湘南支部の区分になります。


区分に関して、疑問をお持ちの方の参考になれば幸いです。




コメント

大道塾湘南支部の稽古風景の紹介動画

2024年09月06日 | お知らせ
とある動画映像の制作を行っている会社から動画撮影の依頼を受け、紹介動画を作成していただきました。


TikTok(ティックトック)という動画紹介サイトに掲載されています。


TikTokの特性上、短い時間にすべてを詰め込むように編集されており、ナレーションの女性の声がとても早口(早送り)で少し聞き取りにくいですが、真面目に、そしてと言葉や文字の説明もても上手くまとめられており、稽古流れとの雰囲気が感じられるものとなっています。


紹介動画は、ゴールドジムのスタジオ内で稽古を行っている、辻堂道場の一般部の稽古風景になります。


取材の日に合わせて、特別に稽古生の皆様には声掛けはしていないため、たまたまその日の稽古に来られた10名ほどの稽古生が映っていますが、映像に大きく映っている皆さんには許可を頂いたうえで、公開をしています。


支部内の稽古風景や行事風景などの動画を公開するのは初めての試みですが、稽古風景の雰囲気が上手く伝る良いものになるのであれば、今後、その他の映像紹介に関しても、検討していきたいと考えています。

※ 尚、下記の動画は、TikTokのアカウントをお持ちでない方でも見ることが出来ます。











※ ホームページ上の映像紹介ページ([支部情報]ー[アルバム/映像]ー[支部活動])では、女性の音声ナレーションを省いた音声未編集版の動画も掲載しています。指導者の号令の音声が入っており、より稽古のムードが伝わると思います。ご興味のある方は合わせてご参照ください。


コメント

新しい会報の準備をしています

2024年07月24日 | お知らせ
現在、新しい会報の準備に入っています。

子供から大人の稽古生まで、幅広く文章の作成をお願いしていますが、今回は保護者の方にも文章をお願いしました。



普段から稽古に励んでいる、幼少年部から中学部の子供達。

上級生になると、いろいろな言葉が生まれてきて、見ごたえのある内容の作文も多く見受けられる一方で、上手く話しをまとめられないという子もいますが、時にはこうして自分の気持ちを文章にまとめることは、自分の気持ちを整理して理解するうえで、とても為になるものだと思います。



大人の稽古生の方々でもそうですね。

文章作成が苦手な方にも、失礼ながらも私から無遠慮に、どんどんとお願いをしてしまっていますが、文章は書いているうちに少しずつ上手くなるものです。
そして、その書いていただいている方々、一人一人の心にあるその想いを、思うままに綴って頂く事が、稽古生皆さんの為になる、一人一人の心の財産になってくるものだと思います。



「この人はこんな考えを持っているのか!」という理解が生まれ、

「こんな考え方もできるのか!」という発見があり、

また、

「そうそう! そうだよね!!」という、共感できる思いを共有できた時の喜びは、まさにひとしおです。



一方で自分がいまいち共感できない、という言葉であっても、自分を成長させる糧になるもの。


共感できないからと、切り捨ててしまわずに、含みを持たせて、一度飲み込んで考えてみることも、上手く人生を生きていく上では、大切なことかもしれません。


共感できる言葉には、喜びも大きいですが、他の人の口から発せられた言葉は、いま一度、「本当にそうなのかな?」という、冷静に改めて再検証ができるよい材料になり、自分の考えをより深く理解する為の、大切な栄養になるものです。



自分が良いと感じる一つの言葉は、一人の人物から聞くよりも、より多くの方から聞けた方が納得が深まります。

そして、いまいち納得がいかない言葉でも、色々な方から様々な言葉で語られたことを総合して考えてみると、なんとなく他者への共感が生まれる箇所が見つかるかもしれません。



今回は、普段から稽古をしっかりと見ていただいている二人の保護者の方にも文章をお願いしてみましたが、おそらく? 快く?? 受け止めて頂けたと思います。(ご迷惑であれば、大変申し訳ございません…)



道場での稽古をしっかりと見届けることは、実は大変に骨が折れることであり、我慢強く、且つしっかりと物事を考えている方でなければ、すぐに飽きてしまって、そうそう長く見ていられるものではありません。

テレビの娯楽番組とは異なり、やはり稽古には厳しさが付きまとってくるからです。



幼少年部のクラスでも、中学部や高校生が入る大人のクラスでも、稽古を長く見守っておられる保護者の方々には、本当に頭が下がる想いです。

稽古へのご理解を頂いていること、大変感謝いたします。


今回、会報の作文、原稿をお願いしている皆様、ご協力のほどよろしくお願いいたします。


ちなみに、過去の会報のトップページのみ、支部ホームページ上の、「支部情報」のページに掲載しています。

ご興味のある方はご参照ください。



次回の会報は8月中、遅くとも9月初旬の発行を予定します。

皆様、お楽しみに!




