飾磨小学校PTAコーラスムーミンズの練習も大詰めです。
というのは、
2008年度市民文化祭 合同演奏会に参加します。
ここでご案内。
合同演奏会
とき 2008年11月2日(日)
ところ パルナソスホール(市立姫路高校音楽ホール)
1部 10:10 開演
2部 13:30 開演
市内小・中学校PTAコーラスグループ 36グループ
姫路市立好古学園大学音楽科
姫路市児童合唱団 計38団体の参加です
飾磨小学校は2部の2番目。
関係者でだいたいの席は埋まりますが
一般席もありますので、よろしければ聞きに来てください。
ただし駐車場がいっぱいになりますので
市バスをご利用下さい。
飾磨小学校は
♪ふるさと あのよく知られているの うさぎ追いし~♪を
2部合唱のアカペラで歌います
2曲目は
♪秋の女よ(あきのおみなよ) 佐藤春夫作詞 大中 恩作曲
3部合唱で山名由美先生のピアノで歌います
秋の女よは ずいぶんと前、安室小学校の指導をしていたときに
取り上げた曲ですが、グループが変わり、私自身も年を重ねて
そのつど、感じ方が変わってきて、思い出深くもあり
興味深い曲でもあります。 詩は下記に記載しましたので
それぞれの解釈をお楽しみ下さい。
この曲は やはり秋がお似合いかなとこの季節に取り上げました。
各パート 微妙な音程や動きがありまして、
パート練習や当初のあわせる練習では、
みなさん、難しいとぼやいておられましたが
さすがに発表会を控え、暗譜もできて
ぐっと上達してきました。 当日が楽しみです。
ピアノの山名先生も今日は早めに教室にきて、
伴奏のチェックと指揮との打ち合わせをしました。
パルナソスの音響のよい、あのステキなステージで歌えることは
音楽関係者でもなかなか機会のないことです。
そのステージで合唱といえども歌えることはとても幸せなことと思います。
今日は みなさん歌っていると 録音しか客観的に聞くことはないので
少しずつ交代でホールの客席から聞きあい、
表情を、お互いにチェック。
緊張すると恐い顔になりますからね。
仕上がってきて、お互い冷静に他のパートを聞けるようになると
やっぱり 歌っていいな、歌えるっていいなと思わせてくれるのが
コーラスの醍醐味です。
練習のホールはいつもの 飾磨図書館4Fホールです。
秋の女よ 佐藤春夫
泣き濡れて 秋の女よ
わが幻のなかに来る
泣き濡れた秋の女を
時雨だ わたしは思ふ
泣き濡れて 秋の女よ
汝は古城の道に去る
項(うなじ)に落葉がちりかかる
枯れた蓮(はちす)を 見もしない
泣き濡れて 秋の女よ
汝があゆみは一歩一歩(ひとあし ひとあし)
愛する者から遠ざかる
泣き濡れて 泣き濡れて
泣き濡れて 秋の女よ
わが幻のなかに去る
泣き濡れた秋の女を
時雨だ わたしは思ふ
一しきり わたしを泣かせ
またなぐさめて 秋の女よ
凄まじく枯れた古城の道を
わが心だと わたしは思ふ
この曲は昭和50年代だったかしら
高校生、合唱部在部のときに楽譜をみて
きれいなメロディーに惹かれてずっ気になっていました。
混声合唱でしたからその時は歌うことはなかったです。
女声合唱で自分が選曲できる立場になって
実現した次第です。
音源は昨年ホールで私たちPTAコーラスの録音が手もとにあります。
しかしお聞かせするようなコーラスでないのが
残念です。