泣かす 泣かされた・・
物騒な話ですが 学校の教室なら ちょっと・・ですが。
家での練習のことです。
母 1「 泣かしてでも練習させたら だんだん弾けるのが
わかりました」
でしょう？ 泣かさなくてもいいのですが、
でもそこまでしてでも練習させて下さい。
泣かしても、それを後でフォローできるのは
いつも接してしるお母さんなんです。
生徒A「 お母さんに泣かされたの でも弾けた」
でしょう？ 泣かしたお母さんは、実はとてもいいお母さんなのよ。
○○ちゃんが上手にならなくてもいいのなら
お母さんは何にも言わないのよ。
でもお母さんは 上手になったらうれしいから
何度も何度もいうの。
だから ○○ちゃんのお母さんはいいお母さんよ。
ちょっと 納得してくれたかな・・。
先生「ひかりちゃん 今週はとてもよく弾けたね」
ひかり「うん 大体暗譜できていたから
○○○電気に行った時に たくさん弾いたの」
たしかに あそこの2階は広々として
電子ピアノがたくさん置いてある。
電気屋さんで練習！
でもね あれって 売り物だからね。
最近 ちょっぴり子育てに自信が持てないのか、
（子育ての話になると 長くなります。自信なんてのは
誰も持てないと思いますが、時にはわが子にビシッと
言うことも大切）
母 「練習して 弾けないと泣くんです」
先生「 いいことですよ。 泣かしといてください」
お母さんによっては 私の言うことに不安を感じる方が
いらっしゃるようです。
泣かずに練習ができるにこしたことはないですが、
弾けないのが悔しくて泣くのは、進歩の証です。
どこでつまづくのか、知っておきたいから、
いい アドバイスができるように
こっそり子どもさんのいないときに 練習をしているお父さんが
いらっしゃるのですが。
そのお気持はありがたいですが、
過保護にならないように 気をつけてくださいね。
楽器の習得には
家での練習が大切なのは言うまでもないこと。
先生は週1回のアドバイスと後押し。
当然のことなんですが家での練習の仕方で上達度が断然違う。
家での細かい練習の仕方を説明するより
とにかく、 練習してよ。 何でもいいから ピアノの前に座る時間を
少しでも長くしてよ。 と懇願したいくらいです。
その上達のための家庭での重要人物は
習っている本人じゃなくて お母さんなんですよ。
母 「先生 うちの子 昨日しか練習していないんです」
先生「お母さん、 お仕事が忙しかったのですね」
母 「わかります？ やはり私が 『練習しなさい』といわないと しないのです」
先生「当然ですよ。 1. 2年生のましてや男の子が
自ら お母さんに言われなくても練習しはじめたら
明日は 嵐か
大雪か
。
それくらい 珍しいことと思ってくださいね」
母 「やはり 私が悪いのですね・・
」
先生「お母さんは悪くはないのですが、 練習するのを
キチンと生活習慣に組み入れるのが お母さんの役目なんです」
これがスイミングなら
家にプールがある子はいないのだから
練習はスクールでと、ほぼ同じ条件になるからいいのですが。
音楽は家庭での練習が大切ですよ。