コメント

新年度のクラス変更メンバーのお知らせ

2024年04月05日 | お知らせ
4月からの新学期を迎え、今年は特に、所属クラスが変更になる子達が多いため、関係者の方々への周知を踏まえてお知らせいたします。


一週間のはじめのクラスから順番にご紹介します。


■久里浜幼年部・・・現状はまだ活動休止の状態で、今夏より南体育会館の利用再開に伴い、活動再開予定です。


■久里浜少年部・・・少年部に参加していた中学生女子が中学二年生になる4月より中学部へ編入となり、一般のクラスに参加いたします。また、新しく中学一年生となる3名が、中学部へ編入となります。女子が一名、男子が2名です。


■久里浜中学部・・・新しく少年部から4名が加入します。また、中学三年生の1名が高校生となり一般部へ編入となります。久里浜の中学部は、合計10名のクラスとなりますが、特に一年生は稽古になじむまで時間がかかるため、皆さんのサポートを期待しています。


■久里浜一般部・・・新しく高校生になる子が一般部へ編入します。また、高校を卒業する1名の女子の稽古生が看護学校へ進学し、もう一人の高校卒業生はしばらくの期間、海外へ留学となります。久里浜の一般クラスは、中学部の若手が増えてきますので、一般部稽古生の役割が重要となります。自身のレベルアップと共に、若手の面倒を見ながら、稽古に取り組んでいただきたいです。


■辻堂幼年部・・・今年から稽古を再開し、現在2名の子が参加しているクラスです。参加しているのが園児二人の為、ややお遊戯感覚の雰囲気ですが、子供たちにとっては、稽古中のほんの少しの集中力の発揮でも、とても大変なものです。子供の心に寄り添った対応で、楽しみながら少しずつレベルアップを目指していきたいと考えています。今は二人で仲良く稽古を行っていますが、今後人数が増えてくると、かなり楽しくにぎやかで、とても元気に良いクラスになりそうです。


■辻堂少年部・・・少年部所属の3名が中学生になります。トップの一人は残念ながら、3月末で卒業となりました。二番手の子は中学部へ編入しますが、体がとても小さいので、周りの方々に上手くサポートをしていきたいところです。三番手の子は、少年部残留となります。辻堂少年部のクラスは、最近とても集中力が高くなってきており、道場らしい雰囲気が出来てきていますが、稽古前後や休憩の時間帯は、ワイワイがやがやと、とても騒がしくも楽しそうに皆が過ごしています。上級生の意識の向上が今後の課題ですが、最近は中堅クラスの子達がしっかりとしてきており、白帯の子達の集中力も上がってきているので、今後に期待が出来そうです。


■辻堂中学部・・・2名の中学三年生が高校生となり、一般部へ編入となります。新しく中学生となる子が一人、中学部となりますが、今後少年部から上がってくる子が増えてくることを願っています。最近は、中高生が仲の良い一つのグループとなっていますので、6名の高校生の子達がやさしく面倒を見てくれそうです。


■辻堂一般部・・・新しく高校生となる2名が中学部から一般部へ編入となります。高校生以上は、今後は一般部での審査会受験となりますので、対戦相手には大人の稽古生の方々も含まれます。そのため、体力的には相当頑張って取り組まなければ次回の受験が出来なくなります。今回高校生になる二人は、比較的体力がある方だと思われますので、一年ほどがんばれば、次の審査に臨めるようになると思われます。辻堂一般部の稽古に参加する若手は、中学生が1名、高校生が6名となります。


■追浜幼年部・・・二人の女の子が少年部に上がったことで、現在6名のクラスになりました。以前に体験をした男の子の入会の希望者がありましたので、この子を合わせて7名のクラスとなる予定です。今後近いうちに、このクラスからまた、二人ほどが少年部へ昇格予定です。


