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旅するくも

『旅が旅であることを終わらせる為の記録』

卒業制作

2009-02-27 12:33:02 | 最南端

僕の部屋の本の棚の中に銀色に光る本が一冊、デザインの専門学校の
卒業アルバムだ。
久しぶりにアルバムを開いてみて、どーしようもない生徒だった自分を
少し振り返る。

作品は手を抜くし、ルールを守らないのでいつも評価はCマイナスだった
気がするな。
不提出がDだから、提出しただけエライ!って事だろう。

あれは最後の卒業制作の時だった。
作品の前に立って「ん~特に説明する事はないです。」と一言で僕のプレゼン
は終了。

昼休みに酒は飲むわ、喫煙所で鍋パーティーするわ。
卒業できたのが不思議だ。

アルバムに
「自分が悪いのだけれど学校を間違えたと思った。
 もうデザインをやる事はないと思う。」
書かなきゃいいのに、そんな事を書いてしまうヤングな僕。

二度とやらないと思っていたデザインを僕は最南端で
やっていたんだな。
専門学校の2年がなければ、全く違うものになっていただろう。
お世話になった(迷惑をかけた)3人の先生に最南端を送る事に
しようと思う。
卒業制作って事で。

初蹴り!

2009-02-25 23:47:05 | 静岡
静岡はサッカーが盛んで有名だ。
初蹴りといって正月の寒いグランドでサッカーをするような県民だ。

僕も昔からサッカーをやっている。
アメリカを徒歩で横断してもマメ1つ出来る事が無かったけど、日本に
帰ってきて久しぶりにサッカーをしたら足の裏の皮が全てはがれた。
やはり、サッカーは激しい。

僕は今、2チームに所属していて、そのうちの1チームが今週の日曜に
練習試合をするそうだ。
僕にとって初蹴りだ。
半年振りにサッカーをする僕は死ぬんじゃないかと凄く心配している。
日曜日、大雨が降ればいいのにな。

本に聴く

2009-02-22 22:39:14 | 編集長の本棚
その4
「クマとアメリカ・インディアンの暮らし」
デイヴィッド・ロックウェル
どうぶつ社

北ヨーロッパ、アジア、北アメリカ、もちろんアイヌ
の人たち全てにクマについて「超自然的存在あるいは力」と見方に多くの部分で共通している。
オホーツク文化(北海道の北)の人たちが行っていたクマ送りの儀式が擦文文化(北海道の南)と混ざり今ではアイヌの儀式になっているのだと思ったけど、本で直接触れないけどクマについてアイヌの人たちが
共通の見方を持っていても、なんら不思議は無いし、
日本列島人(ネイティブジャパニーズ)も共通するものが必ずあるはず。
クマについて学ぶ事は私たちがどのような目で世界を
見ていたのかを学ぶ事。

つながり

2009-02-21 11:08:38 | 静岡
今年に入って、たくさんの人と出会った。

2日前は芝川町の山の上の家に行き薪で風呂を沸かす生活をしている人や
昨日は楽器を吹きながら豆腐を売っている人。
 このごろ一番強烈な出会いは富士宮の「木の花ファミリー」というNPOの村。
そこを訪ねて、これから世界がひっくり返る事を僕は確信した。
 近くの街で面白い活動をしているチェ・ゲバラのような集団を発見したり。
「初めて会った気がしない」とか「偶然じゃない」とか
「長谷川京子の目に似ている?」とか色んな事を言われる。

今は森に入って木に一本一本挨拶しているような状態だ。
正直、顔はおぼえていても名前までは、おぼえきれていない。
みんな「元気だよ。」と言いながらも辛そうな人が多かったな。

不器用な僕は人との関わり方というものをよく考える。
人との関わり方に器用にはなりたくないし、僕はきっとなれないのだと思う。

人を自分の都合にいいように利用する事はしたくはないし、
ちゃんと向き合っていきたい。
向き合えていないと感じたら、向き合える時がくるまで待つ。
人と人が向き合えば、きっと何かが生まれる。

そうやって繋がっていくこと事を信じて。

ミタクエオヤシン

最南端を持って

2009-02-19 00:52:12 | 最南端

昨日の朝、朝6時から東京の平井で迷子になった。
凄く寒かったよ。
上の写真を撮っていたら山田さんの弟子に笑われた。

最南端の1回目で北山耕平さんの本を紹介する。
本人に許可をとってみると「もちろんいいですよ。」と言っていただけた。
それに「出来上がったら見せてほしい。」と言っていたのでカラーコピーの
状態だけど持って行く事にする。
怖いもの知らずの最南端編集部であります。

