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【なるせ音楽教室】

おまけの○もいろいろ

2010-03-09 | レッスンのすすめ方

 

 先日入会された、壬生娘と同じお年頃の女性。

 高校卒業まではピアノをしていたそうで、

 お話を伺うと しっかり頑張っていました。

 私は体験時にぶしつけな質問をしました。

 「高校の時の先生には習わないのですか」の問いに

 

 ①小さい子が多い教室。

 ②先生が優しすぎた。

 ③そのやさしい先生はまだ頑張りたいのにおまけの○をつけてくれた。

   (でも ○がついて ホッしたこともあった)

 

 だいたいこのような思いを聞かせてくれました。

 ①そういえば、うちでは大人の発表会ができるくらい

   大人も多い。 子どもから大人まで年齢分布が平均されている。

   敢えて言えば中高生が少ないかな。

   勉強や、部活に力を入れる時期だから仕方ないかな。

 ②先生が優しい? 自分で言うのもなんですが

  娘も認めていますが 厳しくないというか私は優しいです。

  たまに愛情のある(これも 自分で言うか・・ですが)叱り方はしますが。

 

 気になるところは③番。

 おまけの○もいいと思うよ。

 その際上手に思いが伝えられない子ども気持ちを察して

 コミュニケーションをしっかり取るのが大事です。

 

 もうそろそろ ○になってほしいけれど

 どうもこの曲、好きじゃないみたいでなんとなく弾く気が起きないのかな?

 

 この曲のこの部分は頑張ったけれど出来ないようなら

 

  あとで似たような曲があるからそこで頑張る?

 

 頑張って欲しいからまだ○はつけないよ。

 

 3冊教本をしていて タイミング的に全て○で来週全て新曲になると

 譜読みが大変そうな場合、これもその理由を言って○を保留することも。

 

 納得の○やおまけの○、○にならない・・

 それぞれ理由がありまして、きっちりとわかるように説明していると

 そのうちに先生の気持ちもわかってくれます。

 

 新曲になって譜読みが面倒くさいから

 「○をつけないで」とお願いされることもあります(笑)

 「では これから2年生になっても3年生になってもずっとこの曲?」

  そういうとさすがに次に進みますね。

 

 優しさだけじゃいけないと知りつつ

 ついおまけの○をつけようかな・・と思っているところ

 「今度もそれをやらせます」とお母さんから意見がでると

 ホッとします。 微妙に○がつかない理由を演奏を聞いて

 感じてくださっているわけですから。

 中には 威勢のいい播州地域ですからうしろから

 「先生 甘い!」と掛け声が飛ぶことも・・

 そんなお言葉も嬉しくて しっかり次もやってきてもらいます。

 

 

 話を戻して③なのですが

 大人ですから、希望や意見があったらしっかり教えてくださいね。

 レッスンの進め方については話し合いで解決できますよ。