■追浜少年部・・・4月より、幼年部から二人の女の子が少年部に昇格しました。また、中学1年生の子が3名、この少年部に所属していましたが、それぞれ進路が分かれます。1名が残念ながら卒業。1名はそのまま少年部残留。もう1名は中学部へ昇格です。昇格する子は中学2年生になる女の子です。話によると、お母さまによるプッシュがあったとのことで、心強いです! 出稽古で参加している我が家の娘も、中学1年生になる4月より中学部へ昇格します。


■追浜中学部・・・二人の女の子が中学部へ編入します。また、中学校を卒業し高校生になる2名のうち、一人が三重県内の商船に関わる高校へ進学することになりました。しかし、そのまま在籍を希望しており、一般部へ編入し、休暇などの長期の休みのタイミングで稽古に参加することを希望しています。もう一人の女の子は高校生になり、一般部へ編入となります。体は小柄ですが、中学部で黒帯を取得したガッツのある女子です。その他、塾や他の習い事の都合で長期のお休みをしていた、身体能力のとても高い中学2年生になる子が、4月より稽古復帰となります。


■追浜一般部・・・新しく高校生になる男女の二名が一般部編入となります。その他、高校を卒業して大学生になる稽古生が一名、大学を卒業して社会人となる稽古生が二名、専門学校を卒業して消防士になる稽古生が一名で、みな継続です。仕事や学業の兼ね合いで、稽古への参加回数には変化があると思いますが、他の学生の先輩稽古生や、社会人の一般部の稽古生を見習って、仕事や学業とのバランスを上手く保ちながら、継続的に稽古に取り組み、精神修養と合わせて、少しずつレベルアップに努めていただきたいと考えています。


■日曜クラス・・・高校を卒業して大学生になる稽古生が二名です。通学の時間に加え学業も厳しくなるため、稽古への参加は不定期になるかもしれませんが、たゆまず稽古を続けることで、確かな実力と精神性を養っていただきたい。とてもセンスのある二人なので、今後も意欲的に取り組んでいただきたいです。能力的には二人とも、数年で一般部全国大会の北斗旗選手権で、十分に活躍ができるレベルに到達できそうですが、そこは本人の頑張り次第。


■土曜Jr選手クラス・・・小学5年生になる男の子が一人選手クラスに入りました。他に、受験と部活の都合で長期休会していた子が一人、高校生になるタイミングで稽古復帰予定です。


■日曜Jr選手クラス・・・高校2年生になる一人がJrクラスを卒業し、今後は一般部クラスから参加します。三重県の高校に進学する稽古生は、長期休会となりますが、連休のタイミングで出稽古に参加してくれそうです。また今年に入り、新しく男子3名、女子1名がこのクラスに入りました。女の子は、お父様のお仕事の都合で、送り迎えに支障が出るそうで、追浜の体育館で稽古を行う場合のみ、参加予定です。



このご案内は、支部内の各クラスでの情報共有を目的として、お知らせをしているものです。


所属している該当のクラスの情報には、目を通しておいていただけると助かります。



一部、新メンバーとなりますが、皆様宜しくお願い致します。








コメント

忘年会のお知らせ

2023年12月04日 | お知らせ
コロナ渦による各種の制限が緩和され、今年は三年ぶりの忘年会を行う予定でおりましたが、新年会に切り替えることといたしました。


今年は特に、年末のお店の混雑が予想されることと、12月末に行われる関東地区合同審査会の受験を控えている稽古生が、普段よりも多くおられることから、年末の忘年会は中止といたしました。


仲間内での忘年会はそれぞれ、仲の良い皆さん同志で楽しく行ってください。


支部としての懇親会は、新年会として年明けの1月中旬から末頃に、湘南支部と横須賀支部にて、それぞれ実施する予定です。


さて、年末まであとわずかです。

稽古納まで気をひきしめて、一年の終わりを良い稽古で締めくくりましょう。


皆さんが一日一日、コツコツと積み上げた長年の努力の集大成が、将来どのように花開くものか、毎年の合同稽古や審査会、各種の大会、そして定期的に開催している記念行事や演武会などでみられる一人一人の成長していく姿を楽しみにしています。