今度、山田さん家でこんなイベントがあります。
最近の東京のトークはすぐに満員になってしまうので入れないかもしれませんが。


 最勝寺 at 平井 江戸川区 東京都

このイベントは3月中旬に上野水上音楽堂で開かれる「バカでもできるもん!環境作戦会議(通称:バカ環)」に賛同して、神戸のランドアンドライフとテックワ・イカチ・プロジェクトがおこなう『ホピの予言 2004年度版』リレー上映会&トーク&ライブ第1弾で、会場を提供いただいた江戸川区平井の最勝寺でおこなわれるものです。2月最終日のトークライブには、縁があって北山耕平が参加します。

  バカでもできるもん!環境作戦会議」

『ホピの予言 2004年度版』リレー上映会&トーク&ライブ

 2月28日(土曜日)

 15:00 『ホピの予言 2004年度版』上映
 17:00 トーク
 19:00 交流会

【トークゲスト】 北山耕平(翻訳家・口演家) 坂田昌子(虔十の会代表)

※入場無料(ドネーション制)

ご寄付は「テックワ・イカチ〜大地と生命〜」の日本語版出版と、「バカ環」運営費用に充てられます。 2000円以上のご寄付は、テックワ・イカチ資料を2冊進呈。

【ご予約・お問合せ】
 Mail techquaikachiproject@gmail.com
 電話 080−6546−5422(みなと)
 ※ 定員50名で、要予約。


東京へ

2009-02-14 01:50:10 | 最南端


明日からしばらく東京にいる。
というのも、最南端第一号が最終段階に入っているので最後の確認を
デザイナーの牧(東京)とする。
マキが言うには8割完成しているそうだ。
残りの2割は何だ?

考えてみれば「フリーペーパーやろう」とマキが荻窪の喫茶店で言い出して
イラストのTakumiと僕の3人でやる事になってから、いつの間にか1年半がたって僕は編集長になり、メンバーも7人になった。
あ~長かった・・・。

そんな感じで最南端はやっと最終段階に入っています。
(全4回なので)1/4号は3月のはじめごろに完成するだろうと思います。
お楽しみに!





あれから3年

2009-02-13 02:28:51 | 静岡
Pharoah Sanders, Zakir Hussein, Trilok Gurtu: Jewels of Love


いやー今日もグレートな一日だった。
Zakir Husseinのたたくタブラに感動して3年前にタブラというインドの
太鼓を買った。
この前、ついに東京でZakir Husseinのコンサートが見れて本当に感動した。

買ったはいいけど、こいつがとにかく難しくて世界一難しい太鼓と言われるのも
よくわかる。
タブラがたたければ全ての太鼓がたたけると言うのも納得するくらい難しい。
太鼓と言うよりベースなんだ。

3年間ほとんど使わずに眠っていたタブラが今日の夜になって出動した。
タブラの調律くらいはできるから持っておいで、と言って頂いた方が超うまいんだ。
教えてもらいながら一緒にたたいていると僕の音楽魂に火がついた。
どんな楽器よりも太鼓というのは神聖なものだと僕は思う。

You tubeを見ていたらPharoah SandersとZakir Husseinの見つけた!
こいつは凄い発見をしてしまった。

パスタマシーン登場

2009-02-12 00:06:59 | 最南端
昨日、待ちに待ったイタリア製のパスタマシーンが届いたというので
魚の街、焼津へ受け取りに行ってきた。
超嬉しい僕は陽気な曲を聞きながら車で家を目指してはしった。

途中で最南端を置かせてもらおうと考えていたチャールストンという喫茶店で
話をしたら凄く興味を持っていただけた。
甘いコーヒーを飲みながら僕がアメリカインディアンについて勉強していることを話すと驚いていた。
 お店のマスターはエココロという雑誌を毎月読んでいるようで、ちょうど
今月号に北山耕平さんとUAの対談が載っているのを読んでアメリカインディアンに非常に興味を持ったそうだ。
それで友人から「虹の戦士」という北山さんが翻訳した本を読んだところに
僕が現れたのは必然のような偶然だった。
話をしていると空は晴れているのに店の窓から雨が降っているのが見えた。

名詞やアドレスを交換して僕が帰った後、空に虹が掛かったとマスターのブログを
読んで知った。

僕はこのごろ頻繁に遊びに行くキャンドルを作っている「ほのま」さんへ
届いたばかりのパスタマシーンを自慢しに行くことだけを考えていたので
虹は見てない・・・。
残念。
でも、雑誌エココロの中の対談に書かれたままの空が確かにあったんだな。