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岩手県盛岡から四季通じて自然、食の情報を発信します。

低体温症

2010-09-21 02:13:34 | アウトドアスポーツ
トムラウシ山遭難はなぜおきたのか
山と渓谷社
この本は最近出版され山岳遭難に関することをまとめた内容なっています。
 この遭難は低体温症が、主な死亡原因だったようで生存者の生々しい生への執着報われなかった生還への努力が痛ましかったです。 それは、ガイドによる知識や予防策がとれていれば防げた面もあったと感じたからです。
 おれの低体温症の知識もあやしいもので体温が下がれば意識障害やがて昏睡、死を招く程度でした。対策もなんらかの上着などを着せたり温かい飲み物をあたえ加温させる程度でした。いざというときは戸惑うことでしょう。
 岩手でもかなり前に真夏の岩手山においてもみぞれがふり疲労凍死した事故の記憶があります。これも低体温症と考えられます。
 寒さを感じた時はすでに対処が、遅いと言われます。気温の変化を予測する必要があります。
それには天気予報を取り入れたり、場合によっては中止、延期の判断を必要があるように感じました。
体調管理から言えば悪天候になれるようにすることなんでしょうか?
 自身の対策として気温低下に備え早め着こむことを身に染みて感じました。それは行動中に強風にあっても着替える余裕がない極限状態ではなすすべがありません。
 体力に応じた無理のない行動計画をたて山を登るようにあらためて思いました。
良く言われる引き返す勇気が、とは言うもののおれは人一倍びびりですのですぐに臆病風に吹かれ引き返すので心配ないようです。
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