また、指導者である私自身が、今後どのように、技術や精神、そして指導力や人としての力を維持向上させていけるのかを、自分自身の努力の継続をもって、そして楽しみをもって高みを目指してまいります。


また、新年会で楽しみましょう。


年末審査に向けて、支部内の指導員を含む7名の稽古生が受験予定です。

皆様の応援をよろしくお願い申し上げます。






ところで、上記の映像が映っている動画を、総本部のホームページ上で見つけました。

上記の写真は、今秋の全日本選手権の決勝リーグで主審を務めた時の映像の写真です。


ちなみに、この時に対戦しているの選手は、総本部の現役の寮生同士で、19歳と21歳の選手。




私自身も総本部の寮生出身者ですが、私は21歳で大道塾に入寮して24歳で卒寮。今現在で、56歳になります。

当時の寮生は高校を卒業してから、もしくは大人になってから、初めて大道塾に入門する人がほとんどであったと記憶しています。



最近の寮生は、大道塾の各道場で少年部を経験してきた子が多く、小さい頃から大会に出場を続けていて、ジュニア時代に全日本で活躍したエリート選手たちが多いようです。

入寮した時点ですでに一般部の黒帯レベルで、且つすぐにでも全国大会で活躍ができるほどの実力を備えています。


こうした最近の、全国大会で活躍する若い寮生たちと、私との年齢差はおよそ、35年ほどになります。


21歳で入門した私が、階級制の北斗旗体力別選手権大会で優勝した年が27歳で、無差別選手権で準優勝したのが29歳の時でした。


ちなみに、体力別選手権の決勝戦の相手は、現在、仙台中央支部の支部長をされているコノネンコ選手で、無差別選手権の決勝戦の相手はオランダのセム・シュルト選手です。


このお二人も私よりも若いとはいえ、現在ではそれなりの年齢になっていますが、各方面でご活躍されていることと思います。


その間には、多くの寮生の出入りがあり、あるものは支部長として活動を続け、また一方では、団体から離れていくものも多くありました。


大会では試合ルールが徐々に変わり、戦いのスタイルにも少しずつ変化が加わっていきました。

団体として多くの他流試合をこなしたり、数多くの海外遠征をしていく中で、現在は定期的に世界大会を開催するまでに至っています。


名称は、「格闘空手」を名乗っていた大道塾が、総合武道の「空道」を名乗るようになりました。


東京の総本部道場が二度にわたり移転をして、団体を創設された東塾長がお亡くなりになり、その後、新塾長として長田塾長が就任して、現在の形に至っています。


時の移り変わりの早い今の世の中、そしてその時代に生きる団体の活動は、どんどん変化していきます。

私自身も色々な出来事の中で、色々な想いを通して、現在の指導者としての立場で後進の育成に努めています。

しかし何事も、変わっていく部分と変わらない部分があります。


私自身の想いや考え方心も、変わる部分と変わらない部分があります。


なんだか実に、

感慨深いものを感じます。。。







コメント

世界大会への応援メッセージのお願い

2023年05月10日 | お知らせ
5月13日(土)、14日(日)の二日間にわたり、大道塾の世界大会が代々木第二競技場で開催されます。

この大会に、横須賀支部からは、軽量級の部で谷井選手が出場いたします。



横須賀・湘南支部では、とても多くの、そしてとても幅の広い年齢層の方々、様々な目的をもって稽古に取り組んでいます。

そんな皆さんの代表として、世界大会に出場する谷井選手に所属する稽古生の皆様から応援の言葉を頂けると、とても励みになることと思います。



つきましては、谷井選手(他の日本代表選手も含めて)向けの応援メッセージをお願いできればと思います。

応援メッセージは、支部ホームページの投稿掲示板に、もしくはこのブログ記事のコメント欄にでもいただけるとありがたいです。

■掲示板
http://elg.sakuraweb.com/shonan/cgi/joyful/joyful.cgi




応援メッセージの内容は自由で、匿名での投稿でも、稽古生ご本人でも、保護者の方でも、また、その他の友人知人等の関係者の方々でも、どなたでも問題ありません。


ほんの一言でも、小さなコメントでも、より多くの方から応援メッセージが頂けるとありがたいです!


皆様からの応援メッセージをお待ちしております。




また、総本部のホームページに谷井選手の紹介記事が掲載されていますので、併せてご紹介しておきます。

ご興味のある方はご覧ください。

■谷井選手の紹介記事
http://daidojuku.com/jp/retuden/013-2/







コメント

5月7日、日曜クラスの稽古時間訂正のお知らせ

2023年05月03日 | お知らせ
毎月、関係者の皆様にお渡ししている、日曜日クラスのスケジュール表に間違いがございましたので、お知らせいたします。

5月7日の日曜日クラスの稽古は、午前中の稽古となります。

稽古場所は横須賀アリーナの第二体育室です。


■シニア 9:15 - 10:45

■一般 11:00 - 13:00


関係者の皆様には、大変ご迷惑をおかけ致しますが、ご確認のほど、よろしくお願い申し上げます。




コメント

コロナ療養中につき

2023年04月01日 | お知らせ
現在、新型コロナウィルスの陽性判定を受け、自宅にて隔離療養中です。


これまで、2003年の10月に独立支部設立後、現在に至るまで風邪や体調不良などにより稽古を休んだことはほぼありませんでした。
(めまい症を発症して休んだことが一度会ったかもしれませんが・・)

また遡ること、総本部直轄道場として横須賀支部の活動を開始した1991年7月以降も、膝や肩の手術による入院に関わる理由を除いては、一度も休まずに稽古を続けてきたことを自負していた私ですが、今回はとても珍しく頭痛が続いて発熱がみられ、自宅の簡易検査で陽性となり、その後、最寄りの病院での陽性判定を受けるに至りました。

体はそこそこ元気ではありますが、喉の痛みがあり、何よりも新型コロナウィルスの陽性判定を受けたからには、お休みを取らせていただくほかなく、関係者の皆様には非常に心苦しい思いでおります。

これまで、稽古生の方々、仕事関係の方々、そのほか身近な方々の多くからコロナ陽性者が出てくる中でも、今まで無事に稽古を継続することができておりました。

しかしここにきて、神奈川県内での一日の感染者数が400人前後に落ち着いてきたこのタイミングで、コロナにかかるとは予想だにしておりませんでした。


思えば、土曜日に東京都内にて法要と会食があり、翌日曜日に大会が開催され、主審でマスクをせずに長時間、声を張り上げていたことが影響したように考えられます。


法要と会食は、かなり人数的に過密な状況で行われており、マスク着用の緩和政策もあり、全国から集まった方々の中には、マスクを着用されていない方も多く見受けられていました。

会食も想定を上回る人数の多さに急遽、会場が変更されて行われたものの、それでもかなり密な席での会食となっておりました。

また大会では、審判員の人数がかなり制限されていて、3人の審判員、二組で全ての試合をさばくように組まれており、途中の主審の交代もかなったため、一つの審判グループで主審を任されていた私は、全試合のうち、決勝戦を含む半数以上の試合を、マスクをせずにずっと声を張り上げて捌いていたことになります。


大道塾の大会では、おそらく極真空手の時代からの名残だと思われますが、主審のコールを非常に大きな声を張り上げて行うことが求められています。

柔道やレスリング、伝統派の空手など、他の一般的な競技では、主審は物静かに、あまり目立たぬようにさりげない動作で、冷静な小さな声でスマートに試合をさばいているものですが、大道塾では、「始め~!!!」、「待て~!!!」、「続行~!!!」、「止め~!!!」などの試合中のコール、判定時の「判定~!!!」、「優勢勝ち~!!!」などのコールに至るまで、凄み? なのか、威厳? なのか、非常に大きな気合を込めた声を発しなければ良い審判動作とは判断されないため、いつも喉が枯れるほどに、声を張り上げてなければなりません。

そんな大きな声で大会中の約半数以上の試合をさばいていれば、何はなくても喉にくるものです。


また、普段から週に5日、13クラスの稽古指導を行う私にとって、一週間分の疲れのたまる週末の時期であり、毎年、ゴールデンウィークとお盆、そして年末年始の連休に入る前の時期になるとかなり疲れがたまり、体の抵抗力がかなり落ちている時期でもあります。

週末に催しが重なって若干のストレスもあり、深夜にやや深酒をした週末の過ごし方にも、抵抗力が落ちる問題があったのかもしれません。


まあ、いろいろな要因が重なってのコロナ感染であり、安全対策の不注意といえば、万全とはいいがたい油断もあったであろうし、私の周りにいた方々に影響が出ないことをただただ祈るばかりです。

先週の火曜日に自宅で行った簡易検査では陰性でしたが、頭痛がひどくなった木曜日の昼過ぎの簡易検査で陽性が判明。

直接の原因は分かりませんが、いろいろな要因が絡み、自宅療養を余儀なくされたことを考えると、自身の油断に反省の念を深めるばかりです。


本来であれば、各道場の各クラスで卒業式を行うはずの週であり、久里浜は無事に終えられたものの、辻堂と追浜は予定していた卒業式が行えず、該当する方々には本当に申し訳ない限りです。

可能であれば、4月の最初の稽古日に、改めて木曜日と金曜日の卒業式を行いたいと考えています。

この辺りに関しては、コロナに関しての家族への影響もありますので、まだ状況が判然としませんが、私の自宅療養解除が確定次第、改めて関係者の皆様へご案内申し上げます。



そんな悲観的な話の一方で、


私が稽古に出られない代わりに、指導の代行を担っていただける方々の申し出があり、木曜日の辻堂、金曜日の追浜、そして本日の辻堂、日曜クラス、さらに翌週の火曜日の久里浜、そして木曜日の辻堂と、一般部に関しては稽古が行えるようになりました。


実に頼もしい限りです!


中学部以上の稽古生が参加可能ですので、ぜひご参加ください。

号令をかけるものが変われば、稽古にとても新鮮味が感じられると思います。


残念ながら幼年部、少年部、ジュニア選手クラス、シニアの各クラスは、活動休止となります。

早ければ、4月6日の木曜日に自宅待機が解除され、翌日の7日の金曜日の追浜のクラスよりすべてのクラスの稽古が再開となる予定です。



我が家で寝室にしている自宅の一室に閉じこもり、一日を過ごす私。


パソコンに向かってこの文章を書いていると、、、

こっそりとドアを開けて、いたずらっぽい様子で部屋の中を覗き見る小さな目が!!

いつものように、手にはしっかりと分厚い少女漫画をもって、また何か言いたげな様子・・・


春休み中でなぜだか無用に元気な娘には、”おじさんニート”?? 扱いを受けている私ですが、、、


しっかりと療養して稽古復帰いたします。





コメント

新しい支部会報が完成

2023年03月24日 | お知らせ
新しい支部の会報がやっと完成しました。


一年ぶりの発行です。


皆さんに文章の作成をお願いしてから、発行までに2か月ほどの期間を要します。

今回は卒業生が多いこともあり、とても多くの方々から文章をいただきましたが、いつものように心にぐっと響く文章が多くあり、しみじみとした心境で会報の作成に当たりました。


小学校を卒業する子たちから、昇段審査や各種大会に挑んだ稽古生たちの文章。順番に稽古生の方々にお願いをしている、稽古生の塾生だよりの文章や、長い期間にわたって稽古に取り組まれている稽古生に順番にお願いしている「継続の礎」など、今回も多くのご協力をいただきました。


また、今回から新しいコーナーがスタートしました。

「こどものコーナーが欲しい!」

という娘の意見を採用して、今回の号から「こどものコーナー」がスタートします。企画はすべて娘に任せていますので、少々、作りの甘いところもありますが、ご容赦いただきながら楽しんで御覧いただければと思います。


尚、プライバシーの観点から、ホームページへの会報の掲載は、全ての文面ではなくトップページのみ掲載することにしていますので、ご容赦ください。トップページの内容は、ホームページ上の「支部情報」ー「支部会報(支部だより」の個所で、トップページのみ閲覧可能です。

ホームページでの閲覧を制限することにしているため、長期休会をされている一部の所属稽古生の方々には、郵送でお送りさせていただきます。



さて、今回もいい文章にたくさん出会えましたが、皆様の文章から私が誇りに思えるのは、所属する稽古生の感性に多様性が感じられるところです。

試合に出て、勝つか負けるかだけの競い合いを中心とした活動をしている道場では、書いていただく文面は、試合に出て「勝った・負けた」だけのものになる可能性があります。

しかし我が道場の稽古生の方々は、いろいろな感受性を働かせながら、一人一人が思い思いの文章を書いてくれています。

子供たちの文章の中にも、挨拶の大切さを訴えていたり、帯下の子たちへ色々な事を教えていくことで得られる喜び、共に稽古に励む仲間たちへの思いやりのある言葉などが見られます。
また出会いに関する感謝の言葉があり、心許せる仲間への想いであったり、周りとの競争ではなく、「自分のペースを守ろう」と、自信を持って語る、達観したような言葉を述べる子もいましたね。
他のスポーツとのバランの中での、武道の稽古の価値を認識していたり、自分の生きがいとしての価値を感じていると書いていた子もいました。

もちろん、大会に向けた稽古に取り組んでいる選手クラスの稽古生や、一般やシニアのクラスで大会に臨んでいる方々は、試合に向けての強い意欲が感じられます。

また、長く稽古に取り組まれている古参の稽古生や昇段審査に臨んだ稽古生たちの想いに触れるにつけ、とても心に感じ入るものがあります。



私は道場で「武道」を学べる環境を設けているつもりです。

武道の本質にのっとった道場運営を行うことを望んでいます。

ただのスポーツではなく、単なる格闘競技でもなく、あくまでも武道を学ぶための稽古の場所としての価値を求めています。


もちろん、格闘技の要素も多分に含んではいますが、単なる格闘技を学ぶ場だけの環境は望んでいません。

だからといって、理論や理屈のみの、形ばかりの技能や知識を身につけてもらうつもりはありません。



空手をベースとした技術体系の中で、幅の広い総合的な技術を学び、確かな強さと、確かな学びを得られる場でありたい。

一人一人の経験や個性に基づく、前向きな気持ちを持つ様々な方々を通して、互いに刺激しあい、学びあう環境でありたい。

自分の人生に彩をもたらす良好な場を作るためには、一人一人の心掛けが大切です。

会報を通して同じ道場に集う仲間たちの存在を知り、理解しあい、よりよい輪を作るための一つのきっかけになればありがたいです。



ホームページ上で紹介したい文章もたくさんありますが、プライバシーの観点から制限を設けています。これらの稽古生のみなさんの文章は、宣伝の材料として活用するつもりもありません。

この会報を通して、所属する稽古生の皆さんの良き思い出のアルバムとなり、励みになり、そして心の一つの糧になれば幸いです。



会報は3月13日に完成し、配布を開始しています。

まだお渡しできていない方々へは、稽古に参加されたときにお渡しいたします。


お楽しみに!!



コメント

辻堂にてシニアクラス開設

2023年01月20日 | お知らせ
辻堂のクラスで、シニアクラスを開設いたします。

年齢はおよそ45歳以上、もしくは武道や格闘技など未経験の初心者の方、体力に自信のない方、女性など。

もしくはそれ以外の方でも、一般部の稽古に参加している稽古生の中で、体調に合わせて強度を抑えた稽古を行いたい方などが参加いただけるクラスとして開設いたします。

全ての技術練習に取り組みますが、運動強度を抑え、どなたにも基礎的な技術が身に付けられるように、技術を細かく分類し、基礎練習を中心に、一つ一つ丁寧にしっかりと稽古に取り組んでいきます。

稽古は土曜日の夕方に、ジュニア選手クラスと週替わりで、隔週で実施いたします。

既存の一般部稽古生は、現在の会費で参加可能です。

隔週のシニアクラスのみ参加される方は、新しい料金体系を設けています。

詳細は下記のとおりです。

2023年1月よりスタートいたします。

-----------------------------------------------------------------------------------------------

■ 名 称:湘南支部辻堂道場 シニアクラス

■ 実施日:隔週の土曜日 16:00~17:20 <時間の掲載ミスを訂正しています>

■ 開始日:2023年1月14日 スタート

■ 会 費:既存の会員は現在の会費で参加可能
      隔週のシニアクラスのみ参加される方は、4,400円/月

■ 備 考:一般部登録の方は、後半の一般部のクラスにも続けて参加可能です。
      毎月の稽古スケジュールは、用紙にて配布し、ホームページ上に
 掲載します。
      参加される方は、道着・サポーター類の一式が必要です。

-----------------------------------------------------------------------------------------------

ご興味のある方は、ご見学・体験が可能です。

ご不明な点はお問い合わせください。



大道塾湘南事務局 TEL:0467-95-7435



コメント